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草津でキツネザルに指ペロされた

最高~👍👍👍

宗教上の理由で霊長類そんなに得意じゃなかったけど、キツネザル科は例外だと判明。人間さっさと滅びて良いからキツネザルくんが地上の覇権握ってくれ。

はじめ

旅したくなってきたな…
そう思ったのが出発の三日前。旅行が好きってわけじゃないけど家に居続けても良い事何も無いし逃げたい気持ちが高まってきた。あと、職場の福利厚生(笑)のサービスで宿代4k円引きのアレを使っておきたい気持ちがあった。

近頃は液タブ触る習慣がちょっとずつ付いてきたので適当なビジホに引き籠って絵心と向き合うか、それともちょっと遠方に出て気分転換するか、迷った。
迷った挙句それを呟いたら、フォロワーから「草津行け」とのリプライが。

イクワヨ!

適当に宿を探す。探し方がよく分かってないのと、観光地だから流石に宿引きこもりっぱなしはアレな気がするし、高すぎずで必要十分な設備整ってればなんでもいいやという気持ち。温泉街って金額の割りにヤバ目な宿多い気がする(偏見)し、まだ夏場で虫とかワラワラなのを考えると、風情や年季は求めずバストイレ有りでそこそこ清潔っぽい部屋を探した。あった。開業してから全然経っておらず、室内画像1枚しかないけど整ってる気がした。温泉街だけど大浴場とかはなく、宿泊プランは金額問わずメシ無し素泊まり一本。潔さを感じて予約した。

当日

寝不足のままバスで6時間揺られていく。厳しい。交通事情か知らんけど最終的に1時間遅れて7時間弱乗ってた。他に移動手段調べなかった自分が悪いんだけど、まあ自分が運転してても車酔いするレベルの人間が耐えられるわけがなかった。

草津着。バスターミナルから出ると早々に足湯スポットがあった。風鈴もついていてエモい。タオル持ってきてないからスルーして宿へ向かう。

既に温泉街らしい匂いが漂っていて少しずつテンションが上がっていく。

宿はgoogle mapで検索しても出てこないから住所直打ち。ちなみにピン刺さってる場所若干ずれてて焦った。
ちょっと迷ってからそれらしき場所に辿り着く。でも扉は閉まってるし、表にインターホンとかも無いし…通報されるの覚悟で試しに扉あけてみても誰も居らんしで更に焦った。
危うく宿泊客に話しかけるところだったけど、結局なんとかなった。

宿代4k弱を支払って部屋へ。結構広い。定員4名だから当然か。

広角で撮ったのもあるけど余裕のある空間でかなり快適。映ってないけど右側に3点ユニットの水回り。広めの和室ビジホって感じで良かった。多分だけど元の建物を改築して頑張ってユニットバス突っ込んだんだと思う。廊下に結構出っ張ってるくらいだったので。

さて、快適空間なので引き籠りたい気持ちが湧いてしまった。出不精はすぐこうなる。しかしとりあえずオススメされていた動物園に行きたい。行こう。

map凝視しながら進んで行く。この辺は高低差激しめ。足腰鍛えられる感じ。この季節はまだ汗ばんでしまうな…
途中まで行って気が付く。閉園時間17時、今から向かって、到着16時過ぎは流石に厳しいやん…動物園の高速巡回はかなり勿体無いのでやめよう。

一旦宿へ引き返す。
出かけるモチベ削られたので、もうiPad開いて引き籠るのもアリかな~などと多少悩んでから、やっぱ悔しいので宿のプランでお得な入浴券をもらった温泉へ。

ところで、草津には無料で入れる公衆浴場がいくつかあるらしい。でも観光客の様子見てたら民度にそこそこ不安を感じたので課金フィルターを使っていくことにした。ここも課金温泉の一つ。
小さな洗い場と泉質2種の浴槽が2つずつ。休憩挟みながら1か所ずつ浸かって完了。違いは正直分からなかった、1か所入って既にのぼせかけてたので。

