大東京カワセミ日記68 2021年11月4日 殿様の池とカメラマン
殿様の池は、ここのところ、メスカワセミが昼間から夕方にかけて、餌取りの場となっている。
もともと、文京区内の景勝地で観光客も多い。
人馴れしていることもあり、たくさんの「カワセミカメラマン」が集結する。
どこにカワセミがいるかというと。。。。
こちらです。
ほぼ、保護色。あの派手なカワセミが、紅葉を迎えた桜の葉っぱの間にはいると、なかなか見つからない。
でも、人馴れしていることもあって、悠々とホバリングしては位置を変え、ときどき餌取りいたします。
しょうがないわねえ。おじいちゃんたち。ま、あたしが見せ場、つくってあげるわ。
ひょい。
よっ。
ばしゃばしゃばしゃばしゃ(轟く一眼レフのシャッター音)
どう、撮れた?
え、まだ撮れないの?しょうがないわねえ。たぶん、そのカメラとレンズ、古いのよ。ニコンとキヤノンが新しいミラーレス一眼出したから、買ったら? 鳥モードもついてるから、カメラ向けるだけであたしの美貌にピント合うわよ。そうそう、どうせお金余ってるんでしょ? さっさとヨドバシだかビックだかマップだかアマゾンだかにいってらっしゃい!
このカワセミ、実はスポンサーついてるのではないか?キヤノンだかニコンだかソニーだかの。彼女に「新しいカメラ買ったら、あたしの美貌一発で撮れるわよ」なんて囁かれたら、おじいさんたち、すぐに100万円単位で消費行動を起こしそうである。
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