見出し画像

pan式ピジョンコントロール

「もし可能なら配信卓での対戦をお願いできますか?あ、初音ミクちゃん・・は・・・すみません・・・」
2017年CL千葉でポニータ石井さんから言われたひとこと。
今までに何度かそういうことがあった。
配信卓で対戦してみたい気持ちはありますが初音ミクのスリーブを使うのが信条なので僕には無縁のものです。


が、つい先日参加したトレーナーズリーグにポニータ石井さんが取材に来ていてたまたま対戦が撮影されることに。
大会自体は普通のトレーナーズリーグでしたが横でカメラが回りながら対戦するのはいつもと違う経験ができました。


そのときの動画がこちら。

引用元 【公式】ポケモンカードチャンネル https://youtu.be/b1dQ517vlHw

初音ミクスリーブにはモザイク処理がかけてありました。
まあ当然ですね。
この日たまたまプレイマットを忘れてきてたんですけどもし初音ミクプレイマットを敷いていたらどうだったか少し気になります。

画像2


この記事は自分の不細工さに嫌気がさすものの公式チャンネルでデッキが紹介されたのでもう少し詳細をお伝えするものです。
とはいえ、このデッキはかなり甘い構築で未完成なものなので自分の考えの整理と現在少し流行の兆しを見せているスタンダードLOデッキについての意見を集めるのを目的としています。
無料公開の中途半端なデッキ紹介記事のため即戦力になるようなレシピを求める方には悪しからず。





・ピジョンコントロール制作の経緯


2020CL愛知エクストラで3-3してしまい暇になったので3on3に出ようとしたのですが、スタンダードのデッキを持っておらず知人のpanさんから借りることにしました。
そのデッキがPTCGO(おそらくCosmic Eclipseまでの)環境で作られたピジョンコントロールでした。
panさんも作ったものの普段から使っているわけではなくアップデートはされていません。
そのまま使ったところ理解度が低かったこともあり惨敗。


メリープ+まどろみの森ギミックに厚く盤面への干渉は少ない時間をかけて戦うコンセプトだったのですがいれかえ系のカードが多く、時間制限の厳しい日本国内のルールではこのままでは戦いにくそうでした。
使いこなせなかった悔しさと最近のスタンダードが全くわからない好奇心からピジョンコントロールを自分なりに作り上げたのがこのデッキです。


・デッキレシピ

画像1

これが動画にも載っているデッキレシピです。
何故こうなったのか自分なりの考えを箇条書きします。
なおこれから先の文章は先にメモしていた箇所もあり文体に乱れがあります。
すみません。



・ピジョンかチラチーノか


元のレシピはそもそもピジョンしかおらずチラチーノが検証対象になっていなかったが現時点ではチラチーノでも同様の動きができるため、まずは両者の比較を行った。

ピジョンの特徴
・リソース削らずに手札を増やせる
・レクチャーで呼べる
・山からめくれるのは2枚だか手札に加わるのは1枚

チラチーノの特徴
・カードを切らなければいけない
・裏返すと不要牌を切れる
・山のカードをピジョンより多く引ける

ピジョンの強みはウツギ博士のレクチャーを活かせること、そしてリソースマネージメントループに入った際に山全てを利用できることと考え早く山を掘れる構築にした。
チラチーノではループに入った際カードを切らなければリソースマネージメントの3枚を利用することができない。
デッキコンセプトは相手を詰ませるLO。
削り勝つデッキも作れるがどちらかというと妨害して妨害して妨害した結果勝つデッキの方が好きなので。
強い山札を作ることが求められるためヤレユータンは上限の4枚採用。
リソースマネージメントを毎ターン打ちたいこと、同じくレクチャーの対象であることからヌケニンを引き続き採用しリソースマネージメントを使える回数を増やせるようにした。


・各採用カードの説明

・カスタムキャッチャー、グレートキャッチャー、フィオネ
相手にエネルギーやポケモンを下げるためのリソースを使わせるカード。
間接的な山破壊。
山全てを削らなくとも下げるためのカードがなくなれば相手は攻撃ができなくなり自然と勝つのでそれを狙いにいく。
準備の整ったアタッカーが前にいないよう努める。
カスタムキャッチャーは4枚採用するとリソースマネージメントループ前に呼びやすくなるが、ループに入ったらトータル2枚手札と山のどこかにあれば良く3で足りる。



・アブソルの重要性
このデッキの大きな動きの1つはマナフィ、グレートキャッチャー1、カスタムキャッチャーから裏を縛ってリソースを吐かせ最終的なら行動不能にさせること。
その際に手張りだけで逃げられないことは大きな差がある。
ふうせんやエスケープボードを割るためにザオボーも採用した。
ジラーチを採用しているデッキが多くエスケープボード、ポケモンいれかえの総数が多い環境のため簡単には攻撃の手を止めることはできないがそこを吐かせれば止まるデッキが大半。
いれかえリソースを引かせにいくことでカードの消費を促すことでき置くだけでそれを達成できるのは強い。


・クラッシュハンマー
攻撃を封じるもう一つの手段。
相手にベンチを絞られた際や前ポケモンが逃げ、もしくは攻撃できると対処できないためその場合はエネルギーを攻める。
現環境はエネルギー総数が多く、全て割り切るのは容易ではないが、裏を呼んで逃げエネを吐かせたりするなど少ない枚数の破壊でも山を掘り進むことに繋がる。