ふと、注意書きを見つけた。
『温泉成分あんま洗い流さず退場しろ』とのこと。
無理じゃね?
既に肌の痒みなど感じていたので普通に流した。頭も汗かいてて、シャンプーしたら体流さないの厳しいし。素人にはちょっと難易度高いすね。
※後々調べたら草津は結構キツめの酸性湯らしく、肌弱いと即アウトになるとのこと。

フラフラしながら着替えて、大広間(休憩所)でグダった。コ対策で窓全開。さほど涼しくないけど風は通り抜けていてひんやりと感じた。
少しずつ意識が戻ってきたので、受付でご当地サイダー(?)を買った。

逆光

甘さほどほど。さっぱりしたので休憩終わり。

一旦湯畑をざっくり散策。人多すぎて萎えたけど写真は撮った。よく見かけるあの場所だ~といった感じだった。人が少なければ絶対エモさ倍増なんだけど…そこかしこから某国人の声と一生他人のカメラ射線遮ってる様子を見てたら写真撮る気力がね。

ぼーっとしてたら良い時間になったので、夕飯に良さげなお肉食わせて頂ける店へ。

ビール、一口目は最高に美味かった。途中からこの量頼んだことを普通に後悔しながら飲んだ。酒弱なので。(肉は最初から最後まで美味しかった。)
飲み食べ進めていると、己のコンディションがおかしいことに気付いた。そもそも睡眠時間が足りて無くてポケモンスリープの点数25点とかだったのと、バスとかいう最悪の揺り籠に長時間縛られていたのと、そんな中で温泉入って逆上せかけてたのと、考えられる原因は色々。全て重なった結果かもしれない。
爆食いして財布壊れることを心配していたのに、先に壊れたのは自分の体調の方だった。美味しい物を美味しいと感じられないまま食べ進めること程失礼なことは無いので、これ以上は何も頼まずに店を出た。悔しい。ご馳走様。

厳しくなりながらも、宿からの方向が良い感じなので、そのまま露天風呂へ向かうことにした。夜に行くのをオススメされて気になっていたから。
酒飲んだ後はダメって習わなかったのかな?

草津を勧めてくれたフレンドから、「そっちの方面に妖怪饅頭配りがおるで」と言われていた。どこに湧いてくるのかも分からんし、普通に犯罪臭い香りもしていたのでちょっと身構えていた。
道中、本当に饅頭配りがおった。慣れた雰囲気で声を掛けられて、その場のノリで饅頭を受け取った。あんこそんなに好きじゃないけど出来たてっぽかったし衛生面でも問題無いかな、と判断。結果そこそこうまあじだった。
荷物増えるのイヤなのでとりあえずお礼だけして露天風呂へ向かう。

まず露天までの道中がめttっちゃキレイ。雰囲気ゲーム大好き男だからたまらんかった。スマホのカメラで頑張って撮影してるんだけど、肉眼より沢山色情報をキャッチしていて凄いなあという感じ。ライトアップされた足湯は既にカップルとファミリーに占拠されていたので異常独身男性に居場所は無い。最終目的地へと進むしかなかった。
ちなみに、ライトアップされている川は綺麗だけど自分が歩く足元はかなり暗い。何度か足首をやりそうになった。

公園入ってから登り続けること十数分、露天風呂に到着。受付に金を払った際、「本日男性浴場が混浴となっておりますので湯あみ着どうぞ」と渡された。そっか~となった。

ところで健常既婚男女の皆様、週一回の混浴イベントに偶然めぐり合わせた場合、どう感じますか?ガッツポ決めますか?
筆者はイジョドクかつ"""指向"""が怪しい人間なので特に嬉しくはなく、むしろみんな男湯に集まってくるなら人口密度増えて悲しいな、と思いました。(やるなら平等に女湯側も解放すべきでは…?)
というのは半分嘘で、酔いが抜けておらず、受付に対して「ウッス」くらいの返事しかできませんでした。「令和に全裸混浴は流石に無いか」くらいの感じですかね。

