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地方のお金持ちの4パターン、ずっとお金の仕事をしてわかったこと


私は今までお金に携わる仕事をしてきました。大学卒業後に地元の信用金庫で6年働き、その後、営業担当をしていた会社から声をかけられ転職。経理・財務を中心とした管理部門の責任者として働いていますした。今は沖縄の地で子会社をつくり、軌道にのせるため、経理、財務、採用、営業もすべてこなします。

毎日、お金!お金!!お金!!!と20数年そんな日々が続いていますが、お金が嫌いになることはありません。リアルに札束を数えるのは嫌いです。指が疲れるので。1億数えろとか言われたら、地獄です。数えてそのお金がもらえるなら話は別です。

私は東京や大都会で暮らしたり、働いた経験がありません。本当のお金持ちがどういうものかわかりませんが、地方で財をなした人や、裕福な人たちは、仕事柄たくさん見てきました。その中で、お金持ちはいくつかのパターンがあることがわかりました。本記事ではそれをまとめてみたいと思います。

事業で成功した人

一番のお金持ちはやはり事業で成功した人です。会社が上場して、莫大な利益を得たという経営者ではありませんが、事業が大成功し、その役員報酬などで、富を築いた方々です。まさに桁違いの富や資産があります。職人系の仕事をして技術を覚えて若くして独立したなんて方がけっこういます。お金持ってます。

事業で、成功し、キャッシュも資産も増えると、資産運用などで、一般の人には降りてこないような投資の話がきたりします。ある程度、まとまったお金じゃないと申し込めないような商品。お金持ちには、そのような話が数多く入ってくるので、さらにお金が集まるようになります。車の買い方や売り方なんかも上手です。

儲かっている会社の2代目、3代目、後継者

若い世代、中年の世代で裕福な方々はこのパターンが一番多いです。論理的に考えても、このパターンが裕福に決まっています。2代目と聞くとなんとなくバカ息子を想像しますが、そんなことはなく、計画的に経営者として育てられ、仕事もマネジメントもできる人もたくさんいます。(そうでない人も当然います)若い時から、要職に就き、良い給料ももらい、かつ家を立てる時などは、土地などをもらったりするため、大きな出費も軽減されるので、お金も貯まり資産も増えていきます。富は継承されていく典型的な事例です。

農家というか土地をたくさん持ってる人

今や専業農家さんは少ないですが、兼業農家さんでいろんな所に土地を持っている方々も裕福なご家庭が多かったです。農地を転用して、アパート経営をしたり、大規模な商業施設に土地を貸したり、不動産による収入がかなりあります。前職の信用金庫で、一番のお金持ちを噂されたいたのは、理事長の運転手さんで、地域では有名な土地持ちの方でした。上司でも、実家が元農家で、40代半ばで、住宅ローンなどの借金もなく、支店長よりもゆとりがかなりありそうな方がいました。仕事は全くできませんでした。

定年退職を迎えた夫婦で公務員だった家庭

典型的な年功序列の給与体系なんですが、夫婦共稼ぎで公務員の場合、年齢が上がれば上がるほど、夫婦の給与が上がっていくので、世帯収入が、なかなかの金額になります。そして、二人で定年を迎え、その時にでる二人分の退職金の破壊力は凄まじいもの。60歳以降に地道ながら確実に裕福な暮らしを目指すなら、W公務員はおすすめです。

お金持ちの4パターン

地方のお金持ちの人たちのパターンは、上の4パターンに分かれます。上場企業の役員、地銀の職員などももちろん稼ぎはいいのですが、お金もちというレベルまでには達しません。もちろん、例外的な人もいるのですが、それは例外中の例外。一人とか二人とかのレベルです。地方でお金持ちになるには、上記の4つ。自分の意思でどうにかなるのは、事業を起こして成功するか、夫婦で公務員をするか、ということになります。

でも例外のオンリー1はいる

田舎でもオンリー1的な稼ぎ方をしてる人がいました。都会に行けばもっといるかもしれませんがその人ならではの稼ぎ方をして、財を成した人がいました。

私の先輩で、リアル金持ち父さんのような人がいます。その方は、不動産投資というか、中古のテナントビルを購入し、テナントを貸し出す商売をしています。(ビルと言っても東京のビルではないので一桁階数)そのビルの数も増え、もちろん収入も増加。今では、日本に住まず海外のリゾート地に住んでいるとか。銀行からの借入金を原資にテナントビルを購入し、テナントを貸し出し賃料を得ているわけです。不動産投資で成功されている人も増えましたが、今はSNSやネットを使用して副業的にも稼がれている方は増えていますよね。

事業を起こして成功するかオンリー1の稼ぎ方を見つけるという結論

というわけで、自分が見てきた世界ではありますが、地方におけるお金持ちのパターンは4つ。自分の意思で、若くしてお金持ちを目指すなら、事業を起こして成功する、もしくはオンリー1の稼ぎ方を見つけるという方法しかないのだろうという結論にたどり着きました。で、自分はどうするかというと、45歳も過ぎ、若くはありません。しかしながら、無策で生きてきたわけではありません。事業を起こしているわけではないのですが、お金持ちを目指す下地はできたかと思っています。やっぱりお金がすべてを解決するのでお金持ちになりたいですよね。

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