某大手予備校管理講師の内定を勝ち取ったやみのやみやみ短答4科目勉強法
1.はじめに
(1)あいさつ
おはやみしゃ、こんにちやみしゃ、こんばんやみしゃ
どうもやみです!🥹
まず最初に皆さんにお詫びさせてください。というのも1年以上前からnote出して欲しいという要望が多々あったにも関わらず、こんな有益なnoteをまさかのこのタイミングで出してしまうからです、、、、🥺
ということで今回のnoteでは、去年から1年以上温め続けてきた勉強法を綴っていきたいと思います!🥺
※このnoteでは、受験生界隈で一般的に使われてる用語は特に説明なく使っていきますので、その点ご理解ください🥺
※疑問点等やもっと細かく説明してほしいという方はご連絡ください🥺
(2)自己紹介
はじめに筆者の自己紹介をすると、22年目標で21年12月短答合格→22年8月論文合格の公認会計士協会準会員で、現在は監査法人で勤務しているJ1スタッフです!🥺
ここで、みなさんが気になっているであろう模試の成績は
TAC短答模試①オールA総合50位以内
TAC論文模試①租税B他A総合50位以内
TAC論文模試②企業D他A総合50位以内
CPA論文模試①監査経営B他A総合100位以内
CPA論文模試②オールA総合50位以内
大原論文模試②監査D租税B他A総合100位以内
本試験の成績は
こんな感じですね🥺
模試と比較して全体的に下振れしているのは、筆者が緊張しやすいメンヘラで、本試験日は全て風邪引いて熱が出ている影響が少なからずあるかもしれません(皆さんは体調とメンタルの管理頑張ってください)🥺
2.勉強法総論
(1)公認会計士試験に受かるには?
公認会計士試験に限ったことではありませんが、試験勉強というものは地頭×勉強法×勉強量でそのパフォーマンスが決定されると考えています🥺試験によってこれらの比率は異なると思いますが、例えば東大理三レベルの試験になると地頭の影響はかなり大きいと考えられますし、学校の定期試験ならぶっちゃけ理解してなくても暗記してれば点取れますよね🥺
ここで、公認会計士試験においては上記要素は、地頭15%・勉強法55%・勉強量30%くらいの比率でパフォーマンスに影響を与えており、勉強法が最も大切であると感じています🥺よく地頭は公認会計士試験のパフォーマンスに関係するかといった論争がありますが確実に影響というか高い正の相関はあるかと思われます🥺ただ地頭は生まれつきのもので変えられないので、他の部分で補うしかないです🥺また、上述したように公認会計士試験は勉強法が最も大切なので、正しい勉強法でそれなりの勉強量を確保すれば絶対に合格できます🥺
(2)公認会計士試験の必勝ルートは12月短答→8月論文なのか?
公認会計士試験に合格するためには、皆さんご存じの通り、一般的には12・5月に実施される短答式試験に合格して、その後8月に実施される論文式試験に合格する必要があります🥺
ですので一般的に、短答式試験に合格することを目標にして論文式試験の勉強を後回しにする受験生が大半を占めます🥺また、論文式試験の勉強に特化できることから12月短答に合格した方が有利であり、実際論文式試験の合格者の大半は12月短答に合格した人です🥺
筆者は最初、短答式試験を合格した回に論文式試験に合格しなかった人(いわゆる論文過年度生)の方が長い期間論文の勉強ができる分、初年度生より有利なのではないかと思っていましたが、それほど長い期間勉強するのは肉体的にも精神的にもキツく、また就活期間もあるので思ったよりも勉強していない、というのが受験生の実状かと思われます🥺
しかしながら絶対優位ではなくあくまで相対優位という位置付けであり、短答より論文の方が得意な人もいますし、5月短答に向けた勉強をする上で、論文を見据えた理解重視の勉強をすれば普通に12月合格組+論文過年度生とも勝負できるというか普通に勝てますし、その意識があれば58組の中で相対優位に立てるので合格できます🥺ですので、このnoteは58生にとっても128生にとっても差をつける上で有益なものになると思いますので、勉強法+マインドセットを吸収して頂ければと思います🥹
(3)計算強者と理論強者、どちらを目指すべき?
