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大東京カワセミ日記225 0810 オニヤンマ産卵その2

昨日朝8時。

同じ場所で同じ時間同じオニヤンマが産卵していた。

1箇所に10回ほど腹を叩きつけるように産む。土中に卵を食い込ませる。

だからひたひたの浅いところ。

基本的に暗いところ。水源のところ。セキショウの藪の中。ほとんどひあがった場所。

おそらく数百を産む。

と、周囲をもう1匹のオニヤンマがうろつく。

産卵の見守りをしているのか?

さらにもう1匹が登場。下手の池まで15メートルほど。ここを行ったり来たりしながらメスの産卵を見守る。

思いきや1匹のオスが水面50センチの低いところでメスを捕まえる。

続けてもう1匹のオスがそこに付け入って3匹空中でくんずほぐれつ。

と最初のオスとメスは繋がってタンデム飛行。もう1匹のオスも追いかける。

川面を多く高木の梢の上にカップルは飛んでいく。

もう一匹のオスは川に降りてきて真ん中あたりで休憩。

次のメスが来るのを待つのだろう。

この小さな湧水で朝から面白いものを見た。

おそらく古代から現代までここでオニヤンマは途切れることなく世代交代しているはずだ。

都心のご近所大自然。


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