2/26 吟行

文章を書きたくなったので、また書くことにした。でも今日は書きたいトピックがないわけではないので、たくさん書けそうだ。

まず、ロシアとウクライナの話。遂に…という感じだが、僕は情勢について理解すること以外は何もできないし、芝不器男俳句新人賞に出すものがまだ完成していないし、他に心配するべき個人的な事もある。恒久的な幸せが奪われてゆく瞬間が一番苦しくなる。なんで誰も幸せになれないんだろう、と毎回辛い。

バーチャルYouTuber潤羽るしあ氏の契約が解除されるまでの一件も、誰も幸せではなかった。それを面白可笑しく誹謗中傷していた人以外は。バーチャルYouTuberについての知見を深めるためにホロライブプロダクションに所属している人たちの配信や切り抜きを見ていたが、みんな幸せだった。「推し」を失った人の、これからの人生が心配。

意外と思っていることを書き出すと少なかった。心のなかで思っていることの情報量と、書き出したときの情報量に圧倒的な差が生まれてしまっている。不思議。

今日もまた、お風呂にいる。3時からお風呂に入って、何をしてるんだと思われそうだが、春休みなので許してほしい。

今日は、堀本裕樹さんと靴を探す夢を見た。なぜか鮮明に堀本さんの顔が思い出される。お会いしたことはないが、周りに蒼海所属の方がたくさんいるから夢に出てきてくれたのかもしれない。

わづかなるもの失へる春の浜

という句を作ってふらここの句会に出した。戦争に比べれば靴は僅かだ。でも、あんまり好きな句ではないので、日記的に垂れ流して、既発表にしておく。

そういえば、夢の中で、ラ行の美しさに感動していたのも思い出した。

ラ行とは夕缶の如し桃熟るる

これも起きてからすぐにメモしたが、なんのことやらわからない。夕缶とは何ぞや。夢の中では名句を作った手応えがあったはずなのに。(そもそも、自信のある作品ほど、評価されないものであるが。)美しさを「夕」に喩えてしまうのがなんとも凡だ。こういう句も日記的に垂れ流しておく。

今日はお湯をぬるめにしたので、あまり汗もかかない。汗をかいてこそのお風呂だなと改めて感じた。次は熱めに入れよう。

夢の話に戻るが、僕はよく誰かに殺されたり、殺したりする夢を見る。今年の初夢は小学校の校舎で小学生の殺人鬼に追いかけられる夢だった。その時は、階段に居た知人に逃げようと話しかけて終わってしまったが、あれは殺されたから終わったのかもしれない。ただ、もう慣れてしまえばただの句材である。急いで句をメモすると7句作れた。結社の毎月の投句が7句なので、そのまま送った。発表は4月。どういう選を受けるか楽しみになってきた。
殺した/殺された人と回数もメモしている。ある人は僕が2回ナイフで刺し殺し、ある人に10回銃殺されたこともある。基本的に殺される方が多い。
仲のいいグループの一人を僕が殺して、他のグループメンバーから追放される夢を見れたのは面白かった。たぶん、人狼ゲームのしすぎである。

なんだか、思いのままに書くのが楽しくなってきた。充電はまだ余裕があるが、あと1トピック書いたら出よう。

といったものの、何かを書くぞ、と思いつめると書けなくなってしまった。一旦落ち着く。

鏡の曇り具合がとても美しいことに気づいた。斜めから見ると、砂で書いた絵のような質感を持っている。ナスカの地上絵というよりかは、日本の庭園の美しさ。僕は完璧主義なところがあるので、すべて完璧なものこそ美しいと思うことが多かったのだが、日本的な美しさも良いと感じられるようになってきた。美しい/面白いなど、主観的で、個人差のある感覚を自分の中に取り込めることができるのはとても幸せだと思う。俳句でも、他の人が良いと言っている作品に対して、自分も良いと思えるようになってきているのは幸せ。

幸せな気持ちで書き終えられてよかった。拙文で申し訳ない。また書く。では。

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