「チーズはどこへ消えた?」から学ぶ

どの、もっちです。

スペンサー・ジョンソン著の「チーズはどこへ消えた?」から現代に生きる上で学びたい教養を得ていこうと思います。

まず、この話のあらすじから話していきたいと思います。

ある二人の男の子が食べるためのチーズを求めて旅をする話なのですが、長い探索の果てに二人はチーズがたくさんある楽園のような場所にたどり着きます。

二人は喜んでその場所で暮らし始めました。ずっとこの場所に暮らしたいと感じました。

しかし、しばらくすると食べていたチーズが無くなってしまいました。大変です。

二人ともこれからどうするかでとても悩みました。ここで二人の決断は全く別々のものになりました。

一人は新しくチーズの楽園を探しに行く事を決めました。もう一人は残る事に決めました。

探索に出た方の男の子は長い時間あきらめずにチーズを探した事で新なチーズの楽園を見つける事ができました。

ここまではよくあるおとぎ話のような感じだと思いますが、大事なのはもう一人の男の子の方です。

今までいた場所に残る事を決めた男の子はなぜ、もうチーズが無いのに残ったのでしょうか?

残った男の子は、「また長い時間を費やしてチーズを探しても見つからないかもしれない」、「新しく見つかるチーズは好きじゃないと思う」、「またチーズが出てくるかもしれない」といって探索にいこうとしませんでした。

すでに目の前にはチーズが無いのにも関わらず、一度良い思いをしてしまったために新しいチャレンジをする事を辞めてしまったのです。

お話として、とても分かりやすく作られているため、読んだ人は「チーズを探しに行くだろ、当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、現実世界ではこのような「居残りタイプ」の人は多いのではないでしょうか?

新しくチャレンジをする事を辞めて、この先良い兆しが見られないにも関わらず希望的観測や憶測等ばかり言う人は見られます。

今後なにかチャレンジする事ができる場面でチャレンジしない事を考えていたら、ぜひ自分はどちらの男の子なのかを改めて考えてみてください。

では!

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