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【Kuryuカップ優勝】れんげきドラパルト デッキ紹介、解説①

こんにちは。ヤナギラスです。

バズーカ三銃士でポケモンカードのYouTubeをやっています。
また普段からよくドラパルトを練習していて、シティリーグS1、S2のどちらもドラパルトで出場していました(後1ブレイブキャリバーで散りましたが)

今回はドラパルトデッキでKuryuカップ優勝という結果を残すことができたので、そのデッキ紹介をしたいと思います。

スクリーンショット 2021-02-04 19.53.40

Kuryuカップは特殊ルールもあるので、まずその説明をさせてください。


Kuryuカップの特殊ルール

Kuryuカップ(主催:@Asutorufo_ruler)では対戦直前にデッキレシピを提出し、大会中のデッキ変更アリとなっています。

そのため、1回戦はドラパルト、2回戦は三神、みたいにデッキ変更が可能です。

ですが、僕の場合はドラパルトしか使わないと決めていたので、全戦ドラパルトを使用しました。

この記事は、そのドラパルトデッキ2種類の紹介と1デッキの解説となります。(話がゴチャゴチャになるので)


環境の整理

環境の整理はデッキ選択と対策する優先順位をつけるために行います。
環境は下記のように整理しました。

Tier 1
三神ザシアン
レッドパーフェクション
ムゲンダイナ

Tier 2
一撃ウーラオス
マルヤクデ
アーマーガア
ドラパルト
連撃ウーラオス
ビクティニ(まだ出てこないかな)
※現段階の研究で上から強いと思っている順番

デッキ選択はドラパルトと決めていたので、あとは上から順に対策するだけになります。

対策を考えた中で2つのデッキリストを作成しました。


れんげきドラペルト(れんげきエンパルト)(2021/1/27 準決勝)

れんげきドラペルト-1


ドラパルト(2021/2/3 決勝)

ドラパルトデッキ-1


この記事ではまずれんげきドラペルトについて解説していきたいと思います。

れんげきドラペルト

◆コンセプト
コンセプトはドラパルトの相性補完です。

ドラパルトは悪弱点なので、ムゲンダイナが不利マッチとなります。そこで1エネで技を使えて、ムゲンダイナの弱点となるれんげきウーラオスVMAXで補うことにしました。
(ここまでは他の方もよくやっていると思います)

◆問題点
ですが、それだけでは他のデッキに対して弱くなってしまうことも想定していました。具体的に言えば、ドラパルトかウーラオスで弱点を取れないデッキに対して中打点でしか攻撃できないデッキです。

またさらに問題があって、こちら側が最初にVMAXポケモンで戦うとサイド3取られてしまうので、次のVMAXポケモンが倒されるとサイドが3-3で取られて負けになってしまいます。(サイド3取られた後にサイド2のポケモンで戦うのがキツイし)

相手にサイド3-3で取られるのはリセットスタンプの効きが弱く、相手が出すダメージの合計が650とかになるので、試合全体で見たときに弱い動きになります。

ここまでの問題点を軽くまとめます。

・弱点を取れないと弱いデッキになってしまう
・サイドの取らせ方が弱いデッキになってしまう

◆解決方法
そこでこれらの問題をエンペルトで解決することにしました。

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これによって炎タイプにも弱点を取れる。Vポケモンで攻撃して、2-3-3のサイドプランを相手に押し付けることができるようになりました。

さらに「らせんぎり」はエネルギーをベンチのポケモンにつけ替えるので、ホラー超れんげきエネルギーをつけたエンペルトで「らせんぎり」→ドラパルトにホラー超、またはウーラオスにれんげきエネルギーという、後続を育てる役割も持てるようになります。

◆エンペルト3枚の理由
僕はエンペルトをかなり高く評価しているので、普段は2枚採用するところを、ドラペルトのデビュー戦の記念に3枚で対戦しにいきました笑(絶対にエンペルトスタートしたい)

あとエンペルトが好きだからです。(RRもSRもSAも4枚揃えました。)

◆カード採用の理由
ドラパルトV - VMAX 2-2
試合中に1体VMAXが立てばOK

ウーラオス V - VMAX 3-2 
試合中に1体VMAXが立てばOK、しっぷうづきが1エネで動けるため、ドラパルトよりも早く用意したいと考え、Vを3

コロトックV 1
手札をトラッシュするカードが多いのでエキサイトステージでデッキを回します。コロトックがサイドにいるときはマリィ や博士を積極的に使っていく回し方で大丈夫です。

