【無料】先2で勝つ！！ねこのて超越レパルダス【ありがとうシェイミEX】

ヤナギブソン

<<2020/12/25 追記>>
2021/1/22より適用されるエクストラレギュレーションのルール変更が発表されました。
シェイミEXをはじめとし、オカルトマニアなど今までのエクストラレギュレーションの中心にいたカードたちが禁止となり大きく環境が動くことになります。
元々チラ裏レベルの走り書きでしたがより価値がなくなってしまうことになったので無料公開することとしました。
後半には2020/12時点でのレシピとちょっとした感想を載せています。
暇でどうしようもない方はお付き合いください。
<<追記終>>




こんにちは、ヤナギブソンです。
最近Apple Watchを買い、事あるごとにやれ立てだの走れだの運動を強制される奴隷となりました。
たまにこなすと褒めてくれるので嬉しくなります。
ちょろい。(僕が)


今回が初めてのnoteです。
初めましての方に簡単に自己紹介させていただくと、ここ2年くらいは仕事でほとんど大会に出てないものの主にエクストラをヒソヒソと楽しんでいるプレーヤーです。
直近の大会成績だと東京CLエクストラでアイアントを使ってベスト16でした。
あれはいろいろと噛み合いがよかった。
noteでは自分の中で思い入れがあるデッキについて備忘録として記事をたまに書こうかなと思ってます。
勝つための記事！というよりは「はぇ〜こんなデッキ作る人もいるんだな〜」程度に思ってもらえればと思っているのでゆるい気持ちで読んでください。
何よりこのデッキは1人回しがとても楽しい。(重要)


1.ねこのて超越について


今回はエクストラバトルの日で使用したねこのて超越をお伝えします。
ねこのてでタイムレスGXを連打するあれです。
シャワーズの特性アクアエフェクトでレパルダスを水タイプにし、カスミ&カンナで何度もねこのてからのタイムレスGXを連打(以下超越)で相手にターンを渡さずに勝ちます。
グループ成績2-1でプロモパックを獲得できてないデッキではありますが、トリッキーで爆発力のあるデッキだとは思ってます。

画像5


長所
・運次第で先攻2ターンで勝つことができる
・コイントスのハラハラ感を楽しめる
・環境とかプレイングとかわからなくても問答無用で超越モードに入ることもできる
・不利な状況でも一発逆転が狙える
・1人回しで練習の大半を済ませることができる
・そして1人回しがめちゃくちゃ楽しい
・BW,XY,SMの集大成感を味わえる

短所
・絶対に付き纏う75%の運要素
・応用力皆無
・一度崩されると立て直せない
・やるかやられるかでシーソーゲームにはならない
・そこまでして強いかというとそうではない

ざっとこのデッキについてまとめるとこんなところです。
レシピや細部をお伝えする前にこのデッキの軸となるレパルダスについて触れさせていただきます。

2.レパルダスというカードについて

画像1

ねこのて　悪無無
コインを1回投げオモテなら、自分のベンチポケモンが持っているワザを1つ選び、このワザとして使う

コイントスが必要なものの、自分のベンチポケモンのワザを使うことができます。
そのワザが10エネ必要だろうと使うことができるのが特徴。
ゾロアークのイカサマなど相手のワザをエネ要求を踏み倒すことはありますが、自分の場のポケモンのワザを踏み倒せるのはこのレパルダスのみです。
BW時代から大技系のポケモンが出る度にチラッと頭をよぎるポケモンでした。
収録弾フリーズボルトがビークインと同じ弾だったのでたくさん持ってる。


結構愛着があるカードだったのでカスミ＆カンナ発表前にも少しだけ気になってた
https://twitter.com/yanagibuson77/status/1165593142785036289?s=21


