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私がアフロを被るまで(前編)

私をアフロへ誘うものたち

宇都宮ブレックスを応援する時の正装は、青のアフロ、黄色い眼鏡、そしてオリジナル法被である。
今回は、どうしてただのバスケファンの私が、そんな格好をするようになったかについて、少し書いてみたいと思う。
私が、アフロを被ろう…そう考えたのには2つのきっかけがあった。

ホームでは青アフロ×黄色メガネ
アウェイでは黄色アフロ×青色メガネ

其の壱 bjリーグのブースターには負けられない!

未知との遭遇

2016年より、当時NBLとbjリーグに分かれていた2つのリーグが1つになり、Bリーグが誕生する事になった。
正直なところ、NBLしか観てこなかった私としては、どんなチームがあり、どんなファンがいるのか全く想像もつかなかった。

bjリーグでは、応援する人達を「ブースター」と言うらしい。
そこには、選手を後押し(ブースト)するという意味もあり、Bリーグになってからも言葉が受け継がれるほど、bjリーグには熱烈な人達が多いと噂だけでは聞いていた。
(ブレックスでは当時から応援する人達の事を「ブレックスファンと呼ぶ」)

そんな変革期に、ブレックスは、2014-2015シーズンのプレシーズンマッチで新潟アルビレックスBBと秋田ノーザンハピネッツと対戦することになった。

初めてbjリーグのチームを目にする私にとって、まさに未知との遭遇である。

クレイジーピンク襲来!!

私は秋田ノーザンハピネッツ戦に参戦。
会場は足利市民体育館。
今では毎年プレシーズンマッチのみ行われる体育館だが、当時はレギュラーシーズンでも試合が行われていた。
キャパは1500人程度である。

会場に入ると、いつもと違う光景がそこにはあった。
なんと、会場の一角がまっピングなのである。
ブレックスのホームでは、ほとんどがネイビーに埋まるはずが、その日は遠く秋田から来た集団によりピンクに染まっているのだ。
(当時のブレックスはネイビー主体だった)

驚いたのはそれだけではない。
試合が始まると、その応援の声量と盛り上がりが凄まじいのだ!

自分で言うのもなんだが、ブレックスファンの「声」の応援はどのチームにも負けない!そう思っていた。
きっと多くのブレックスファンがそう思っていたに違いない。
それが、ホームをジャックされてしまったような大声援に圧倒されてしまったのだ。

試合展開も、秋田ブースターの大声援もありブレックスは大苦戦を強いられる。

最後には大逆転劇により勝利するのだが、秋田ブースターの恐ろしさを初めて知るのであった。
(後に彼らは「クレイジーピンク」と呼ばれている事を知る)

秋田との対戦を終えた私は、こう決心する。
「bjリーグのブースターに応援で負けたくない!!」

後編に続く



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