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「数字」は天からのメッセージ      2024年2月3日その①

この日は朝から日記を夢中で書いていた。
ラジオからは節分の話が何度となく聞こえてきた。
アオイは自分のスマホが繋がるようになって、友達などに連絡を取り、早く自由に外出したい、早く仕事したいと言い、自由にできないイライラを募らせていた。

日記を書きながら、次々に頭の中にひらめきのようなものが浮かんできた。
ラジオから、『豆まきは、見えない心の鬼を追い出すためにやる。』と聞こえてきて、やっぱり昔の人はちゃんと知っていて、そういう行事で浄化していたんだろうなと思った。
多分あまり良くない波動的なものが、家の中や身体にもついていて、それを祓う事が大事なんだと感じた。だから豆まきもしないといけないなと思った。子ども達が小さい頃はやってたのにな。
もちろんそんな事必要ない人もいる。勝手に浄化してしまう人、全く感じない人、子どもとかもかな。
私はどちらかというと、そういう波動的なものを感じやすい体質で、アオイは小さい頃は私達には見えない物が見えたり、学校のクラスの波動というか空気感がどうしても無理と言って、保健室登校をしていた。
だから、今回はお役目なんだと思った。
そういう、浄化とか、祓いとか、本来やらなければいけない事に気づく事の大切さを伝えなければいけないのかもしれない。
『節分から変わる』と言われたのだから。

お昼過ぎに突然、元彼のY君からLINEがきた。
Y君とは3年くらい前に別れたのだけれど、なぜだかLINEをブロックできずにいた。なのでたまに『会いたい。』とLINEがきていたのだけれど、いつも未読スルーして届いたLINEを消していた。
『元気?』と届いたLINEに、一瞬考えたけれど、返事をした。
Y君は優しい人だったけれど、ものすごい嘘つきだった。
いつもバレバレの嘘をついて、私をだましていた。(私は全部分かっていたけど。)
私の財布からお金も取るし、酷い人だったけど、その頃の私にはどうしても必要だった。
だから周りから、『あんな人のどこがいいの?』と言われても、ただただ好きで、いっぱい泣かされていた。
そのY君がこのタイミングでLINEをしてきたのには意味があるなと思った。
だから返事をした。
Y君とアオイの彼氏のAさんが重なった。
あの時Aさんに言いたかった事をY君に言った。
無知な若い女の子を騙したり、傷つけないで欲しいという事。
Y君がどう思ったかは分からないけど、私の気持ちというか言いたかった事がちゃんと届いたような気がした。
この事をY君に伝えるために、今までLINEをブロックできずにいたのだと思った。
そして、お互いにブロックしようと言って、今度こそ本当にさようならをした。



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