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人生初の推しができた! 創造営2021

前回の投稿からだいぶ開いてしまいました。その間何をしていたかというと、冬から春にかけて「創造営2021」という中国のアイドルオーディション番組に夢中になっていました。

思いがけずコロナが長引いて、旅には出られず、大学の聴講生受け入れも中止。停滞感が焦燥感に変わりつつある頃に、妹をはじめ友人や知人など、これまでアイドルに興味のなかった人が続々とBTSにハマり、そんなタイミングで創造営2021を見始めました。

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「創造営2021」は国際的なボーイズグループを作るための中国のアイドルサバイバルオーディション番組。アメリカや日本、ロシア、タイなどからも練習生が集まっていて、youtube(英語字幕あり)やWeTV(日本語字幕あり、一部有料)で見られます。

きっかけはナタリーなどの、日本人参加者の紹介記事。ストリートダンスの世界一や、韓国SMエンターテインメント御用達の振付師も参加すると書かれていました。ダンスは自分とは相容れないカルチャーだと思っていたけど、素人が見ても違いがわかるくらい凄まじくて、身体ってこんなに自由に動かせるんだ! と、くぎ付けに。ここまで実力のある彼らがアイドルになるの⁉ と興味を持ち、見ているうちにすっかりこの番組の魅力に取りつかれてしまったというわけ。

元々、オタク的要素は薄めで、アイドルや俳優、芸能人やコンテンツなど、ほとんどハマったことがなかった私。しいていえば、北欧や台湾くらいで、のめり込めなさがコンプレックスでもありました。

「創造営2021」は国際交流や仲間との友情もテーマになっていて、90人が共同生活をしながら成長し、また挫折もして、見ているこちらも感情移入せずにはいられない。そして、中国語や英語など、片言でもそれぞれが使える言葉を駆使してコミュニケーションをはかっている姿勢もすごく良かった。

人の才能や頑張りを素直に認めて、ありのままの自分も受け入れる。スポ根的な要素はほぼなくて、グローバルかつ青春。なんて素敵な世界だろうって眩しくて、気づいたら沼にハマっていました。人とのふれあいや心が動くことも減っていたから、なおさら揺さぶられたのかも。

あと、美術やステージ衣装のスタイリングがとにかく豪華なのです。ステージ衣装は一からデザインしているものもあれば、トレンド満載のハイブランドの服も多々見られる(なんと、グッチの新作をリメイクしていたりも!)。課題曲のチョイスも良くて、音楽面でも楽しめました。
*ちなみに、メイクなどのスタイリングは韓国寄りです。

多種多様なジャンルの実力者が揃っていて、アイドルというよりはむしろ、アーティスト。ちなみに、創造営2021の参加者の平均身長は180㎝くらいだそうで、見ていると感覚が麻痺します。

オタ活経験のなさから投票などには参加しそびれて、計100時間超といわれるコンテンツをくり返し見ては、泣いたり笑ったり。運よく「INTO1(イントゥワン)」というグループでデビューが決まって、現在は2年限定で活動中です。

これまで、なかなかエンジンがかからなかった中国語学習は、コンテンツを見まくっているおかげで、ふれる機会が格段に増えました。
ちなみに、タイとドイツのダブルでもともと独・英・泰マルチリンガルの推しは、語学の才能を発揮しまくって、かなり早いペースで中国語も習得。学習歴一年ほどでペラッペラになっています。凄すぎる。

ネイティブでない人の話す中国語は、聞き取りやすくて助かりますね。目標は、世界のどこかでバッタリ会ったときに、中国語で話しかけられるようになることです。




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