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親名義の家の名義変更「生きている間」に引きつぐ3つの方法

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あんしん老後と幸せ相続
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「家族の終活」コンダクター

笑顔をひろげる司法書士事務所
ともえみの
山口良里子(やまより)です。

親のこれから、死後のこと。
自分のこれから、死後のこと。

なんだかチョット
気になるあなたのために
毎日ブログを書いてます。

「おかあさんといっしょ」
うたのお姉さんが
「22代め」に引きつぎ

人気子ども番組
「おかあさんといっしょ」の
「うたのお姉さん」が
4月から代替わりするらしい!

6年間子どもたちに人気だった
あつこお姉さんは4月で卒業。
引きつぐのは
今年3月に音楽大学を卒業予定の
まやお姉さん。

なんと22代め!

「今でも信じられないと思っています。歴代のお兄さん、お姉さんがつないできた番組をつないでいくことの重みや責任をひしひしと感じております」

まやお姉さんのコメントより

私が小さいころ見ていたのが
なにお姉さんかは
まったく覚えていませんが

当時の歌のお姉さんと
テレビの前で
妹たちと歌って
踊っていたのは確かです。

日本中の子どもたちが
一緒に歌っておどる
うたのお姉さん
22代め誕生おめでとうございます

しっかりと
バトンを引きつぎ
4月からがんばってくださいね!

あつこお姉さんも
お疲れさまでした!

代々引き継がれる「うたのお姉さん」


うたのお姉さんは
代々「オーディション」で
引き継ぐ相手が決まるのですが

「お金」や「不動産」の引き継ぎは
オーディションというわけには
いきません。


親が「生きている間」の
「親名義の財産」の引きつぎ方法

① 生前贈与

親から子どもへ
親の名義の財産をタダで「あげる」

「生前贈与」すると
親名義の財産は
子どもの財産になります。

親にはお金は入ってきませんので
親の財産は減ります。

【メリット】
親が他界時の相続税の節税になる
子どもが贈与された財産を自分のために自由に使える
【デメリット】
子どもに不動産所得税がかかる
子どもに贈与税がかかる
他の子どもとバランスがとれない?
親の老後の資金が足りなくなるかも

② 売買

親から子供へ
親名義の財産を相当価格で「売る」

「売買」すると
親名義の財産は
子どもの財産になります。

親に、売買代金が入ってきますので
親の財産は減りません。

【メリット】
親が老後資金を手に入れられる
子どもが購入した財産を 自分のために自由に使える
【デメリット】
親に譲渡所得税がかかる
子どもに不動産取得税がかかる
子どもが売買代金を準備できるか?

③ 家族信託

親から子供へ
親名義の財産を「信託する」

「信託」すると
親名義の財産は
信託財産になり、
子どもが親のため
管理処分できるようになります。

親の財産であることに代わりませんので
親の財産は減りません。

【メリット】
親が認知症になっても、老後資産が凍結しないで使える
子どもが信託された親の財産をを親ために使ってあげられる
譲渡所得税、不動産取得税、贈与税はかからない
デメリット】
受託した子ども
には、親のために財産管理をする手間がかかる 
相談できる実務法律家が少ない  

以上のとおり
親の名義を子どもに変える方法には
それぞれにメリットデメリット
が、あります。

ともかく
「名義を変えちゃおう」で
手続きを進めてしまうと
思わぬ落とし穴にはまることが
あります。

親が「生きてる間」に
親名義の財産を
引きつぎたいときは、

「なんのためにそうするのか?」
を考えて
ベストな方法を選ぶこと
が大切。

覚えておいてくださいね

ではまた明日