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「CL横浜Day2進出100位他」剣盾版無人やぶれかぶれ!マタドガスムゲンダイナ

※練習メンバーとかなり時間をかけて完成させたデッキなので今回の記事は有料になります。無料部分も結構文字数あるのでそこだけでも読んで頂けると嬉しいです。

こんにちは山田です!

noteに記事を書くのは2回目になりますのでざっくりとした自己紹介をさせて頂きます。

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今回は先日行われたCL横浜、シティリーグで自分と練習メンバーが使ったマタドガスムゲンダイナについて書いていこうと思います。

今回はいつも良くして頂いているカードショップスピリッツのみなさんと練習をして、CL横浜では自分(@tanarekk)とあさりのみそしるさん(@chipstar_shoin)、シティリーグではずんだもちとーまさん(@shaymin_moci)が使用して自分が5-2でDay2に進出し最終結果9-4(100位)でした。

top64にも入れてないので自慢できる結果かと言われたらなんとも言えませんが今出てるマタドガスムゲンダイナの中で一番最初に大型大会で結果を残したマタドガスムゲンダイナにはなりますので是非読んで頂けると嬉しいです。

・環境考察とCL前日までの話

某ウイルスによってCL が開催されるまでかなり期間が空きその間に新弾が6つ発売しました。環境を変えるであろうカードが沢山収録されましたね。

環境考察をするのがかなり難しかったですが自分で組んで回してみたり、オンラインポケカでの大会を参考に以下のteir表を考えました。

teir1...小ズガ ・三ザシ・ムゲンダイナ 
teir2...セキタンザン ・ルカメタザシザマ・マッドパーティ・ピカゼク    
teir3...ミュウミュウ派生・その他 

・デッキパワーも高くどのデッキに対してもある程度戦える安定して強い3デッキがteir1

・デッキ自体は強いが明らかに不利なデッキがあったり、使うのが難しくかなり練習してる人しか使えなそうなデッキがteir2

・一部の強い人が使い続けていたり、特定のデッキに特化して強いデッキがteir3

今回のプールだとVmax等の耐久で勝負するデッキは基本小ズガなどの青天井やザマゼンタに弱く、要所要所の手札干渉などにも弱い。かといってデデンネクロバット等で盤面を整えて速度で勝負するデッキは負け筋を作りまくるので三ザシに弱く、上振れ下振れの差が激しいので少しでも遅れると追い付くのが難しく初動の動きで勝負が決まると言っても可笑しくないこの環境だと少し不安といった感じでどのデッキを使っても不安が残ります。

また、今回のCLはCSPが貰えず上位8名がWCSの出場権利が貰える制度で決勝トーナメントに残るためには13戦中2~3回しか負けられないので安定感のないデッキは使いづらく環境デッキはある程度練習してる人が多く環境デッキを使うにしても何かしら対策の対策のようなカードを入れないとベスト8までは辿り着けないと考えました。

なので今回勝ち上がるためのデッキ選択で大事になってくるのは以下の3点だと考えました。

・序盤、中盤、終盤手札干渉などをされても常に安定した動きができて遅れをとらない、もしくは遅れを取り戻せる可能性が高い。

・どのデッキにも何かしらの勝ち筋があって絶対に勝てないデッキがない。

・多くの人が入れてくる対策カードを予想してそれに対する回答がある。

・環境デッキに回答がある地雷デッキ

これを考えた時にやはり思い付くのはCL前から強いとされている小ズガです。溶接工などによって対策の対策カードが積みやすく、ジラーチオドリドリなどの溶接工を引き付けるカード+青天井技+非V,GXで遅れをとらない、もし遅れてもビーストブリンガーなど遅れを取り戻せるカードもあるこのデッキはやはり強いですね...ただ問題としてCL前から注目されまくってることによりやはり当日ミラーが多くなり小ズガミラーに関しては対策の対策カードを入れても結局どっちがより負け筋を作らず技を使い続けるかになりこれにはかなり運要素が絡むので少し不安があります。

なので小ズガを候補に入れつつ小ズガと同じような立ち位置でアタッカーの数やコンボギミックにより小ズガにも強い、そして今回地雷枠に入るであろうマッドパーティを使い始めますがこれもまた問題があってガラルジグザグマ+回収ネットでヤバチャやホルビーを倒され1ターンに2枚サイドを取られたあげくアタッカーとドロー要因が少なくなることに弱く、ガラルジグザグマ+回収ネットはどのデッキにも入る可能性があるのでこちらも不安が残りながら練習します。

そんな中Twitterで奇妙なデッキを見つけます...それがマタドガスムゲンダイナです。

https://twitter.com/card_strike/status/1307595775744983040?s=19

マリィマタドガスは強そうだけどなんとなく微妙かなとは思っていたもののteir表を見ると現環境のデッキは大体特性に依存しているので間違いないくマタドガスは刺さり、マリィorスタンプマタドガスにより遅れを取り戻せる可能性もあり地雷枠にもなるのでとりあえず組んでジムバトルで回してみることに...すると

全試合綺麗に決まるマリィマタドガス...刺さりまくる相手...結果的には2位でしたが完全にこのデッキを見くびってました...よくよく考えたら

「無人やぶれかぶれ(ジャッジマン)があんなに強かったのにマリィマタドガスが弱いわけがない!!」


こうして急遽舞い降りてきた候補デッキ、さっそく練習メンバーに見せます。

・マリィマタドガスという環境に最も刺さると言っても過言ではない現代版無人やぶれかぶれ。

・小物大物両方に圧をかけれるどくの往復40ダメージ

・どくのダメージで調整した後のドレッドエンド

弱いわけがなく練習メンバーからもかなり好評。

練習メンバーで共有して自分の使っていた物を元に構築を変えていきかなり良い感じになってきました

ところが大会1週間前...

自分といえば昔から大ダメージ毎ターン叩きつける脳筋デッキしか握ってきていません。普通のムゲンダイナと違いマタドガスを押し付けて我慢をして詰めでムゲンダイナを使う...今までとは違うデッキタイプを握っているのです。

弱点も分かってきてマタドガスを知ってる前提で動いてきている最強CPU相手に負けまくりいつもの豆腐メンタルと迷走が始まります。

謎カードを入れたり完全に暗くなってしまって練習メンバーを困惑させ自分が空回りしていると自覚し鬱になりかけていました。

そんなんで迎えた前日練習、「今日はあまり練習せず験担ぎにラーメンを食べて帰る」と迷走カードを入れた状態でショップに向かいます。普通に練習して迷走したまま練習メンバーとラーメンを食べに行きます。

ラーメンを食べながら自分の思っていることを伝え練習メンバーとそれについて考えたり諭されたりしている内にある考えが甦ります

「そのデッキが必ずしたい動きが出来なければその先のカードを入れても意味がない」

当たり前ですがその時の自分は忘れていました。

こうして吹っ切れた自分は帰ってから迷走カードを抜きデッキ登録をして当日を迎えました。ラーメン食べに行ってなかったら迷走カード入れて出てたと思います。

長々と書いてしまいましたがこの下からデッキ紹介になりますので有料になります。ここまで読んで頂いた方はありがとうございました!

自分の文章力で伝えきれるか分かりませんが、有料部分では使用者3人のレシピと採用カードについてシャイニースターV発売後の考察等を書いていきますので購入してくれた方はこの先もよろしくお願いします!

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