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「What is your stance?」(あなたの意見は)

こんばんは。いつもご覧いただきありがとうございます。このnoteは障がい者雇用の現場に15年いる経験から書いています。為になったと思ったら、スキ、フォロー、コメントいただけると励みになります。よろしくお願いいたします。今回は意見を求められる社会になってきた話について書いていきたいと思います。

1.「What is your stance?」

大企業がこぞって森喜朗元首相の発言に対して発言しています。私も書いています(#わきまえない女とは)。大企業は何故遺憾を表すようになっているのでしょうか。ニュースとしてはこちら(トヨタにAirbnb、日本生命……森氏女性蔑視発言に大企業はなぜ今、NOを突きつけたのか?)

2.企業に限らない事態です

あなたの意見は?と求められる世の中かなあと思っています。発言を切り取られているという意見もあります。何か人からリスペクトをされる立場の方なら雑談で、このことについてどう思いますか?と聞かれると思います。私は森さんらしい失言だと思いますが、オリンピックという世界が見ている立場の人、とくに歴史的な会となっている今回の東京五輪の責任者の一人です。その立場の人が言っていいことではなかったと思います。市井の80代のじいさんが言ってることではないということです。

3.社会的道義的責任

これはある会社にいた時に言われたことです。どういう経緯であってもこの会社で働く以上、この会社のルールに則って行動してほしい。オフィスを出たらプライベートですが、プライベートでもそこの会社で働いているということは変わらないです。スマホの機種変更でローンを組むときに勤務先を書くこともあります。プライベートでいってることでもそこの社員なのにこういうこと言うのみたいになることもあります。

4.障がい者雇用の現場でもよくあります

私は知的障害じゃないのにこんな仕事しかないであったり、あんな精神障害者と一緒に仕事ができない。○○は発達障害だからコミュ障だ。同じ職場で同じ仕事をしていたら、同僚がどうあれそのタスクを達成しないといけないことに変わりはないのになと思います。

5.常識が変わるスピードが恐ろしく早い

私自身40を超えて、こういうニュースを見てると常識が変わるスピードが恐ろしく早いなと思います。常識で考えてこうだよねとは言わないようにしています。変わりに私はこう考えます。私の理解ではこうです。私の意見はこうです。というようにしています。これが日本語だとなんかきつい感じになるんですよね。英語だと割と普通なんですけれども。

6.企業トップが意見をいうのはマーケティングです

今の30代以下の層は人権問題に敏感です。時代はいつも若い人からムーブメントが起き、作られていきます。スポンサーはお金を出すだけでなく、お金を出した相手がどういう行動をするかを注目されます。まあビジネスだから言ってる面はありますが、公でいったことに反する行動、発言があったらネットニュースです。そう考えると生きにくい世の中かもしれないです。

結論

どんな仕事をしていようと、どんな立場の人であろうとあなたの意見を回りを見ています。公に言う必要はないですが、あなたのスタンスを回りは見ていて、それで環境は変わっていきます。自分を持つことが大切です。何かを感じ取ることが大切です。何も感じなかったというのもありです。

閑話休題

昨日の障がい者支援施設が増える理由を書くときに調べていて、A型作業所は精神障害だと6時間も働けないけど、国から6時間働いたことにして請求しているから儲けているという意見を見ました。何かA型で苦労されたのかなと思いました。そういう意見もまた、うちのA型はみんな休まず来てるけど儲かってるんかな?という問いにつながればいいなと思っています。

今日のnoteの話はこの本にうまく書かれています。シリコンバレーの新進気鋭の社長が直面したお話でとても面白いです。

本読むのはちょっと思われる方はこちらで解説されています。


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