口調も戻して続きへ。
実際入ってみると雰囲気最高すぎて笑いそうになってしまった。広々とした解放感、多すぎない照明。あと建築用語分からんけど日よけになってるあの部分の感じとか。

公式サイトから これは昼

夜だから直射日光なんて無いのにこの下へ収まってよう沁みていた。
とても広いのに端から端までを1か所の湯口でカバーしてるっぽいので、当然熱い温いの差が出てくる。上図のところはエモ空間だけどそこそこ湯口に近いのですぐクラっときた。危ない。入浴時間の5倍くらい休憩挟みながらゆったり過ごした。どうであれ雰囲気良すぎて一生居られそうだった。
この辺で、そういえば草津あんまり虫おらんなと気付く。素面の自分なら絶対露天風呂なんて避けてそうだったのに。

満足して上がった。なお洗い場無しなので宿でシャワー確定。

また西の河原公園を下っていく。途中良い感じの東屋もあって雰囲気がエグい。でも一人旅でここ座り込んでいたら不審者なので悲しい。

mood

下山。
ふと空が光っていることに気付く。雷雨来てしまうかもしれん~勘弁してくれ~となったので、さっさと湯畑方面へ逃げていく。

湯畑に着くと夜間のライトアップが。かなり綺麗だった。

天気図を覗くと、まだ雷雨まで若干時間がありそうだったので、近場の土産屋に入店。一応群馬県ではあるのでぐんまちゃんグッズが沢山置いてあった。その中で異常独身男性が買っても許されそうなものは無いかと物色していたところ、なんと、ぐんまちゃんデザインの焼酎を発見。正直焼酎よりも日本酒の方が好きだ。しかしぐんまちゃんぽんしゅは売っていなかった。その後、本当に他に買って帰れそうなグッズがないか売り場をざっくり確認し、諦めて焼酎を抱えてレジに並んだ
重てえ。(あと七味ゴマも買った)

続いて、土産付近にある射的やスマートボールをやらせてくれる店を覗いてみた。ファミリーが楽しんでいて、店員もなんかそのファミリーにガイドしてて、オタクが黙々とスマートボールを打つ感じではないっぽい。自分が邪魔できる余地はなかった。懐かしの駄菓子をひとしきり見て店を出た。
出た途端しっかりめの雨が降ってきた。しんどい。小腹が空いてしまいそうなので、道中にある焼き鳥屋で軽く買い込む。おまけしてくれたおっちゃんに感謝。

宿に着いて、やっと自由時間。

流石に焼酎は開封しなかった


とりあえず部屋の風呂に入って温泉成分を表皮から丸ごと除去する。なんだかんだで帰るまでに結構汗かいたし仕方ないね。

一応元々の目的の『絵心を鍛える』というアレを達成するためiPadを起動。しかし強烈な眠気がやってきて、ペンを握るも頭が回らない。SNSを眺めていたら睡魔にボコボコにされて、もう寝ざるを得なかった。
ネロリ博士との約束を前倒しで破ったのはこれが初めてだ。

次の日

快適な室温のはずだったが朝方6時頃から目が覚めてしまい、かといって眠気もとれておらず布団でウネウネする時間が続いた。
朝飯どうしようか。蕎麦でもすすりたい気分だったが、動物園に早朝から向かうことを考えると、開店時間を待っていては負けてしまう。結局、我慢して動物園に向かうことにした。

