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いづくより

瓜食めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲はゆ
いづくより 来りしものぞ まなかひに もとなかかりて 安眠しなさぬ

反歌
銀も 金も玉も 何せむに まされる宝 子にしかめやも

山上憶良

万葉集
一生分の親孝行はもうすっかりしてもらったよ。
あとはただ、元気で笑っていてね。 母

1300年の時を超え万葉歌人と同じ気持ちを共有できることに心強さを感じます。


引用の歌については、「クリアカラー国語便覧(数研出版)」および、万葉百科 奈良県立万葉文化館のウェブサイトを参照いたしました。

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