で、カスミ＆カンナが発表されて面白いことできるやんけ!!!ってあっためていたらポケモンカード公式チャンネルでポニータ石井が使ってて草生えた

画像2

（引用元：ポケモンカード公式チャンネル　https://youtu.be/FAXcVmURShI）


ポニータ石井のことが好きじゃないのでちょっとこの動画の公開でレパルダスへの興味が失せてしまったんですけど、ちゃんと作ってみると結構いいデッキになるんじゃね？と謎の対抗意識から作ることにしました。
ねこのてはイツキを使わない限りビクティニのしょうりのほしやイカサマダイスを使ったとしても失敗する可能性があります。
とはいえサポートはカスミ&カンナを使うことになるのでダブルブレインジバコイルを立ててサポートを2回使えるようにしない限りイツキの使い道はほぼありません。

つまり75%の賭けを毎ターン突破していかなくてはなりません。
25%で相手に何もできずターンが渡ってしまう可能性があるのは正直解決できない根本の問題であり、それを許容できないといけない。
で、僕は結局解決できる構築を思いつかなかったのでそれも愛嬌と受け入れることになりました。
ねこのての長所を最大限生かせるサブアタッカーを採用し、ポケモンカードチャンネルのレシピよりもサイドを取り切る可能性を上げることができました。
75%の壁さえ超えられれば一方的に殴り続けることができる。
そのコンセプトで作られたデッキがこちらです

3.デッキレシピと基本的な動き

画像3

相手が誰であろうとねこのてタイムレスGX連打でサイド3枚以下にして最後はグラトニーGXで取り切って勝つ。
以上。


動きは本当にそれだけです。
一番難しいのはタイムレスGXをうちにいくターンの見極め。
極論、レパルダスとディアルガGXとイーブイ（orメタモン◇）さえいればタイムレスGXを打ちにいってもいいのですが、次のターン以降カスミ&カンナを使い続ける必要があるため手札と山はしっかりと整えておく必要があります。
このデッキは一度失敗すると復帰が難しいため勝負に行けるのはほぼ一度のみです。
1度目のねこのてタイムレスGXは特性使えなくても打つことができますが(オカルトマニアをされていた場合超越ターンではオカルトマニアの効果は消えている)、2回目以降はアクアエフェクトが必要なため一旦超越に失敗した後に特性ロックされると超越できません。
綺麗に回れば2ターン目から超越しにいけますが、だいたい整えようとして3ターン目から超越モードに入ることになります。

前レパルダスとしてベンチ展開はディアルガGX、ビクティニ、シャワーズが必須枠で予備のチョロネコ(orレパルダス)、アクジキングGX、初ターンに置いたジラーチEXがほぼ固定枠で計6、残り2枠をシェイミEXに使いカスミ&カンナを毎ターン使えるようにします。
だいたいカスミ&カンナは4枚ほど連続で使うことができます。
でもどこかで2裏が出ます。
正直カスミ&カンナが切れて負けるより普通に2裏が出てオカルトマニア前きぜつからのパスで負けます。
超越中に2匹目のレパルダスを育てることは可能なのですが、シャワーズを倒されたりオカルトマニアされるとねこのてタイムレスGXはできなくなるので超越失敗するとそこから1度も超越できない状況に陥りやすくかなり厳しいです。


4.ねこのて成功回数とコイントス


しょうりのほし発動下での連続ねこのて成功率は0.75^n回で

1回・・・75%
2回・・・56.25%
3回・・・約42.19%
4回・・・約31.64%
5回・・・約23.73%
6回・・・約17.80%
7回・・・約13.35%

となります。

一旦カスミ&カンナ使用前提で話を進めます。
先述の通りカスミ＆カンナは4枚くらいであれば殆どの場合で連続使用できます。
非GXワンパン、EXGX2パン、TAG3パンと仮定するとタイムレスGX1回でサイド１枚分の攻撃となる計算です。
タイムレスGX3回+グラトニーGX、つまりねこのて4連続成功で取り切るプランだとコイントスの確率は約31.64%となります。
プレイング的にはアクジキングGXは極力見せずに役割のない低耐久ポケモンを誘い出してグラトニーGXでおいしくいただきましょう。

3回タイムレスを打った後グラトニーGXで倒せないポケモンが前にくると一旦タイムレスGXで削る必要があるのでねこのて5連続成功が必要でその場合の確率は約23.73%となります。
ちからのハチマキ、グレートキャッチャーはコイントスの回数を減らすことができるため非常に重要なカードです。
レパルダスにちからのハチマキが貼れていればカプ・テテフGXをタイムレスGXでワンパン、グラトニーGXでウルトラネクロズマ、フレフワン、シェイミEXなどを倒せるようになって楽。