宿から10分くらいで、案外遠くなくて安心。
看板もシンプルで懐かしい字体。文字が消えているところもあって、入る前からエモさを感じてしまう。

園じゃなくて"圏"だと旅行終わってから気づいた

館内入ると、撮影OKの文字がデカデカと。SNSで拡散してほしいという切実な叫びであった。筆者には影響力が全く無いものの沢山撮らせてもらうことを誓った。
営業時間チョイ過ぎだったが、人の気配はほぼ無し。ドーム内に誰もいないんじゃないかと思うほど空いていた。(実際は2組くらい居たと思うが、ルートが入り組んでいるので直接目に入らず声だけ聞こえていた。)流石に入場からしばらく経過すると徐々に人が増えてきた。まあしょうがないね。

以下、スマホで撮った写真をドカドカと貼り付ける。
撮った中でほどほどのものをピックアップする。爬虫類とか無理な人は飛ばした方が良さそう。蜘蛛もおるよ。

おお

ドームに入って早々、刺激的な説明文に出迎えられる。でっかいワニくんの説明文。そういやSNSでコレ見かけたことあったなあという気持ち。初手でインマーの心に訴えかけて、ネットで拡散を狙うその姿勢、実に逞しい。筆者も元最悪側の人間なので少しだけでも力添えできればと思う。

あと、途中でヒルの展示があったが、そこの説明文は更に攻めていた。人気が無い展示に対してやりたい放題過ぎてちょっと面白かった。まあでもこうして筆者が言及している時点で策略にハマっているわけだから成功っすよ、おめでとう。

ではちゃんと動物達の写真へ。

いきなりめっちゃ良い姿で出迎えてくれてヤバ

たまんね~~~💕💕💕

柵があって撮影しんどかったんだけど、網目の隙間から良い感じに撮れた。ワニのフォルム好き過ぎるなほんと。

ムチ感と光沢感

このゴツゴツしたテクスチャーでちゃんと可動するんだから凄い。手足案外かわいらしくて好き。

エリマキトカゲくんの平時、結構シンプル
これも良いショット イケメンやね
かわいいね
待ってたら家から出てきてくれた
呼吸しているシーン 手足ごっついね
オオトカゲ、デッカ・・・
でもってツラが良い

ガラス汚れてなければもっとイケメンだっただろう。
爬虫類の良さを再認識。

ニコニコでいいすね

カピバラ家族の説明。かわいらしいイラストとフォントがキャッチー。そこに「現在、家族関係が悪いため仕切って飼育しています」の文言のインパクトが味わい深い。ちなみにカピバラくんの入ってるお風呂は全て茶色くなっていた。カピバラの出汁が出てそう。知らんけど。

!!?

爬虫類エリアに突然現れた謎の低頭身くん。もっちり感といい頭のサイズといい、ここまで見てきたヤモリシリーズと一線を画すマスコットテイストが凄まじい。一目見たら忘れられない現実離れしたフォルム。でも帰ったら種類をド忘れしている、悲しい。
ググったらツノミカドヤモリとのこと。ガーゴイルゲッコーとも呼ばれるらしい。ファンになった。
愛らしいねぇ。お腹触ってみてたいねぇ。

↓次、タランチュラ画像。苦手な人注意↓

フサフサしとる
しっぽの付け根からそんなに曲がるんだ

綺麗な色してるこの子、よじよじ壁を登ったと思ったら凄い柔軟性を見せつけてきた。裏側からの写真はライトの眩しさ等々からうまく取れなかった。もちろんsexyだった。

萌え

フクロウの造形も基本全部かわいいから好きなんよな。
ちなみにこの子は説明書きに天然っぷりが凄いとのことでエピソードがズラズラ書かれていた。野生の勘がゼロなのかもしれんが、それはともかく大切にしてもらって長生きしてほしい。

世界一かわいいおにぎりになった
ちんまりしてた
思ったより白くて綺麗 ご利益ありそう
太すぎ 模様美しすぎ
鮮やかなハミ羽毛

この辺で、動物に触れるエリアに突入。キツネザル系の性格が優しくて、格子の隙間から撫でられるらしい。本当か?

