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悪筆王!

よく「悪筆でもいい」「字が下手でも気持ちがこもっていればいい」と宣わく方がいらっしゃいます。

が、しかし!ダマされてはいけません(別に騙そうとはしてないか)。

そういう方の肉筆を拝見すると、決して下手な字でも悪筆でもないのです。
まあ確かにペン習字のお手本みたいな字ではないのですが、字が下手だと自分でも思い続け人にも言われ続けた身としては、「あんた、その字のどこが悪筆なんですか?」と襟首をつかんで前後に揺さぶってやりたい衝動にかられるほどの美しい手蹟なんだもの。

それらに比べて、ぼくが書く文字がどんなに心底本当に、他とは懸絶しているといってもいいほどの、もうびっくりするくらい悪筆であるかをご紹介しましょう。

一枚目:普通の丁寧さで書いてみました。


奥さんに「ミミズの這ったような字、略してミミズ字」と言われる所以です。(^^;
右は万年筆もどきのパイロットPetit1です。左は普段使っているボールペンで書きました。

二枚目:丁寧に書くように心がけて書きました


「必要以上にゆっくりとしたスピードで丁寧に書くときれいに見える」と聞いたので実践してみたのですが、それでこの程度です。

三枚目:早書きというか、少々早く書いた文字


ミミズがのたくりだしてます。

四枚目:いつもの手跡です。手帳に書き込むのはこの程度の文字


普段はこんな字を書いてます。
ボールペン(黒文字)の方が特にひどいですね。どっちもひどいけど。
「で」が「づ」に見えるし、「い」が「じ」に見えます。

五枚目:請求書なんかを書くときの字(ビジネス用)です


実際の請求書用紙を使うのはまずいので、リーガルパッドを使ってみました。
以前は客先に出す請求書を書いていました。
書くのですが、どんなに頑張ってもこの程度。
ちなみに計算が違っているのはウケ狙いです。

読める程度に丁寧に書いてあればいいとは言い条、小学生に書かせたのかと思われそうで不安です。
いや、小学生だってもっと上手いな。

請求書を出すたびにコンプレックスに苦しみます。
、未払いが出ると「こんな汚い請求書に金を払えるか!」とか「この請求書、なんか怪しくないか?」と思われているに違いないと悩み続けるのですよ。
いや、絶対にそう思われているのに違いないんだから、もう・・・。

まあ最近はエクセルの帳票やWEBで請求するシステムが増えたので助かります。
もしかしたら、ぼくの下手な字が原因かもしれません。