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子供の愛情に親は甘えすぎてはいけない

みなさん、こんにちわ!やんです。

私は、只今5歳の男の子を育てています。

子育てというものは、自分の時間は使えないわ、子供の理不尽に振り回されるわ、大変なことが多いです。

自分が想像していた以上に大変です。

しかし、もちろん大変なことばかりではなく、よいこともたくさんあります。

子供の成長は見れますし、一緒に遊び、行動することで、知らない世界も知れて楽しめます。

ただ、この大変と楽しいのフリ幅が思いっきりありすぎるのが、子育てなのではないでしょうか。

子育てを通して思うことは、子どもは本当に親のことが大好きということです。

思えば、こどもの頃の私も母のことが、大好きでした。

■我が子の困る行為に怒りがとまらない

私の子どもは、よく言うとやんちゃで、悪くいうと暴力的です。

言葉があまりうまくでないので、暴力にてでしまいます。

私は、彼が0才のころから、よく腕や足を噛まれ痣を作り、いけないことをして「やめなさい」と叱ると、ぶん殴られてきました。

ぶん殴られるのは、文字通りぶん殴られ、平手打ちに、蹴られ、頭を叩かれるのですけど、

子供であっても力はとても強く、容赦がないので、とてつもなく痛いです。

しかも、こちらからやり返してはいけないので、これがまたきつい・・・

ずっと言葉で諭し、何が悪いのか伝えないといけません。その時はわからなくても、またやった場合は、伝え続けなければなりません。

しかし、私も人間です。

保育園の下駄箱に登ってはいけないと、何度も言っても言うことを聞かない、しかも子どものは登りたいのに登らせてくれないので、私に対して怒り、殴りかかってきます。

園長先生に止められる騒ぎになりました。他の先生も出てきて大騒ぎです。

先生に「お母さんは叩いちゃいけないよ」と言われた子どもは、殴るのをやめて、首をギュッと締めてきたときは、確かに、叩いてはいない・・・賢いやないかい!

なんて思いもするけれど、どうしてわかってくらないのだろうか?と怒りが湧いてきて悲しくなってしまいました。

怒りが湧いてきた私はどうなってしまうのかというと、言葉で、子どもを責めてしまうのです。

■どうして責めすぎてしまうのか

私は幼少期、母親に異常に怒られてきました。しかも、私の母は何で怒るのかいまいちわからず、気分で怒るタイプでした。

例えば、掃除の仕方が母の好みではない。

例えば、私が算数ができない。

そんなことで、とても怒られました。

しかも、母は子どもの私より口が達者で、私を重箱の隅に追い込むように叱りました。

「あなたが私を怒らせる」

そんなことを言われていました。

そんな母でも私は子どものころ母が大好きでした。

そのように育った私なので、一見温厚そうに見えますが、怒ると母と同様苛烈になるのです。

親にされていたことは、良いことも悪いこともそのまま子どもに引き継いでいきます。

母と同じようにひどい言葉をかけ、相手が逃げられないように追い込み、怒ってしまうのです。

それを息子にやってしまいました。

子どもは何度も「もうしないよ。ごめんなさい」と謝りました。

でも、私は『やらないと何度も言って、やるじゃん!』と苛烈に怒ってしまい…ハッと我に返りました。

これは、よくないと。一方的に責め過ぎていると。

私はら、一旦息子と距離を置きました。隣の部屋に少しいて、落ち着いたころに息子に謝りました。

「母ちゃん、お子くんにひどいことを言ってしまってごめんね。」

すると子どもはとてもあっけらかんに「いいよ〜もうしないでね」と笑顔で返してくれるのです。

怒られたことなどなかったことにしてくれるのです。

すぐ許してくれるのです。

大人であるはずの私はというと、とても狭量ですぐ許すことができないのに。

子どもの寛大さと愛情の深さに驚かされます。

子どもは、親に対してとても愛情深いと気付かされるのです。

それは、もしかすると生存戦略なのかもしれません。なぜならば、子どもはどうしたって親を頼らないと生きていけないからです。

知恵も力も経済力もないので、親や大人に頼るしかありません。

子どもはとてつもなく、健気な生き物なのです。

親は、これに甘えすぎてはいけないと思うのです。

甘えすぎるということは、子どもの優しさや愛の搾取になってしまいます。

自分の子どもだから許してくれるだろう、許すというより受け入れて当然だ親の方が正しい、立場が上だと無意識に思っている親が多いんじゃないかと思います。

■こどもの立場になってみると。そして、親として


対して、子どもは子どもで一生懸命生きています。

子どもの気持ちになってみると、お腹の中で羊水につかりふわふわしていたのに、いきなり居心地のよかった腹からだされ、急に空気を吸って生きろ!とされます。

服を着せられ、ミルクを飲まされ、これなんじゃい!!状態です。

慣れてきたら、色々世話してくれた人(親)と離され、やれ幼稚園や保育園に入れさせられて、よく知らない人たちと接してなんとかサバイブしなくてはいけません。

嫌だと言われても保育園に連れていかれます。

とても理不尽です。

産んでくれって頼んでないと言うこどもがいますが、それは確かに本当のことだと思います。

しかし、生まれ落ちてしまったら社会で生きていくために親はリテラシーを子どもに教えていく必要はあります。

だからといって、普段他人に対して使っていないような、ひどい言葉を使ってはいけないし、態度もとってはいけないのです。

子どもの優しさや愛情に甘えて、大人は感情に任せて発言してはならないのです。

でも、親も人間です。やってしまうときは、あります。

そういうときは、心から、子どもに謝ることが大切なんじゃないかと思います。

あの言い方はなかった。あの態度は失礼だったね、ごめんねと。

それが、我が子であっても人間としてリスペクトする対応です。

そして、将来子どもが大人になったときに、他人をリスペクトできる人間になれるのだと思います。

子どもは、親にされてきたことを引き継ぐものだから。

終わり

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