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お手上げだよ Super-Takumar50 F1.4

ヤフオクで手に入れたこのレンズ。もちろんジャンク品。購入した理由は送料が安かったから。そう、その時はピントリングの紫色なんて気づかなかったのです。盛大に分解清掃を間違え、かと言って諦められずもがく日々となっています。


高いのか安いのか、送料込みで4000円位で手に入れた私、手元に届いたレンズがどの程度の品質なのか全く分からない。メルカリで手に入れたRIKENONだってまあ普通に撮れてるし、使ってるうちに分かるかな?という程度。


楽しく撮影

カビは生えてるっぽいけど、影響があるくらいなのかな?と思って試し撮り
真昼間だと猫の目が鋭くなるので、夕方近く。まあ、普通に撮れる


なかなか良いのでは?

翌日の朝の散歩で遠景を撮ってみた。まあ、良いのでは?ピントが合ってるんだか合ってないんだか。ここ1年で一気に目の見え方が変わってきて、ちょっと苦労してます。

カビの影響はあるのか?ないのか?


別の日の夕方

ピントは合ってません。盛大にフレア?が出てます。

レンズの分解清掃にチャレンジ!!

分解清掃なるものをやってみたくて、練習用のペンタックスのレンズをジャンク品で購入。ゴムオープナーやら、カニ目レンチやら購入していざチャレンジ・・・

前の蓋が回らないよ・・・?どれ位力要るの?とあれこれするもびくともしない。試しにSuper-Takumar50でやると開いた!!ちょっと失敗したら嫌だなあと思いながらyoutube動画を見ながらぶっつけ本番で挑みます。


撃沈・・・・

全然分からなない・・・。半日以上かかって何とか戻すとりあえずレンズは少し綺麗になった・・・。!!?なにこれ?手が紫に染まってるのです。


よく見たらレンズの筒も購入時よりベタベタする。

謎の紫のリング手が紫に染まります

全体的に何か塗られてる?コーティングが剥げてる?拭けば拭くほどベタベタしてくるのです。ああ、古くなった登山用のザックの内側みたい・・・。ベタベタを取ろうとしたら余計にベタベタしてくるあれ・・・。

手に塗料?がついて、更にレンズの筒の部分に付いていく・・・。もう嫌だ。とりあえず元に戻ったかな?と思って試しに撮ると・・・あれ?おかしい・・・。ピント合わそうとしたらリングが先に終点についてしまう。

F16なんてボケボケでどうにもならない。F1.4だとピント合うけど、分解する前と明らかに操作感が違う。ちなみにピントリング付近の部品は外しそうになるも「おっと!!危ない」と分解していません。なぜピントが合わない?

休みの日や仕事終わってからちょっと分解してみるも、どうにも分からない・・・。結局カメラ屋さんに修理に出すことに・・・。


カメラのキタムラに持ち込む

名古屋のカメラ屋さんとかに持ち込んだ方が良いよなあ・・・なんて思いながら、自宅の近くのカメラのキタムラに持っていくと、あんまり話が通じない。そりゃ持ち込んでる方だってよくわかってないし、受けるのはおそらくパートさん。別にパートさんが専門知識が無いという訳ではないのですが、おそらくこの店の一番は年賀状プリントのサポート。何十年も前のレンズの修理より、高齢者に手取り足取り年賀状プリントの操作を伝える事が大事なのです。

自宅からネットで年賀状を注文できない人が店頭まで行って注文するのですが、年末は大賑わい。丁寧に操作をサポートしているのを知っています。いやー、私にはかなり難易度が高い。

タブレットで修理伝票を作成

Super-Takumar50なんてタブレットから選ぶ項目に無いだろうよ・・・(あったのですが)何とか作り、修理見積の為に送る事に。手付金?送料?の為に1100円支払います。まあ、これで治りそうなら勉強代と思う事にしよう。

1か月後
「レンズの修理の件ですが、修理代が15000円で修理まで2か月となっています」

「あっ・・ありがとうございます、修理せずに返送して下さい」

修理代金が高いのか安いのかは不明ですが、修理は立て込んでるのは本当でしょう。でもそこまでしなくても良いかな?君が修理に出された後、
Carl Zeiss Jena/カールツァイス イエナテッサー 50mm F2.8が来てしまったのだよ・・・写りも良いし、触ってもベタベタしない。

イギリスからはるばる来ました


誰かの大切なレンズだった・・・だろうね

すっかりTakumar50 F1.4から心が移ってしまったものの、捨てたりするのは忍びない。15000円もかけて修理する気にもなれない。と再び分解清掃に取り組むも・・・撃沈。夏のお盆のお休みに一度本気で取り組もうと思います。悪いレンズではなかったので、何とかしたいなと思います。




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