見出し画像

④自己紹介〜手術室看護師について①〜

前回から間が空きましたが、本職である手術室看護師についても触れておこうと思います。
かれこれ8年目か9年目くらいになります(産休育休入れるとよくわからないのが現状)
そもそもなぜ看護師になったのか。

看護師になる夢は小学校時代からあった。
なぜなら自分自身結構入院することが多くて、関わることが多かったから。
あの優しい看護師という職業に興味を持つのはあっという間だった。
しかし、大人になるにつれて過酷な職業であり、小児科は優しい看護師が多かったが内科受診するようになったら冷たく感じるようになり白衣の天使というのは小児科だけなのかなと思うように。
そして高校1年生の時にあった看護の日に行われる職業体験で行った病院が療養型の病院で寝たきりの患者しかいないほぼ介護士が患者の対応をしているような病院だった。
自分の知っているイメージとかけ離れていたのと、鼻が良いので排泄物や老人独特の匂いにやられて、こんなんじゃ看護師なれないやと思うように。
そして、高校1年生で進路を一般就職に変更することに(商業高校だったので)。
とりあえず、公務員試験の勉強をして受かればいいし、受からなければ一般の就職先受けてみようかな〜っていうくらい適当だった。

高校3年生の夏、転機が訪れる。

性格的に公務員試験の適性試験が苦手で、とりあえず試験は受けるけど受かりそうにないなぁと思ってたところ、親から
「看護学校くらいなら金出してやるから受けてみれば」と。
こっちとしては、「はぁ〜?何を今更言ってんだよ。医療情報系の学校行きたかったのに反対したくせに。しかも3年の夏に言われても選択教科全く関係ない音楽とかとっちゃったんですけど。」と売り言葉に買い言葉。
「一年浪人しても良いから受ければ」とか言い出したので、んじゃ受けてやるよ。という感じで看護学校受験が決まる。

進路の先生にびっくりされるが、どのみち勉強してないので受からないけどどんな感じで試験があるのか知っといた方がいいと言われとりあえず道立看護学校を受験。まあ落ちる。
流石に学校的にも何もなく卒業するのもアレなので、浪人生向けの求人が来ていたのでそれを勧められ無事就職。
看護学校受験予定の浪人生が、中央材料室で看護助手をさせてくれるという神的な求人内容で、手術室と繋がっているので検体運んだり掃除したり器械を洗浄・滅菌したり楽しかった。
そんな環境にいたこともあり、必然的に手術室看護師というものに触れることができた。
また、外来に1日研修という形で色々な体験をさせてもらえたり高校時代に体験した世界と全く違う看護師の仕事を体験することができてモチベーションを保つことができた。
17時まで働きながら、その後に看護学校受験のための予備校に通っていたが、元々じっと座っていると眠くなる体質なので、爆睡しつつ通っていたのであんまり受かる気もしてなかった。
日程と距離的な問題で受験したのは3校。絶対受かるはずもないけど受験の練習ということで道立看護学校を受け難しすぎて敗北。あと2箇所は近隣の市立看護学校を受験して、両方補欠合格。本当は実家から早く出たくて遠い方が良かったけどもそんなこと許されることもなく近い方へ。3年間血反吐が出そうなくらいストレスを溜めつつ、クラスメイトには助けられなんとか卒業と国試合格で看護師となった。

②へ続く

この記事が参加している募集

#自己紹介

233,563件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?