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Chris Potter / Adam Pieronczyk 📻Seaside Jukebox: 2024/05/26

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Söndörgő feat. Chris Potter - Hid (Official Live Video)

クリス・ポッターの熱演。15分弱の動画に幾度も出てくるソロに目が点になりました。彼はフィーチャリングとして客演すると思い切りが良くなる印象があります。ルーマニアの音楽にバリバリと突入し、融合していく姿は圧巻です。

<< 新譜メモ~YouTubeプレイリスト >>

藤原さくら - 初恋のにおい
THREE1989 feat. 土岐麻子 - Sweet Sweet 
Lee Ritenour · Dave Grusin - Cravo e Canela (Clove and Cinnamon) 

Alex Carreri · Varijashree Venugopal - São Paulo to Bangalore 
Hermeto Pascoal & Grupo - Pra você, Ilza 
Eric Alexander - Serenade To A Cuckoo 

Alison Burns · Martin Taylor - The Folks Who Live On The Hill 
Joshua Moshier · Marquis Hill - Semipermanence 
Benjamin Koppel · Brian Blade · Anders Koppel - Fall from Grace

9曲 45分



<< ライブ ~ Adam Pieronczyk meets Yukari Sekiya@大阪 2024/05/21>>

まずは、毎回素晴らしいライブを企画される WAY OUT WEST さんに感謝。Linda May Han Oh、Benjamin Herman、福盛進也など、主催されたライブに伺うたびに新しい発見があります。そして、今回はポーランドのアダム・ピエロンチクのライブを見て、彼のファンになりました。

何より、彼のソプラノサックスの音色。フルートや篠笛のように空気をたくさん含んだダークな音。倍音の乗り具合は、スロバキアの羊飼いが吹くフヤラ(fujara)を連想させます。
低音では尺八のようにコブシが唸り、高音では猫の鳴き声のようにキュッと締まる彼のサウンド(マイクなしの生音?)にじかに触れただけでも大満足。

途中、サックスだけのソロ曲がありましたが、音楽的な楽曲の演奏というよりも、落語の名人芸を聞いているような「語り」の瞬間が何度もありました。
さらに、ピアノの関谷友加里さんとの掛け合い、というよりも容赦なき音の応酬も迫力満点。聴きに行った甲斐があったなぁと、帰りの電車で居眠りしながら余韻を楽しみました。