ワイ「ChatGPTに職を奪われてもうた」
まずは、こちらの画像をご覧ください。
このROLANDさん風のネタ名言、なんとChatGPT(GPT-4)が作ってくれたんです。
この文を生成してもらった時の話を書いていきます。
自己紹介
無職やめ太郎と申します。
苗字は「無職」ですが、ちゃんと会社勤めをしています。
Web系のプログラマーをしています。
株式会社ゆめみという会社で働いています。
ChatGPTが登場する前から、そもそも若手に仕事を奪われていた
「AIが進化しすぎて、人間が職を追われる!」なんて話をよく見かける昨今です。
ですが私の場合は、すでに優秀な後輩たちによって仕事を奪われています。
ワイ「ワイがプログラミングするより、後輩たちがやった方が早いやろ」
ワイ「ワイはTwitterでもして、会社の広報として活躍しているということにしておこう」
そんな感じで、最近は仕事中もTwitterをしていることが多いです。
ChatGPTを活用してみた
ワイ「プログラマーとしては殆ど活躍してないし、ほぼプロツイッタラーと化してきたなぁ」
ワイ「これでお金を貰うのは、ゆめみ社はんに申し訳ないわ」
ワイ「せや!」
ワイ「ChatGPTを活用して面白ツイートをしたら、巡り巡って会社の宣伝になるんちゃうやろか」
ワイ「ホンマは会社の宣伝とかどうでもいいけど、とりあえず面白そうやからやってみよか!」
ChatGPTにダジャレを作ってもらってみた
ワイ「プログラミング用語を使ったダジャレを考えてくださいやで!」
ChatGPTの回答
感想
ワイ「Oh・・・」
ワイ「クソつまらんやんけ・・・!」
ワイ「そもそも、全くダジャレになってへんし・・・」
ワイ「何がオモロいねん・・・」
ワイ「わざわざ月20ドル払って、最新版のGPT-4を使っているというのに」
ワイ「GPT-4でもまだお笑いは厳しいのか・・・?」
AIにお笑いは無理なのか?
後輩くん「ダジャレは音が大事なので」
後輩くん「テキストを大量に学習したChatGPTとは相性が悪いんじゃないですか?」
ワイ「なるほどな」
ワイ「ChatGPT君は、ダジャレの音声を学習した訳やなくて、テキストを学習した訳やもんな」
ワイ「ほな、ChatGPT君が学習してそうな、知ってそうなジャンルのネタをお願いしてみよか」
ワイ「ROLANDさん風の名言を考えてください、とかな」
ワイ「そういう内容なら、ネット上のテキストを学習してるはずやから、作ってくれるかもな!」
どうお願いするか
ワイ「でも、どうやってChatGPT君にお願いしよか」
ワイ「こういうの生成してくれ!ってお願いする時の質問・・・」
ワイ「つまりプロンプトが大事やっていうもんな」
ワイ「プロンプトによって、生成物の出来が全然ちがうらしいんよな」
ROLANDさんって要は何が面白いのか、を考えてみる
ワイ「ワイは、ROLANDさんの何を面白いと感じているんやろう」
ワイ「うーん、改めて考えてみると難しいな」
ワイ「ちょっとリストアップしてみよか」
ネガティブな状況を、ちょっと強引にポジティブな名言にする
ワイ「うーん、リストアップするつもりが」
ワイ「一個しか思いつかんかったわ」
ワイ「しかもこれ、定義として合ってんのか・・・?」
ワイ「でも、とりあえずやってみよか」
とりあえず、ネガティブな単語を考える
ワイ「ポジティブに言い換えるための、ネガティブなワードを考えてみよか」
ワイ「プログラミングに関するネガティブなワードって、何があるかなぁ」
ワイ「うーん、アカン!それすら思いつかんわ」
ワイ「・・・せや!」
ワイ「もう、そこからChatGPT君にお願いしてみよか」
ネタ出しすらChatGPT君に頼る
いい感じ
ワイ「よっしゃ!いい感じや」
ワイ「ほな、次はそれを使ってROLANDさん風の名言を生成してもらうで!」
名言を作ってもらう
感想
ワイ「う・・・つまらん・・・!」
ワイ「もっとアドバイスが必要なようや・・・!」
ここからは、とにかくアドバイス
ワイ「もっと、バカバカしくて面白いやつ!」
ワイ「ものすごくナルシスティックに!」
