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今月の野鳥(JB2015年9月号より)

「生き物が水の中に群がれ。鳥は地の上、天の大空の面を飛べ。」
 (創世記1:20b)

翡翠という宝石と同じ名前の鳥がいます。カワセミです。鮮やかな青色と長いくちばしを持ち、1960-70年代の近代化に伴って見られる機会が減っていましたが、最近再び都会の公園等でも再び見られるようになってきました。全世界で見られる鳥で、ガリラヤ湖の湖岸でも見られるそうです。イエス様も2000年前にこの鳥を見ていたかもしれませんね。そう思って眺めると、別の感慨が湧くかもしれません。
(撮影2014/9/2横浜市金沢区にて)

翡翠という漢字は本来カワセミに使われていたのが中国の大元だったそうだ。そのうち、この漢字は宝石のヒスイを現す漢字として使われたのだそうだ。英語名はCommon Kingfisherだから、世界中に分布している鳥だ。ちなみに、日本語のxxセミはカワセミ属のうち魚を主たる食料にしている名称なのだそうだ。他のカエルなどを食料とするものはxxショウビンという名前になるようだ。カワセミは一般に年に複数回繁殖を行い、XX番子と称される。写真のカワセミの手前2羽がこの直前に巣立ちした3番子で、親が魚を与えようとしている。

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