5.採用カードについて

基本的に2落ちはケアしていません。

・レパルダスライン3-2、
最低限。多くも少なくもなく。

・シャワーズライン2-2
もともとイーブイ1枚はメタモン◇だったが、イーブイサイド落ちしたときにスタートしたら絶望なのと、アクロマやセットアップ時に気軽に出せないのでイーブイの方がいいと考えてます。
イーブイはタイムレスGXをうちにいくターンで置ければ構いません。

・ビクティニ 2
オカルトマニアターンにも効くしベンチあけられるのでイカサマコイン1でもよかったがビクティニサイド落ちするとボールでアクセスできないのがつらい。
ハチマキも貼りにくくなるし。
僕はイラストアド優先でBW2のSR使ってますが耐久高いSMの方がいいです。

・シェイミEX 3
先述の通り置けるベンチスペースは2。
その2はほぼシェイミEXとなるため1枚サイド落ちが許容できる枚数に。

・ジラーチEX 2
このカードないとゲームが始まらないので2

・タマタマ 4
カスミ&カンナ連打するときにはトラッシュに3枚欲しい。
2枚だとタイムレスGXで前倒せても手札消費に耐えられない

・レベルボール3 ハイパーボール4
本当はレベルボール4にしたかったけど泣く泣く抜いた。
最低限の枚数。

・バトルサーチャー4 カスミ&カンナ3
バトルサーチャーは初動で使ったサポートの使用に1枚、あとは基本的にカスミ&カンナに変わるカード。
カスミ&カンナ2も試しましたが連続使用回数が平均3くらいでグラトニー打つ前に耐久高いのでてくると勝ち切れなかったので増やしました。

・グレートキャッチャー1 ちからのハチマキ1
ねこのての必要回数を減らすカード
ただしアクセスできる手段はないので圧縮してセットアップにかけることになりがち

・フィールドブロアー1
サイレントラボやダストオキシンダストダスは割れなきゃ負けなので1入れたいが2はオーバー。
スカイフィールド剥がして貼って再展開するのにも使う

・ダークパッチ1
エネ引けない、エネ付き倒された、など場にエネがないことは多々あるので0エネからタイムレスGXまで動けるように。

・アララギ博士1、N 1 アクロマ1
横に広がるデッキなのでアクロマは最強。
広がらないとき(アララギ)、手札切れないとき、相手の手札流したいとき(N)使い分けでピン採用。
ジラーチEX前提。

・スカイフィールド　3
ないと勝てないカードではあるが貼れれば大丈夫ではある。
相手のサイレントラボが割れなきゃ負けなのでその意味では増やしたいが枠の都合上3

・基本悪4ダブル無色3
ダークパッチにたよらずねこのてしたいのでベンチのチョロネコにどちらかのエネルギーは貼っておきたい。
レインボーを採用すればディアルガGXのクロックアップが使えるが改造ハンマーの強い環境なので基本悪を採用。
ベンチスペース空けるためにスカイリターン打つことはある。


6.原案と不採用カード

画像4

これが完成前の原案。
大きな違いはダークライGXのギミックとエーフィ&デオキシスGXの採用。
どちらもアクジキングGXの存在を忘れていたために必要性を感じたカードでした。


ダークライGXはどくさいみん光線を使うことでデッドエンドGXを使いTAGチームであろうと一撃で倒すことができるので1回分タイムレスGXの回数を減らすことができます。
また、リザレクションの際に悪エネルギーをつけて戻ってくるのでエネルギーつけかえでバトル場にもエネルギーを供給でき、ダークパッチとの差別化が図れてはいました。

エーフィ&デオキシスGXは追加ターン中にエネルギーを追加で3枚分貼って(超エネは不要)クロスディヴィジョンGXで非GX軸に対して複数取りしたりベンチのカプ・テテフGXやシェイミEXを倒すことを狙っての採用。