ワイ「一人称は俺で!」
ワイ「無理やり自分の美しさに絡めたりして!」
ワイ「そんで、洒落のきいたやつ!」
ワイ「比喩とかも使って!」
ちょっと面白いのができた
感想
ワイ「なんかちょっとバカバカしくて面白いけど」
ワイ「微妙に意味不明やな・・・!」
※ここで、GPT-4の制限(3時間で25回答まで)に引っかかったため、一旦休憩
お仕事(?)再開 → めっちゃ応援した
ワイ「よっしゃ、さっきのいい感じやったで!」
ワイ「もっと面白いやつ10個お願い!」
〜なんだかんだ試行錯誤して、1時間経過〜
結果:かなり面白いのができた
つまらないときは「つまらん!」
面白いときは「いい感じ!」
↑こんな感じでフィードバックと応援を続けた結果、面白いネタがいくつかできたので、以下に掲載します。
ChatGPT君が生成した「プログラミングに関する名言」
ワイ「↑ブフォwwwwww」
ワイ「ダウンと恋に落ちるを掛けてるんやな」
ワイ「洒落をきかせて、ってお願いしたのがよかったんかもな」
ワイ「↑赤い波線て、エラーやないかい!w」
ワイ「自分のコードが間違ってるだけなのに、頬を染めてるてw」
ワイ「ChatGPT君、比喩も上手いんやな・・・!」
ワイ「おお、ポジティブや!」
ワイ「でも実際のお仕事でこんなこと言うたら怒られるで!」
もっといろんなパターンを試してみる
ワイ「Webサイト関連のネタをお願い!」
ワイ「めちゃくちゃナルシスティックなやつ!」
ワイ「やば・・・おもろ・・・!」
ワイ「ちょっとTwitterに投稿してみよか・・・!」
2,800リツイート、8,900いいね
※2つのツイートの合計です
ワイ「うぉ・・・」
ワイ「めちゃくちゃウケるやないかい・・・!」
参考情報
ChatGPTが考えたツイートへの反応
「まじでワロタw」
「腹痛いw w w」
普段のワイのツイートへの反応
特になし
AIに職を奪われたワイ
ワイ「おいおい・・・」
ワイ「ただでさえ後輩プログラマーたちに仕事を奪われて」
ワイ「Twitterでネタツイートばかりしていたと言うのに・・・」
ワイ「ネタツイまでChatGPT君が生成してくれてもうたで・・・」
ワイ「これもう、ワイ要らんやん・・・」
奪われた職を取り戻すために
ワイ「あかん、ChatGPT君はワイの完全上位互換や」
ワイ「もう、これはどうしようもない事実やから」
ワイ「ChatGPT君の力を上手く利用して、なんか会社のためになることしよ」
ワイ「・・・せや!」
ワイ「ChatGPTくんにもっとネタを考えてもらって」
ワイ「会社のTwitterに放流したれ!」
新社会人向けのメッセージを生成
ワイ「4月になったばっかりやし」
ワイ「新社会人向けの面白メッセージでも生成してもらおか!」
ワイ「先輩プログラマーからキツいフィードバックを受けた時の、上手い切り返しのセリフを考えてもらうでぇ!」
プロンプト
先輩プログラマーから後輩プログラマーに対する、厳しいネガティフィードバックの文を10個考えてください。
その言葉を聞いた後輩が、ROLANDさん風に上手いこと言ってポジティブに切り返すセリフを考えてください。
めっちゃナルシストに!
比喩も使って!
洒落のきいた感じで!
成果
ワイ「おお、なかなかムチャクチャなこと言っててオモロいやんけ・・・」
ワイ「もっとお願いしますやで!」
ワイ「よっしゃ!会社のTwitterにブチ込んだれ!」
会社のTwitterに投入
結果:大してバズらず
ワイ「ありゃ」
ワイ「ワイの個人アカではめっちゃバズったのに」
ワイ「会社のアカウントでは、こういうのは求められてないんかな」
ワイ「まぁ、ワイが面白かったからヨシ!」
まとめ
GPT-4、頑張ればお笑いっぽいのもイケる
とはいえ、けっこう大変
頑張っても、10個に1個くらいしか面白いの出てこない
でも「3年後は人間より面白いかも」って感じた
ワイの価値は、後輩たちとChatGPTによって無効化された
お読みいただきありがとうございました!
〜完〜
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