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安ければ安いほどよい

結論:それが奴隷労働の対価の結果であったとしても買いますか?私は買います

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はじめに

新疆ウイグル自治区については偏った情報しかしらないので割愛します。いかにもアメリカ民主党的哲学によってなされていると思います。

1.Term and Conditionsという言葉をご存じでしょうか

日本語で何というか正直わかりません。Termが期間と訳すことが多いですかね。何かの区切りという意味です。conditonsは体調、状態などの意味合いで使われることが多いのでしょうか。Weblioの取引条件というのがしっくりくるかなと思います。外資系の購買で仕事をしていたときは、発注書に必ずTerm and Conditonsを必ずつけていました。例えば購入する商品が児童労働によって作られたものの場合、この取引はキャンセルしますであったり、違法仕入れ(薬物だったり密輸だったり)した場合にキャンセルしますであったり、A4に最小フォントでみっちり書いていました。なのでUNIQLOが強制虐待、虐殺、強制労働が疑われる新疆ウイグル自治区の企業のものを使っているので、アウトにしますということは、まあない話ではないです。企業なら。でも国家的にアウトにしますというのは聞いたことがないけど、やりかねない。そう、アメリカ合衆国なら。

2.例えばコーヒー

話は全然かわりますが、私は毎日コーヒーを飲んでいます。コーヒー豆を挽いています。朝の一番優雅なひと時。コーヒー豆の産地として有名な南米。その中でもブラジルでは現代奴隷として有名で働かされております。そしてそのコーヒー豆はネスレという世界最大の食品会社でも排除しきれないと言っています。https://www.csr-today.biz/24264

さらに、コロンビア、グアテマラ、メキシコ、ケニア、タンザニア、ベトナム、アフリカなどでは児童労働も行われているようです。理由は貧困です。私がいた外資系のメーカーでもコーヒーは毎月買っていましたが、正直そのコーヒー豆がどこ産のもので、それが児童や奴隷労働の商品出なかったかといわれると、そこまで追っていません。しかし、最近では市井のコーヒー豆を販売しているお店でも現地買い付けではなく、現地農場からの直接買い付けをするところもあります。これは日本でいうと農協や国の機関を通さず、農家から直接コメを高値で買い付ける外国資本のような感じです。

3.現代労働のマーケット規模

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2012年のデータですがアメリカの銀行業界の年間利益より、陰謀論でおなじみ、石油のためなら戦争するよというロックフェラー系の大手石油会社の年間利益より現代奴隷市場の利益のほうが大きいです。そんな利益を享受している国はどこかの独裁国家が莫大な利益を得ていると思いますか?

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上のグラフをご覧ください。現代奴隷被害者一人あたりの利益はどこの地域が得ていますかというグラフです。ダントツで先進国+EUです。ニュースソースがハフィントンポストだから信用できないといわれたら、まあそうかもしれないですね。ニュースソース

結論

それが奴隷労働の対価の結果であったとしても買いますか?私は買います。例えば外国産の農作物、魚介類は奴隷労働かもしれないから買わないとします。逆に日本の農場で働く外国人実習生は奴隷労働みたいなもんじゃないかといわれたら、正直反論できないです。もう何も食えないに等しい。今日も誰かが一生懸命作った米をおいしく頂きます。その対価を生産者がきちんと受け取ってると願います。それか三食コーンフレーク食うしかないですね。

フェアトレード

SDGsとか気になるし、奴隷労働の商品とか買いたくないといわれる方はフェアトレードで物を購入するとびっくりするくらい高くなったりするから、見て見てください。

https://www.fairtrade-jp.org/?gclid=Cj0KCQjwkZiFBhD9ARIsAGxFX8Bu1Zj9MhelUV2SS_hmVJ3_yHzUKCd-URYFswkhsAMBxt5rccOMUtIaAiKSEALw_wcB


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