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「数字」は天からのメッセージ        2024年1月31日(水)その②

母は、妹のアコとアコの子ども2人、犬2匹と一緒に住んでいる。
その日はアコが出かけていて、家には母だけだった。
私がまだ昼ご飯を食べていないと言うと、「辛いカレーがあるよ。」と言ってカレーを出してくれた。
母がカレーを出してくれたけど、私は話したいことが沢山あって、前日のアオイのように、話が止まらなかった。カレーが全く進まない。
結局2時間くらい喋り続けていた。

今回の出来事は、最初からこうなると決まっていた。
私はそう思うようになっていた。

アオイが小さい頃、「ママがばぁばのおなかにいて、私はハチで(ちょうちょだったかも)病院のお庭にお花がたくさん咲いていて、そこにいたんだよ。」と言っていた。
その頃から私と母を見守ってくれていたんだね、と母と話した。
母と話していたら、次々と沢山の繋がりが見えてきた。
みんな繋がっている。この世界は、縁=円でできている。
もう大丈夫、何も心配はいらない。
そんな思いがどんどん湧き上がってきた。
母はまだ少し腑に落ちないような顔をしていたけれど、「本当に、本当に、大丈夫だよ!」と私は何度も言った。
悟った訳でもないし、天の声も聞こえないけれど、何が起きても絶対に大丈夫と思った。
そして、私はそれをみんなに伝えたいと思うようになっていた。

母から魚の煮つけとか、おかずをもらって、ランドリーに洗濯物を取りに行った。
乾燥機から乾いた洗濯物を取り出し、アオイの黒いTシャツを畳んだ。
すると、見覚えのあるマークが目に入った。慌ててTシャツを広げて驚いた。
あの、何だったのか分からない錠剤と、錠剤のキャラクターらしき絵が、Tシャツにプリントされていた。
「何???」
またGoogleのカメラで撮ってみたけど、分からない。
英語で書かれている文字を、Google翻訳アプリで訳すると、『サソリ』『未来は決して良く見えなかった』と出てきた。意味不明。
写真を撮って、とにかくアオイの調子のいい時に聞いてみようと思った。

家に帰って、夜ご飯の準備をした。みそ煮込みうどんにしようと思い、野菜を切り終わる頃、アオイが帰ってきた。
18時を過ぎていて、外はもう暗かったけど、今からイオンに行くと言うので、仕方なく連れて行った。
イオンに着くと、アオイは足が痛いと言いヒョコヒョコと歩くので、車イスを借りた。
ソフトバンクに行くと言ったのだけど場所が分からず、アオイはいら立ち始めた。理不尽に私に当たってくるので、私もつい怒ってしまった。
アオイは怒って車イスから立ち上がり、ヒョコヒョコとAppleのお店へ入っていった。
私は離れたところから、しばらく様子をみていたけれど、多分また訳の分からない事を店員さんに言ってるんだろうなと思い、近づいた。
アオイは店員さんに、パソコンを買うような内容の話をしていた。
なんとか話を終わらせて、お店を出た。
インフォメーションでソフトバンクの場所を聞いて、二人で行った。
アオイはすぐに店員さんに話だしたので、私は別の店員さんをこっそり呼んで、事情を説明して、うまく切り上げてもらうように頼んだ。
それからスタバで飲み物を買って、アオイは楽器店を見たいと言った。
私は楽器店の外でホワイトモカを飲みながらアオイを見ていた。
アオイはとても楽しそうに、ギターや色んな楽器をみていた。
やっぱりこの子は音楽がやりたいんだろうな、と感じた。
店内を全部見て回って、最後に音楽雑誌を見て「明日お給料をもらったらこの本を買おう。」と言ってやっとお店を出た。
それから雑貨屋さんを見て、ブランド品が置いてある店に入った。
私には縁のない、ブランド品が沢山置いてある。私は自分が持っているバックがボロかったので、入るのが恥ずかしいとアオイに言った。
するとアオイが「私と歩くときはちゃんとした格好をして。」とか色々言ってきた。
アオイは最近クロエのバックを買ったらしく、そのバックがないとずっと言っていた。そのバックは、カズくんにお金を立て替えてもらい、毎月5万円づつ返すからと言って買ったらしい。
またそのバックの事を思い出して、「Aさんに取られた。絶対そうだ。」と怒っていた。
もう私も疲れて、そろそろ帰ろうと言って、やっと帰ることができた。
家に帰るとすぐ「おなかすいた!」とアオイが言い出したので、みそ煮込みうどんを急いで仕上げた。
食べようと言ったけど、アオイはスマホで何かをはじめ、食べなかった。
私が食べ終わる頃、やっとアオイはごはんを食べ始めた。アオイはおいしいおいしいと言って、全部ペロリと食べてしまった。
後片付けをして、この日は別々にお風呂に入った。


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