では公認会計士試験に合格するためには、どのような勉強方針で進めていくべきでしょうか。公認会計士試験で出題される問題は大別すると、計算と理論に分かれます🥺
また、俗に言う計算強者と理論強者という俗称は概ね短答科目を前提とした指標として使われることが多いと思われますが、計算強者の方が合格率が高いと言われています🥺
これは、短答と論文では、選択式か記述式か、資料の多さ・問題の複雑さで違いはありますが、資料を見て数字を求めるという点で基本的な部分が共通しており、計算の能力は論文でも共通する部分が多いからです🥺
他方、理論強者についてですが、理論強者という言葉は前述の通り短答理論を前提にした俗称かと思われますが、短答理論は計算と違い、多くの受験生の勉強方法では短答と論文で実力が比例しない(短答理論は点をとれることが多いけど論文理論苦手)ことがあります🥺
ここで、主として短答式試験の理論は過去問ベースの肢別問題集を解くのに対し、論文式試験はテキスト等のメイン教材を回転させるという点で違いがあります🥺肢別問題集は問題を実践形式で解けるため、ある程度のアウトプットにはなりますが、正誤を判断するだけなのでアウトプットの強度は低く、全ての範囲を網羅できるわけでもなく、またそれだけでは制度等を体系的に理解できるわけではないので、肢別問題集を回すだけでなくテキスト等で理解を確かめることが必要になります🥺知識の体系化をできないと、短答におけるいわゆる理論強者にはなれても論文では通用しないという事態に陥ってしまいます🥺加えて、最近の理論(特に企業法)は過去問の使いまわしのような問題だけでなく、制度が変わった影響か新しい肢の割合が増加してきているため、テキスト等で体系的な理解を身に着ける必要があります🥺
逆に言うと、論文で点が取れるレベルの理論強者ならそこまで問題がないともいえますが(このケースはだいたい計算強者なので稀なケース)、、、🥺
以上より、理論強者を目指すよりは計算強者を目指した方が良いというが個人的な見解です🥺
ただ当然ながらどっちも強いほうがより安定して点が取れるので、両方をバランスよく強化して強者になるのがベストですよね🥺計算と理論、それぞれの勉強法を以下に書いておきますので是非ご覧ください🥹
(4)情熱タイマー(勉強時間の長さ)ってどうなの?
勉強を頑張った指標としてよく勉強時間が使われますが、勉強時間を増やすこと自体はそんなに重要なのでしょうか?🥺公認会計士試験に合格するためには本試験で点を取る、そのために点を取れる能力を身につける、そのために答練や問題集を解く等のタスクをこなす、そのためにはそれ相応の勉強時間が必要という関係にあると筆者は考えています🥺すなわち勉強時間≠勉強量ですので、冒頭で示した合格に必要な要素とは異なります🥺一方、勉強時間は本試験で合格点を取るというアウトプットを得るための、試験合格に必要な能力を身に着けるために必要なインプットであると考えられます🥺ここで分子に本試験で点を取れる能力、分母に勉強時間を取るとそれは=勉強の能率です🥺勉強時間を増やすと分母が大きくなるので能率が小さくなり、ただ効率を悪くしているにすぎません🥺つまり、勉強時間を増やすこと自体は重要では無く、本試験で点を取れる能力を身に着けることを目的にすべきです🥹
なので例えば、1日の終わりにその日勉強したことを頭の中で振り返ってみてください🥺その時にやったこと考えたことが思い浮かべられれば意味のある時間であったと言えますし、思い浮かばなければやり方を改善すべきであると言えるでしょう🥺
3.やみやみ勉強法(総論)
(1)やみやみ勉強法とは?
ⅰ.概要
やみやみ勉強法とは何かと言いますと、筆者が公認会計士試験の勉強をする過程でTwitter等で情報収集する過程で「このやり方いいな」と思ったものやそれをより洗練された形で筆者なりにリメイクした勉強法であり、この方法で勉強し続けたところ答練・模試・本試験において及第点といえる成績を取れたのでオススメしております🥹
ⅱ.理解→長期記憶化
まず最初に、筆者がこの勉強法で最も重視しているものの1つが理解です🥺ご存知かと思いますが公認会計士試験の特性の1つに、膨大な試験範囲が挙げられます🥺それゆえ、一度覚えた(つもりになった)ものでも、時間が経つとよく忘れるているのではないでしょうか?🥺そんな皆さんはエビングハウスの忘却曲線をご存知でしょうか。エビングハウスの忘却曲線とは、ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが、人間の長期記憶について研究した結果、提唱された考え方です🥺この研究では意味のないアルファベットを記憶させた後、どれだけ記憶を保持できているかを実験したもので、20分後には42%を忘れている(58%を記憶している)という結果が出ています🥺どれくらいの頻度で復習したら良いとかどれくらいの期間で忘れるのかとか、そういう細かい話もありますが、この理論において私が重要と考えているのは以下の2つです🥺研究において覚えさせられたのは意味のない文字列ということ、復習をしないと忘れるということです🥺前者の逆ですが、意味のない文字列ではなく、意味を理解したものを覚えた場合にはそもそも忘却が起きにくいです🥺後者について、長期記憶化をするうえで、復習の頻度はそれなりに高い方が覚えやすいです🥺つまり、理解したうえで復習(アウトプット)すれば、長期記憶化が容易になるということです🥺
ここで、理解することのメリットとして、①初見問題が解ける、②長期記憶化に繋がることがあげられます🥺
また、長期記憶化自体のメリットとして、覚えているのでそこに時間を割かなくて良い(投入リソースが少なくて済む)ことがあげられます🥺そして、リソースに余裕が出ますので、暗記の強度が高いもの(ex.管理・経営理論、租税法)に多くのリソースを割け、試験範囲全体の完成度を高めることができますので、どこから出ても点が取れる状態が作れます🥹
つまり、理解は公認会計士試験に合格するためには必須と言っても過言ではないと言うことですね🥺
ⅲ.アウトプット
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