どちらも悪いカードではないのですがグラトニーGXの追加で2枚サイドが取れるのがこれらのカードよりも強く、デッキ、ベンチスペースの問題も改善されたため没となりました。
アクジキングGXが採用となり、こだわりハチマキはちからのハチマキへと変更。

・メガヤミラミ&バンギラスGX
GXワザを使わずに追加サイドを取れるカードなので採用の余地がありますが必要性は低いと判断
GXワザも追加効果得られずとも単体250出せてこだハチ貼れば三神を倒せる

・フウロ
ハイパーボール1枚から動くことができ、スカイフィールドサーチできるカードなのであり。
とはいえ採用ドロサポ3枚を崩せなかったので不採用。

・センパイとコウハイ
使えたら強いけどタイミングが限定的でスペースないデッキに余裕はなかった。

・ポケモン回収サイクロン
めちゃくちゃ強いけどパソコン通信には勝てなかった。

・ラティアス&ラティオスGX
ねこのてからGXワザを使わずに繰り出せる最高火力。
闘魂のまわしなしのミュウツー&ミュウやレシリザをこだハチ込みで倒せる。
ただし、三神は倒せない。

・カイロス

画像6


三神ウルネクや三神チャーレムは存在するので三神をワンパンできるカードを探してたのですがこだハチ込みでもなかなか見つからない。
そこで弟から教えてもらったのがこのカード。
ねこのてのコイントスしてから更にコイントス要求されるのは突き抜けてて好きだけど流石にクレイジー。
ちなみにギロチンハッグ2表でなくてしょうりのほしを使った場合ねこのてから振り直しです。



7.おわりに。あとプレゼントのおしらせ


いかがでしたでしょうか？
正直、脆さがあり強いデッキではないのですが魅力は十分にあるかなと思ってます。
なにより1人回しが本当に楽しくてこの記事書いてる途中に1人回し始めちゃって全然筆が進まなくなってました。
“いけええええ！！！ねこのてグラトニーGX！！！！
うわああああああ2裏だあああああ！！！！”
みたいなことを1人で遊べます。
無限にできる。



最後に、プレゼントのお知らせです。
この記事を読んでいただいた私に会える方先着1名様にねこのてレパルダスを2枚プレゼント致します。
プレゼント終わるまでは常に持ち歩くようにしておくのでいつでも声かけてください。
<<追記>>
プレゼント企画継続してます
まだ誰にも渡してません貰ってくれ



8 エクストラレギュレーションルール変更を受けて

元々死んでいたデッキでしたが、シェイミEXを失った点は大きな痛手。
反面オカルトマニアも消えたため救われた面もあります。
どっちにしろ勝てないことは変わりませんが。
これが現時点で使っているレシピです。

画像7


初稿公開時との変更点は回収ネットの登場です。
これによりシェイミEXを使い回しつつ逃げ手段を確保し、ダークパッチを使いやすくさせ、ベンチスペースを確保しました。
結果的により確実に2ターン目にねこのてに移行することができるようになっています。
また、アメイジングイベルタルを採用しフィニッシュ手段の分岐ができ、カスミカンナが打てない最悪の事態でも最低限の動きができるようになりました。
まあ、勝てないんですけどね。





先攻2ターン目で決められるようになったためフィールドブロアーは抜きました。
元々ダストダスピンポイントだったので。
エネの総数も削っています。
基本レパルダスは1体しか殴れません。
相手がオカルトマニアやグズマを的確に打てなかった場合は2体目が動くこともありますが、まあ稀なので。





オカルトマニアが消えたため2裏が出ても後続が準備できていれば戦えるようにはなるのですが、裏のシャワーズが食われてもほぼ負けです。
ブンブン回すカードをゆっくり展開するカードに回すことで2体のレパルダスで6枚取りに行くデッキは作れるかもしれません。
まあどっちにしろグッズロックされたり一掃されたりしてそんなことできないんですけど。




このデッキでトレーナーズリーグに参加した結果を一応載せておきます

ボコボコのボコ。

セットアップ回収ネット気持ち良すぎるので禁止になる前になんとかCSP取りたい。


<<追記終了>>


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