無題

そういえば、少し前に、何なら1+1が2かどうかも疑わしいと言うようなことを書いた。本当に思う。なんで1+1は2なんだ？ 不思議、なぜ全員が同じ1の概念を理解してるんだろう、教育の賜物。誰が最初に1を決めたのか、でもそこに確かにりんごは1つだったのだろうから、この1つのりんごを「1」と数えることにしたはずだ。なら1のりんごと1のりんごを並べれば価値が倍になって2なのだろう。今では初等幼等教育において最初に学ばされる。誰も違和感を持ってないのは、実際、目の前のりんごは1つだからだ。数の概念というのはホモ・サピエンス以外の生物も持つものだろうか。こうして生活している時に身の回りに溢れる多様なものも、どれも核があって電子走り回って決まった数ごとに集まって列をなして私たちの網膜に映るレベルの「個」になっているわけで…

※本稿は2017年のtumblr投稿から転載した記事のため現在の思想と異なる場合があります