この室温でもフサフサしとる

ブラウンキツネザルと出会った。ふれあいOKらしくて期待高まる。

ちっさいガキンチョが喚きながら手を突っ込んでもあんまり逃げたりしてないので本当に人慣れしてるんだな~と感じた。ただし触らせる雰囲気ではなく、おちょくってまた奥に逃げてしまうような感じ。
これじゃ筆者も触れそうにないな…と思って次の檻へ。

フサフサのエリマキキツネザルくん

カラーリング好きなんすよね。丸まってる分しっぽの長さ強調されて凄い。疲れてたのか、薄い目でこっちを眺めてまた眠ってしまった。

先ほどのキッズが居なくなったので、ブラウンキツネザルの所へ戻ってみた。手丸ごと突っ込むのもアレかなと思い、よくニャンコにやってるように指一本だけ差し出してウネウネさせてみた。

すると一匹やってきて、いきなり指をペロペロし始めた。来てくれると思ってなかったので感動した、いやめっちゃ動揺した。さっきちゃんとアルコール消毒したけど、舐められることは全然想定していなかったので。
多少の甘噛みが混じって、そのうちガッツリ歯が刺さるかもしれん、と思った。でもあんまりにも真剣にペロってるんで、こっちから指引っ込めるのも可哀想かなと思ってそのままにしていた。噛まれて死んだらそれまでよ。
自分の指よりもブラウンキツネザルくんの心境がちょっと心配になりながら、筆者はスマホを構えた。すると奥に行ってしまったのだが、続いて別の子による指ペロが始まった。

そしてこの映像が撮れた。途中からガッシリ指掴まれて、おお~~~愛らし過ぎかとなった。見て分かる通り、片方去ってまたもう片方がペロりに来ている。途中のプギューって音がこの子らの鳴き声。
ちなみに、舌触り(誤用)はかなり滑らかだった。体格ちっちゃいからザラついてるのが分からないだけかも。

人間以外から受けるグッドコミュニケーションほど良いもの無いからな。
それと牙がかっこいいんよ。同じ霊長類としては嫉妬心ズッシリっすわ。

この映像の後、やっと通常通り撫でさせてくれた。いいね。ペロられてた時間は10分くらいだったけど、撫では3分くらい。

付近に別の人類やってきて、占領してるのちょっと恥ずかしくなったので、キツネザルくんが奥に戻ったタイミングで筆者も立ち去った。

良かった〜〜〜

ここで個人的な所をぶつけると、元々人間含めて猿系ってなんか…ダメだな…という気持ちであった。"ケ"の界隈でも作品数の少なさが不人気を物語っている。
しかしここにきて、キツネザル科の良さを知り一部認識を改めるきっかけになった。マジで人間とかいうジャンル軒並みしょうもないので、なんかのきっかけでキツネザルくん達が地上の覇権を握ってくれることを祈るしかない。

その後はマーモット系と鳥系エリア、コウモリも一通り眺めて終了。

この空間が好き

終了する前に、この施設の良さを別角度から。
まずは以下ドーム内写真を見て頂きたい。

どうすか?
この…程よい年季というか経年劣化というか、メンテナンスされているけど昭和からの積み重ねで浮き彫りになってしまっている部分、そしてアップデートしきれていないフォントやらツールの懐かしさとか。

当然これからも長く続いてほしい、という願いが大きい。
(キツネザルくん達とまた会いたいし)

