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あけましておめでとうございます

会長挨拶 令和5年1月


あけましておめでとうございます。

昨年は当連盟の活動にご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

本年もまだまだ新型コロナウイルスによる影響が懸念されております。先を見通しづらい状況ではございますが、会員の皆さんが健やかにお過ごしになれますようお祈り申し上げます。

はじめに当連盟の伝統行事である剣道稽古始めに沢山のご参加をいただきまして真にありがとうございました。おかげさまで60有余年続けております剣道初稽古は、延べ360名以上の参加があって無事終了することもできました。市剣連会員、役員をはじめ会場を使用させていただきました大和市立光丘中学校職員、剣道部員の皆様に厚く御礼申し上げます。 

さて、剣道を学ぶということの一つには、竹刀という剣を、相手に向ける剣であると同時に自分に向けられた剣でもあることを知り、お互いを敬う心とそのための礼法を学び、交剣知愛といって人の輪を広げ、世代を超えてお互いに学び合うことであるといわれています。そのために剣の理法の奥にある武士の精神を学ぶことが重要です。礼に始まり、礼をもって行い、礼に終わる。そんきょが示すように我ただ足るを知る。只管打座(しかんたざ)のごとく正しい稽古を続けていくことです。そのように続けていく生涯錬磨を今年も目指して、稽古に励みましょう。

そして、ウサギ年の今年。「兎(うさぎ)の登り坂」の話の中にウサギは後ろ脚が長くて坂を登るのが巧みなことから、得意な方面で力をふるうことができるという例えがあります。このウサギにあやかって元気よく稽古をしていきましょう。

末筆ながら、今後とも当連盟の活動にぜひ大いなるご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。会員の皆様におかれましては、ご健康にはくれぐれもお気を付けください。益々のご発展を祈念しております。

令和5年1月吉日 

大和市剣道連盟
 戸塚義孝

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