2024-04-06 Gallery 蔵
●LEAF 1072 Gallery 蔵
カンブリアンゲーム(ニューイヤーカンブリアン2024)
御茶ノ水ソラシティとワテラスのちょうど真ん中に「Gallery 蔵」というギャラリーがあります。
この蔵は、藤井利八という書籍商が営んでいた「松山堂」の書庫蔵として、大正6年(1917)に現在の淡路町で上棟されました。その後、関東大震災・太平洋戦争という二度の大災害を経ましたが、奇跡的に倒壊を免れました。その要因としては、この蔵が煉瓦造りの分厚い壁を取り入れた堅牢な建物であったことが挙げられます。
その後、長谷川公男がこの蔵を所有し、昭和58年(1983)にはこの蔵をこのまま利用した「淡路町画廊」がオープンしました。これによってこの蔵は、歴史ある建物として保存されるとともに、多くのアーティストが作品を発表する場として利用されました。
平成22年(2010)淡路町の再開発事業により解体されることになりましたが、その文化的価値や地域的資源としての重要性は高いと判断され、蔵の建材を慎重に解体・再組立を行い、平成25年(2013)御茶ノ水ソラシティとワテラスのちょうど真ん中にギャラリーとして移築されました。移築に当たり、この蔵の特徴である煉瓦組積構造は現在の建築基準法に適合しないため、残念ながら復原はできませんでしたが、一部の木材や金属部分については、当時のものをそのまま使用しています。
私は、今までに4回、「Gallery蔵」を展示会で使わせていただきました。
展示会期間中は連日1時間のギャラリーコンサートが開催されました。
Sa🌸KuRa Music Week 2024
フレンドシップ・コンサート
- 山澤昭彦とその界隈 -
3月22日(金) 前夜祭
3月23日(土) 観音Ⅳ
3月24日(日) 巡礼の歌
3月25日(月) 琴と箏
3月26日(火) 笛の楽園
3月27日(水) DUKKAH
時間:17:30-18:30
会場:Gallery 蔵(御茶ノ水 Sola City B1F)