京都行1

ものを作る人を間近で見る。
末恐ろしい。
とてつもなく残酷な情景を潜める人。その冷ややかな世界に支配されようとしてしまう。
私の暖かな故郷からは遠く離れてしまった。この不安感。
なにか物語を作る人というのはそういった世界を忍ばせているものなのだろうか。
きっと私もその残酷な世界を持っているからこそ、共振してしまっているのかもしれない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?