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「数字」は天からのメッセージ             2024年2月4日(日)その①

朝の7時まで日記を書いていて、頭がボーッとしてきた。
この日記を書き終えたら死んでしまうのではないかと、不安になってきた。
父が亡くなった事を思い出した。父は52歳で突然亡くなった。
『人は、役目が終わったら死ぬのかな。でもせっかく色んな事に気づいたのだから、これから人生を楽しみたいな。生きていたいな。』と思った。
そんな事を考えながら布団に入ったけど、眠つけない。何か変な感じがする。
今日も枕を抱いて寝ようと思い、枕を抱いた。
寝たのかどうか、わからない。
何かよくわからないけど、【死】を感じて、『生きたい!!』と思った。
そしてガバッと起き上がった。
何かよく分からない感覚だった。
今は忘れてしまったけど、それが夢だったのか…。
思い出せそうだけど、思い出せない。
何か夢を見て叫んだんだった。
今までもそういう事があって、その度にユウ君が「大丈夫、大丈夫。」と言って抱きしめてくれた。
その時は安心してまた眠れたのに、今はユウ君はいない。
少し悲しい気持ちになった。
また枕を抱こうと思ったけど、枕がない。
ベッドの下に落ちている。
一体今何時なんだろう?今のは何だったのだろうと、少し怖いような気がした。
時計を見たら、まだ7時20分だった。
目をつぶったけど、何かが見えるような気がして怖かった。
でも大丈夫と自分に言い聞かせ、目を閉じた。

いつの間にか眠っていた。
隣の部屋から、アオイが何か言ってきていて、ボーっとした、回らない頭で返事をした。
カズくんと電話をしていたらしく、電話を代わり(多分)今日のスケジュールを話した。
それから何とか目を覚まし、やっと起きた。
アオイが「ボーイさんが来てくれるから、一緒にお父さんの家に行っていい?」と聞いてきたので、あの子なら安心と思い「いいよ。」と言った。
彼は今ボウリングの練習が終わって、シャワーを浴びてから迎えに来てくれると言う。彼の家は、私の家から近いようだった。
多分迎えに来てくれるまでに、そんなに時間がないと思い、急いで手紙を書いた。
アオイが『そううつ』である事や、お礼、私のLINEのIDを書いた。
着替えて準備するとすぐ、「もう着くって。」とアオイが言った。
アオイは出かける準備がもう少しかかりそうだったので、先に降りていいか聞くといいよと言うので、彼と話すチャンスだと思った。
駆け足で駐車場に降り、彼にお礼を言って、手紙に書いた事、病気である事を説明した。
彼が「自分も一緒に住んでいる人がそういう人で、親から暴力を受けたりして逃げて来てて、だから分かります。」と言ったので、「うちは暴力とかしてないよ。アオイの妄想だからね。」と言うと、「それは分かります。」と言ってくれた。
私の家にも遊びに来ていいかと聞かれたので、「いいよー。でもアオイの部屋は足の踏み場もないけどね。」と笑った。
ちょうどお給料いくらとかの話をしていた時にアオイが来て、「引き抜きじゃないからね。」と言って、アオイを託した。

カズ君に、アオイが向かった事をLINEしようとしたけど、”ちゃんと伝えよう”と思って電話した。
「こう言った方がいいかな。」とか「こんな事を言ったら怒られるかな。」とか余計な事は考えず、正直に。
昨日ラジオから聞こえてきた、『走れ!正直者』のメロディーが頭に浮かんできた。
カズ君に電話をして、アオイが向かった事を伝えた。
部屋に戻ってから、ユウ君にLINEした。
日曜日だから、休みかな。昨日姪っ子ちゃん達が泊まりにきてると言っていたから、もう起こされて起きてるかな、とか思いながら。

ラジオからAIの声が聞こえてきた。
そして、『story』が流れてきた。
アオイがまだ小さい頃、よく歌っていた思い出の歌。


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