「数字」は天からのメッセージ　　　　　　　2024年2月4日（日）その③

夕方アオイから、自分の新しいLINEのQRコードをAさんに送って欲しいと頼まれた。
Aさんに届けてもらったアオイの荷物の中に、Aさんの物と思われる靴があったので、その靴の写真と一緒にQRコードをメールした。
そして、Aさんに立て替えてもらって買った、犬の代金の件なども合わせて問い合わせた。
すぐにAさんから、犬の代金やその他のお金の事などの返事がきた。
支払う気がなければもういいですとの事だったが、そういうわけにはいかない。
今回もカズ君が支払ってくれることになっていたので、支払いをして、靴を送って縁を切って、全て終わりにできればいいと思った。
アオイはAさんへの未練と言うか、執着というか、恨みのような色んな思いがまだ断ち切れていなかったようで、Aさんはかなり迷惑がっているようだった。

余談になるけれど、ユウ君の誕生日プレゼントに靴を買ったすぐ後に、テレビを見ていたら、韓国クイズみたいなのをやっていて、その中で、韓国では恋人に靴を送ってはいけないと言っていた。
『この靴を履いてあっちへ行け！』というような意味らしかった。
その時は、『え～っ、もう靴買ったし。』と思ったけど、『韓国じゃないからまぁいいや。』と思っていた。
でも今回は、Aさんに靴を送ったら、これでおしまいにできるという気がした。

夜はアオイと二人でどこかへご飯を食べに行こうねと話していた。
アオイは準備に時間がかかるので、待っている間も私はずっと日記を書いていた。
アオイが、干してあった自分のアウターを見て、「あ、こんな所に神社のマークがある。」と言った。
そのアウターはリバーシブルになっていて、表はピンクに虎の刺繍、裏は黒に日本の地図が描かれていて、日本地図の上に【鳳凰】下に【龍】真ん中に富士山が刺繍されていた。
アオイは毎日のようにそのアウターを着ていて、前日も出かける時に持っていったらなぜだかビショビショに濡れていたと言って干していた。
そのポケットの裏側に、富士山と赤い鳥居のマークがあった。
アオイはそのアウターの日本地図の事を何度も言っていた。
「ほら、地図に○○（地名）がないでしょ。」と。
私は「何でないんだろうね。でも書いてない地名も沢山あるよ。」とその度答えていたけど、アオイは気になるようで、何度もその事を言ってきていた。
私はその刺繍を見て、【龍】と【鳳凰】が日本を守ってくれていると思った。
そして【龍】と【鳳凰】について調べてみた。
すると【鳳凰】は、謙虚で忠実、貞節と慈悲という伝統的に理想とされる、女性の性格を包容するため、代々にわたり、特に女性の鑑といわれてきました。天皇と皇室のつながりを強調する中で、【鳳凰】は皇后を意味し、皇帝、つまり天子の象徴である【龍】に寄り添う理想の伴侶とされてきました。と書いてあった。

【龍】が天皇陛下で【鳳凰】が皇后さまを表すとは知らなかった。
そんな事や、次々に頭に浮かんできた事を日記に書き続けた。

頭に浮かんできた事を調べると、次々に色んなことがわかってきた。
今まで読んだ本を引っ張り出してきて開いてみると、そこにはメッセージが書いてあったりで、この頃はまるで謎解きをしているようだった。