見出し画像

【メイド備忘録】ヤミエッタ、名前の由来

ご機嫌よう。メイドのヤミエッタです。
本日は「ヤミエッタ」という名前の由来について書いてみようと思います。

ヤミ+ヨーロッパっぽい名前

ヤミエッタは「ヤミ」にヨーロッパっぽさをプラスしてできたものです。元々は職場で「ヤミさん」と呼ばれており、メイド活動にあたってヨーロッパの人名っぽい名前をつけたいなと思いました。10分ほど考えて思いついたのが「ヤミエッタ」です。

「エッタ」の部分は、ロミオとジュリエットとのジュリエットと、古のフリーゲーム「らんだむダンジョン」の登場人物であるベネットというキャラクターが元ネタです。

ベネットは女性キャラですが、本来は男性につける名前だと作中で言及がありました。「~エット(~etto)」は男性「~エッタ(~etta)」は女性名として使うのが一般的だそうです。(少し調べただけの浅い知識なので、間違っていたらすみません)

ベネットというキャラと名前が気に入っており、一部のゲームで「ベネッタ」(女性名のほう)という名前を使っていたこともあります。

こういった背景もありつつ、単に「ヤミ」をヨーロッパ風にしてみて一番それっぽかったのがヤミエッタだったのでヤミエッタになった、という感じです。

ヤミ=闇(+病み、嫌味)

ヤミというニックネームにも由来があります。ヤミというのは自分で生み出した名前で、本名をもじったものです。

ヤミという名前が生まれたのは、私が大学4年生の時に内定先で内定者研修をおこなっていた期間です。内定先の忘年会に呼ばれて行った際、既存社員の男性社員数名による女性社員へのセクハラが横行しているのを目の当たりにしました。男性社員が女性社員の手の甲をさわりすべすべとかカサカサとか話したり、女性社員のふとももをふざけて触ったりしていました。女性社員も相手が上司でお酒の席だから空気を悪くできず笑ってやりすごしているという風に見えました。見ていてとても不快でした。そこで、ちょうど内定者研修の宿題として「好きなテーマで論文を書く」というものがあったため、論文で内定先の忘年会でのセクハラについて論文で書き、セクハラしていた張本人でもあった社長にさあ添削してくれと提出しました。その時に論文に自分の本名を書くのが嫌だったので、「苗字+ヤミ」という名前を記載しました。これが、ヤミという名前がうまれたきっかけです。(今思うと、とんでもない事してる…)

その後無事に内定先に入社し、そんな論文があった事も忘れた入社半年頃、社長がぽろっと私のことを「ヤミさん」と呼びはじめました。論文の件とは別に、私はその会社の選考で「闇」に関するやや面白い課題提出をおこなったため、私=闇というイメージが強かったのかもしれません。

そこから徐々に社内で「ヤミさん」という呼び名が広がっていきました。

ヤミ=自分や他者の暗い部分に寄り添う

「ヤミ」は一般的にはあまりよい言葉ではありません。(私は結構好きですが)ですが一応、色んな想いを込めてヤミという名前をメイド名に引継ぎました。

私はメイド活動を始める前、自信も能力もなく精神的に病んで会社を休職していました。メイド活動を続けていくために「なるべく自分を偽らず、素の自分で活動する」ことに決めていた(自分を偽るとどこかで限界がくると思った)ため、自分を構成する大切な要素として何か暗いものを入れたかったのです。

自分がそういった暗い部分を持つからこそ、他者の暗い部分も受け入れられるような、暗さと明るさの両面を持つメイドでありたいという想いもあります。それに、「闇」はもっと知りたくなるような不思議な魅力も持つ言葉だと思います。

今となってはたくさんのメイド関連のお友達が私をヤミエッタさんと呼んでくれます。こんな日本語みたいな外国語みたいな変な名前でも、使っていれば皆呼んでくれるんだなと、ちょっと嬉しいです。ヤミエッタの短縮バージョンは「ヤミさん」ですので、実際にイベントなどでお会いした際には、ぜひ気軽にヤミさんと呼んでくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?