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私の貧困誰のせい?あなたのせい?

ども、もっちです。

「いきなり衝撃的なタイトルですね」という声が聞こえてきます。とは言え冗談ではなく、回りまわってあなたに理由が行きついているかもしれません。

今回は、貧しい国での貧困に根差した環境問題を話していきたいと思います。貧困には貧困になるシステムが存在します。

さらに、環境問題の原因の1つとして、貧困層の生活由来のものがあります。排ガスの管理がされていない焼却や、ごみの放棄などなど・・・

あなたからしてみたら、「直せばいいじゃん」となるかもしれません。

しかし、貧困層の人たちは搾取されすぎて環境問題なんて後回しにせざるを得ない状態だからです。

ではその貧困のシステムとはどんなサイクルなのでしょうか?

まず、一番貧困の人達は日々の生活費を捻出するために学びに行けずに、軽作業(畑仕事、工場等で)に勤しみます。

雇われて働いている人は、大量に作らないといけない仕事を任されるので、時間を消費します。

つまり、朝起きて仕事をして、仕事が終われば、食事と明日の生活のために就寝に大半の時間を使うのです。

そして、雇っている人は「ある企業達」の下請けのため、大量に格安で商品を生産しないといけません。

そのために、より貧困で働かないといけない人を格安で雇うのです。

上記で登場した「ある企業達」とは、先進国発の格安で商品を売っている企業です。

代表はファストファッションと呼ばれる洋服を格安で販売する企業です。

格安の洋服を大量に生産するために、製糸工場や、綿花畑等の生産者に安くするように要求するのです。

そして、生産者は儲けを出すために安く従業員を雇います。そうなると自然に、選択肢がない貧困の人達を利用する事になります。

従業員の貧困は、生産者の格安の仕事のせいで、格安の仕事は安く商品を売りたい先進国の企業の要求で成り立ちます。

こうして、一番下の貧困者は安くて時間が無くなる仕事で生活以外に思考が向けられなくなり、貧困のサイクルから出られません。

こうして、あなたも買っているような商品から回りまわって貧困に寄与している場合も成り立つわけです。

最近では、こうした環境問題を解決するために環境正義という概念が存在します。

環境正義に基づき、ちゃんとお金を支払おうとするフェアトレードを推進している企業も出てきています。

ぜひ、あなたの環境をフェアにするためにも商品もフェアなものから選んではいかがでしょうか?

では!

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