その一方、仮にここが立ち行かなくなって、
動物達の姿が無くなってしまっても、
きっと筆者はここに足を運ぶだろう。

言い方を選んでいるつもりで多分相当失礼だと思うが、革製品なんかと同じで、無理せず少しずつエイジングしていってほしい。また年号が変わっても昭和当時のニュアンスと、幾層にも重なった汚れ・錆をそのまま感じさせてくれる空間として、また筆者を迎えて頂きたい。

~~~

ドームから出て、また受付のある建物へ。資料館をざっと眺めた。コブラの骨格標本はかっこよかった。お土産コーナーもざっと巡った。自分がイジョドクである状況を考慮しなければ魅力的な商品だらけなんだよな。

出入口まで戻ると券売所に行列が。早めに来ておいてよかった~。どうやら2時間弱滞在してたっぽい。やることやったのでとりあえず宿に戻る。

さて、こっからどうしよう。なんとなく蕎麦食いたいかも。
行列店があるらしいので開店突撃することにした。

動物園での良さを引きずってて、勢いで日本酒頼んじゃったけどかなり危機的な状況になった。
このタイミングで人生初、1合をソロで飲み切った。
昼時の忙しい時間帯に1時間以上居座っちゃってすみませんね…
お蕎麦も天ぷらも美味しかった。課金しただけのリターンがあって良かった。

フラフラになりながら店を出る。
帰りのバスまでまだ暇がある。温泉街で暇つぶしと言えば…温泉か。
ということでまた酔った状態で湯に浸かることにした。

宿と動物園を往復する間に課金温泉を見かけていたのでそこに向かった。

OK。またイベントdayをひいてしまったようで、今日は濁り湯になるとのこと。
室内浴場にはそこそこのサイズの湯槽にサウナと水風呂。そしてメインの露天は結構デカく、立体的な構造してて面白かった。景色もスッキリしてて素晴らしい。
流石に温泉メインのところでサウナやってる奴おらんやろ…と思ったら数人いた。自分も1回だけやった。アルコール抜けきってないのもあって思ったよりクラクラきていて、"整い"の時とは違った眩暈が発生。危ないねえ。
屋外に出ると、「合わせ湯」なる表示があったので向かってみる。眼鏡を忘れたんで至近距離まで近づいて説明文を読んでみると、なんか①~④の四つある浴槽に順々に入っていくっぽい?
やってみた。①はぬるめ。②は人が多すぎて入れず、数分待ってても空かないから③へ。…熱ない?我慢できずちょっとしたら休憩して、誰も入ってない④へ。
…無理~熱すぎるッピ!!!
我慢して片足ひざ下まで差し込んだところ、熱さを通り越して痛みがやってきたのでギブ。どうりで誰も入ってないわけだ。
改めて説明書きを読むと、①→④で温度が高くなっていくらしい。なるほど。泉質が違うとかじゃなくて温度の違いだったらしい。よく読まなかった俺が悪かった。あと②に入れなかったので温度上昇を推測できなかったのも悪い😡

その後は屋外でぼーっとして体を冷まし、しっかり体洗ってあがった。

喉の渇きが異常だったので、売店でオロポを買おうかな、と思ったら飲食スペースが満席。別フロアの休憩所に行ってみると自販機があった。オロナミンとポカリ、ちゃんと売ってて偉い。売店より100円程度安く購入して、ガブガブと飲んだ。助かった。

そのまま休憩所でSNS眺めていたら流石に時間が危うくなってきた。もう一本オロナミンCシバいて脱出。

こっからは何もなく、バス乗って帰るだけだったので、その他撮った写真を放出して終わろうと思う。

おわり

良かった。温泉街に行ってきたのに温泉に対する感受性が低いので大損している気がするけれども、動物園が良かったので全て良し。

今回は一泊の旅行で自由行動できる時間が少な過ぎた。またちゃんと時間取って行きたい気持ち。
バスで揺られた日の飲酒は適量にしよう。というか次は長時間バス乗るのやめよう。出来るだけ電車?新幹線?で距離詰めてからのバスにしなければ。

なお、今回草津で巡った(通過した)場所は下図の青線。

なんやねんコレ

動線がシンプル過ぎるだろ…湯畑や温泉でのんびりしてるわけでもないのにコレかよ…

まあいいか一人旅だし。

この旅で一番衝撃的だったのはタイトルの通り。動物に好かれる(?)アピールは十分できたし、草津熱帯圏がええとこなのも書けたし、もう終わりにしたい。

以上


いつでもお待ちしております