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とりあえず何日か後輩の家に泊まらせて貰える事になった 後輩は急いで誰かに電話をしながら僕を家へと案内してくれた 後輩と出会った都市部から7分程歩くと急に雨が降ってきた 酷いゲリラ豪雨だった びしょびしょになりながら急ぎ足で家へ到着すると たまたま上の階の隣人らしき家族と出合わせた
良く見ると男の子は夏なのにパーカーを着ていて髪の毛は首が隠れるように長めだった 少し腕を見せて貰うと痣があった 「あーそっか虐待か」と思った瞬間に場面が変わった 知らないスーパーのレジ打ちをしていた 僕の家は自営業のスーパーらしい いつも通り家の手伝いをしているといった所だろうか