Flower World

君がかわいくないというから
僕が君を花にする

18回目の夏 帰り道
学校前で待つ 走る君
地面を追いかける影は

背が高いのが嫌だ いうからさ
僕は君を連れていく ひまわり
背が低いのは嫌だ いったらさ
君は僕にくれたのが たんぽぽ
2人の頬を黄色に染める

30回目の今 忘れ物
思い出せずに来た 焦る僕
赤い絨毯を歩く君は

悪口を行ったその日 二人でさ
僕らは歩いていく バラ
涙を流した次の日に 一人でさ
君に持って帰るよ ゆり

あーあ 一瞬しかないけど
君の笑顔みたいに 一瞬だけ咲く
理由はないけど 美しい以外
言葉を知らない

何かに追いつけ 太陽へ
僕は君が咲くのを 待っている
答えてほしいから 影で
僕らは支え合っている 見えない
誰も見えない 地面の下で

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