・ダートじてんしゃの採用
山を掘り進めてリソースマネージメントループに辿り着きたいため4枚採用。
序盤にサポ、進化ラインを整えられるのも強く、中盤以降不要なカードを落とせるのも偉い。
必要なカードが落ちることはリソースマネージメントでケアできるため大きな問題ではない。


・ヌケニンの使い方
相手にもよるが、積極的に使いにいくカードではない。
サイドを取らせないことはできるもののアタッカーは失ってしまうし再度ヌケニンを出すためにはツチニンから準備しなければいけない。
リソースマネージメントの対象は妨害札を優先し、中盤のレクチャーから揃えるのが1番展開を邪魔しづらい。
リセットスタンプから攻撃の手が緩む後半に戻せると強い。



・メリープの有効度
不明。
エネルギーが潤沢にあり、かつデメリットなくヤレユータンを倒せる相手が仮想的。
運要素ではあるものの行動不能にでき、仮に下がられたとしてもリソースを割かせているだけで偉いがUターンボードがほぼ必須であり、ベンチ枠を一つ消費する。
元のレシピの肝だったので抜き切りたくなくて残したというのが正直なところ。
でも悪いカードではないのでしっかりと2-2にしてふうせん1枚増やして採用して試したほうが良かった。



・不採用カード


・ザクザクピッケル
ハメるためのカード。必要な場面が限定的なため不採用

・エール団のしたっぱ
相手のテンポロスを狙える。
弱くはないが優先度は他のカードに比べ低い


・フウとラン、ふうせん
コールドクラッシュを打った後に下がるためのカード。
ヌケニンの採用でUターンボードの管理がしやすくなり必ず必要というわけではなくなったのとフリーザーGXを逃す場面以外で弱かったため不採用にしていた。
が、さすがに1枚は下がるカードが欲しかった(反省)


・ミュウ
ベノムシュート、スピットシュートなどの大火力狙撃はエネルギーを吐いてくれる行為なのでむしろ助かる。
1番やばいのはモルペコvmaxのダイホウデン。
連打できるバラマキは数が少ないと見て不採用。


・ピッピ人形、ザシアンV
コンセプトが異なるため不採用。
山をたくさん掘ってヤレユータンで毎ターン妨害カードを戻して詰ませたいので時間を稼ぐカードとは噛み合わない。
別コンセプトでは強い組み合わせなので後述する。


・反省点 


・ボールが少ない
流石に少ない。
後攻を取ってサポートから展開する構築になっているが本来は先攻から並べて先2にピジョンに繋げたい。
しかしそれができるほどのボールの枠を捻出できる気がしなかった
とは言えあと1,2枚は増やしたい


・友達手帳は3枚目のジュジュハチ?
ループ時友達手帳で戻したいのはマチスの作戦、ジュジュべハチクマンがメイン。
サイド落ちを考慮するとジュジュべハチクマンの3枚目の方が採用価値が高いように思える。
ただ、相手を詰ませてから削ることが多いため2枚で勝てないわけではない。

・序盤のマリィに弱い
ピジョンが立つ前にマリィを打たれると止まってそのまま負けることがあり得る。
これはボールが少ないことと直結している。2ターン目にマリィ打たれただけで負けるのは欠陥だと思うので改めて取り上げた。
中盤以降も立て直せるがマリィは使われると嫌なカードなのでやはりボール、サポートを増やしたいところではある。


・同型デッキの検討


チラチーノでなくとも可能ではあるが山のカードを多く掘れるため理想盤面の構築はチラチーノの方が早い。
ただし手札を切るためリソースの消費も早い。
どちらも採用余地があるがレクチャーに対応している点で今回はピジョンに分があると考える。


今回のレシピとはコンセプトが異なるがピッピ人形を前に出してふとうのつるぎでカードを整えるデッキも構築可能。
妨害に主軸を置かず、ジュジュべハチクマンを連打して6枚取り切られる前に削り切るという動きになる。
現環境はエネルギー総数が多く、入れ替えカードも少なくないため相手の動きを止めるのは簡単ではない。
ピッピ人形とザシアンVが非常に強力なこともあり、今は妨害するより削った方が強いと考える。
また、積極的に削りにいくタイプは時間制限に悩まされることが妨害軸より少ないのも利点。



・2020/2/4〜2/11は・・・????


そうですね、待ちに待った雪ミクですね

画像3

https://snowmiku.com/2020/

今年で11年目ですか、早いものですね
毎年ワクワクしているのですがまだ1度も行けてません。
来年こそは・・・・・・!!


Twitterなどで見た方もいるかと思いますが今年の雪ミクはアローラロコンとコラボしています

画像4

https://snowmiku.com/2020/collabo_alola.html

かわいい。

まだグッズ情報が未公開なのですが、もしかしたら、もしかしたらアローラロコン×雪ミクスリーブが出るのではないかと勝手に期待に胸を膨らませています。
ほぼ毎年雪ミクスリーブは発売されているのでない話ではありません。


そしてもし出たら!!
配信卓に堂々と初音ミクスリーブで対戦できるんじゃないか・・・・?
とさらに妄想を広げながら物販情報の公開を待っています




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?