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SixTONESに追いつきたいけれど追いつけない理由

はじめまして、yanagiと申します。エンタメがただ好きな女子大生が、Twitterでは文字数の制限を喰らうがために始めたnoteです。ただ趣味のようで日記のようで分析のようなこともしますので、気楽に読んでください。

さあ私が今回の記事で書きたいこと。

ボーイズグループ戦争

これです(小並感)

私の中では男性グループといえばジャニーズでした。私が小学生くらいの時にはSMAPさん、V6さん、嵐さん、関ジャニ∞さんという錚々たるグループを見ていました。大倉さんに対して太鼓の達人というイメージを未だに引き摺ってるくらいですから(?) だからこそ、大学生になった今、JO1やBE:FIRSTの沼が待ってるとは思わなかったわけですが...。

話を戻します。

今ではジャニーズ以外にもボーイズグループは多くいますし、Billboardや ORICONなどのランキングでも上位を頻繁に取るなど、文化としても成熟してきているはずです。

最初は次から次へと出てくるグループやコンテンツを流されるままに受け止めていたのですが、違和感を感じるようになりました。

「世界を見据える楽曲とは」

YouTubeやサブスクといった世界へ発信できるプラットフォームが多くある時代、世界へグループを発信したいと思う心意気やプロデュースの仕方は妥当なものだと思います。

ですが、私はそこに違和感を感じたのです。

世界を見据える=英語詞×ダンスミュージック

このワンパターン化が激しすぎること。

私的には、世界を見据えるのであれば、初めてパフォーマンスを見た海外の方が「日本(日本語)ちょっと気になるな」と思ってくれるくらいのことをして欲しいんですよね。

そこですんげえな、と度肝を抜かれたグループがいました。

SixTONESです。

SMEとジャニーズという、意味の分からないスーパータッグを組んで、初手がImitation Rainというスーパースーパーなグループ。

そういった色眼鏡を一旦外して、彼らの楽曲を聴くと、日本語歌詞をとても丁寧に拾っていることが鮮明になりました。

Imitation Rainは流石のYOSHIKIサウンドであり、(XJAPANの楽曲にも多い)切ないメロとそれでいてスピード感を忘れない一曲。一度と言わず何回も世界のステージに立ってきたYOSHIKIさんだからこそ創れた楽曲なのだろうと最初に聴いた時には平伏したくなりました。

この楽曲にはハイトーンで歌われ、印象に残るフレーズがあります。
「戻れない時代(とき)を振り返る...」
京本大我さんが歌い上げるこのフレーズ。
印象に残るフレーズが日本語の歌詞。さらに彼はとても綺麗に日本語を発音して歌います。お洒落に流して歌おうとしない。それが凄いなとも思うんです。メンバーの皆さんが一語一句の意味を紐解いているのだろうという姿勢が垣間見えました。あと圧倒的なジェシーさんの英語です。日本語話者が英語詞を歌わず、彼が英語詞を歌うことが一つの「キメ」になって締まるというのがいいなと漠然と思いました。

そして度肝を抜かれたFNS歌謡祭。
稔さんが出るんだよな〜(朝ドラの話)みたいな漠然とした期待をスラスラと裏切る。

「Rosy」です。

ANNサタデースペシャル枠は大倉くんと高橋くんから引き続いて聞いているものの、その時はリアタイを逃していてラジオのOAで流れたことを後から知りました。

言葉遊びが半端なく、今のJ-POPを象徴するような楽曲だと思いました。言葉の語感で遊び、言葉の意味で遊び、それが音に乗る。
YOASOBIが代表的だろうか...。もっといるけれどこの場ではYOASOBIを挙げておきます。

さらにはスパイダーマンの日本語版主題歌として起用されるそうで、なんかもう情報過多になりましたね。ジャニーズだと関ジャニ∞さんのNever Say Never だったよな〜確か安田さん作詞作曲だったようなとか走馬灯みたいな思い出し方をしました。FNSをフワフワと楽しみにしてただけなのに、こんなに情報でぶっ倒されると思わなかったけど。

個人的に印象に残ったのは歌詞に「ハレとケ」が使われていたこと。スパイダーマンとしての人生がハレだとしたら、高校生としての生活はケになるのではないかという想像が膨らむ。スパイダーマンは数作しか見ていないので知識の浅さが露呈しそうだしここまで。

そんなこんなで、世界進出を目指すなら英語詞や海外で主流の曲調に頼って順位を上げようというより、J-POPや日本語歌詞の面白さも世界に発信しようとして欲しいな...というお話です。

こんなに長文を読んでくれてありがとございます。またつらつらと認める日まで。

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