クロバットV 1
まじで何も引けないとき用に1。基本的に使う予定はありません。

ミュウ1
VSれんげきをこれ1枚で対策できるので採用。このデッキを使い込めば抜けるカードだと思いますが、まだそのレベルで回せてないと思うので採用。(極論いらないけど、プレイを楽にするために採用)

エンペルトV3
前述の通り、エンペルト使いたい気分だったので3枚。

みずの塔2
グズハラから入れ替えカードになるので採用。

無尽発電所1
主に相手のジラーチGX、オドリドリGX、デデンネGXの特性を止めます。

クイックボール 4
種ポケモンがいないとポケモンカード始まらん笑

しんかのおこう1
ミラー1枚持ってたので採用。この枠はポケ通でも良いと思いますが、基本的に引いたポケモン全部使いたいので、おこうになりました。

ポケモン通信2
進化ポケモンを持ってきたり、博士でトラッシュすることを防ぎます。3でもOK。

ポケモン入れ替え2 あなぬけのひも2
アサルトジェット、しっぷうづきが入れ替えていないと火力が出ないので多めに採用。コロトックが前に出ることによって、ドロー枚数を増やすこともできます。

ふうせん1
グズハラから入れ替えになるカードその1。
Uターンボード2枚目より、エンペルトやウーラオスを下げられるふうせんのが強い。

Uターンボード1
グズハラから入れ替えになるカードその2。

リセットスタンプ2
試合中に必ず1回は使いたいので2枚採用。

ツールスクラッパー1
相手の学習装置や風船、お守りを破壊。自分のUターンを破壊して無理やり入れ替える方法もある。
グズハラがあるのでツールジャマーでもあり。

タッグコール1
本当は2枚欲しかったが、グズハラを引く才能があったので1。

くろおび1
逆転に使える札なので1枚採用。

マリィ 3
トラッシュしたくない札が多いので、多めに3枚採用。

博士の研究2
大切な札をトラッシュしたくないので本当は採用したくないカード。ただ環境デッキのゲームスピードに追いつくためには、1、2回使わないといけない。なので2。

ボスの指令3
2でもいけるが、攻めにいきたい気分だったので3。

シロナ&カトレア1
タッグコールの対象になる。序盤に使ったボスを回収したり、ドロサポを回収したり色々と融通が効くので採用。

グズマ&ハラ2
サイド落ちNGのカードなので2枚採用。3枚目を使うときにサーチするスタジアムやポケモンの道具がなくなっているので、2枚止まり。

マオ&スイレン
回復つよ

れんげきエネルギー4
ウーラオス、エンペルトにつける

ホラー超エネルギー4
ウーラオス、エンペルト、ドラパルト、ミュウにつける

キャプチャーエネルギー1
まじでボール引けないときにグズハラでサーチしてなんとかする。
ウーラオスかエンペルトにつける。

オーロラエネルギー3
誰にでもつける。クロバットも攻撃したりする。


カード採用について一言
正直コンセプト通りに回るなら何採用しても良いんですけど、このレシピだと、クラッシュハンマー やうねりの扇を採用できていないので、まだまだ改善の余地があると思っています。

(そう、クラッシュハンマー使いはデッキを56枚で回すのだ)

今紹介したレシピからクラッシュハンマー の枠を作るのであれば、キャプチャーエネルギー1、エンペルト1、抜けひも1、ミュウ1かなと思っています。


立ち回り(全般)

多色デッキの大前提として、相手に有利なポケモンで戦い、逆に不利なポケモンの使用は極力避けます。

この大前提を守るために、相手のデッキがわからない場合はエンペルトにエネルギーをつけます。そうすれば「らせんぎり」でエネルギーを分配できるからです。そのためのエンペルトの採用でもありました。

また可能であればコロトックVを盤面におけると良いです。マオスイレン、エキサイトステージ。グズマハラ、エキサイトステージは強力です。この動きをするためにUターンボードや風船はコロトックにつけています。

あとは相手のHPに対してこっちの技のダメージがちょうどで倒せるように計算して攻撃します。少なくても多くてもダメだと思って考えてみてください。

おわりに

といった感じで、少し駆け足でしたが、れんげきドラペルトの紹介でした。

まだ研究中の部分も残していますが、個人的にとても気に入っているコンセプトなので考えていきたいと思います。

あと、ドラペルトというネーミングの解説していませんでしたね。
ドラ(パルト)とエン(ペルト)のパルトとペルトをいれかえて、こう呼んでます。なのでエンパルトでもOKです!笑

次回のNoteは決勝で使用したドラパルトについてです
https://note.com/yanagiras/n/n1fce3ed01e3f


じゃ!またね!

P.S. 三神に勝つためのプランがこのデッキに隠されているよ!考えてみてね♪

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