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鳥見雑観(1) 花と鳥のコラボ(1)

10年続けてきた野鳥撮影だが、その中で花と野鳥というのは、ある意味一大テーマだと思う。その写真を撮るカメラマンの中でよく使用される言葉がある。それは(花などの言葉の省略形)+(鳥の言葉の省略形)というもので、だいたい4文字になるように省略されて使われるようだ。
例えば、ハスカワというのは、蓮の花に絡むカワセミと言う言葉であるし、コスノビというのは、コスモスの花に絡むノビタキだ。このようなシーンに出てくる野鳥は花の茎、蕾、花弁に止まる野鳥が多く、地面を主として生活領域にする野鳥、例えばキジなどで、コスキジとかいうことは無いように思う。

いわゆるコスキジ


元来、人間が言葉を記憶する上で、長い単語は覚えにくく、普通3音、または4音に区切って覚えるものという。私が以前いた会社はコンピューターを製造販売していたが、それに使用する部品を識別する部品番号というのがあり、7桁だった。これを社員は3桁+4桁と分けて記憶していた。だから、頻繁に言う言葉をコスモスノビタキと言うことはなく、コスノビ(4音)にしようとするのだと思う。


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