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音楽と夢の話

これは宣言です

いつからだろう、最近の音楽シーンでは今イチCDを買おうとまで思う曲がなくなったのは

歳をとったから?それはそう、好きな曲は10年も20年も前の曲ばかり
SIAM SHADE(やまとらが一番好きなバンド)の解散からだろうか、でもそのあとのHIDEKIのソロプロジェクト未来はタワレコで買っていた

奥井雅美さん(やまとらが一番好きなアニソン歌手)が個人名義でCDを出さなくなったころからだろうか、ファンクラブ会報も度重なる引越し引越しで届かなくなってしまった

食い入るように毎週見てたCDTVもいつの間にか見なくなっていた
毎週買っていたオリコンも興味がなくなっていた

完全に昔は良かったっていう老害おじさんみたいなものになっていた
心を震わせる曲になかなか出会わない、探しに行かない

ただ、全く買わなかったわけでもない
仕事のコラボで少しかかわったアニメの主題歌、Nanoのアルバム「Rock on.」(SAVIOR OF SONG(TVアニメ「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」OPテーマ)目的)は買ったし、転職のきっかけになったLiSAの「Catch the moment」もアルバムで買った

特にCatch the momentは今も聴いている
あの時は後先考えず、Youtubeの楽曲アレンジ集で聴いたこの曲に心奪われ夢を追いたくて仕事を辞めた(その後コロナ禍の再就職難は別の話)

Youtubeでも寝る前に毎日のように音楽を聴いていた
米津玄師の「Lemon」や「ピースサイン」も好きだ、随分前に解散したKalafinaの「ひかりふる」に涙した時もあった(同じく魔法少女まどかマギカのEDテーマ「magia」も好き)

このあたりは自分のチャンネルのYoutube再生リスト「BGM」を見てもらえれば分かります

なんだ最近の曲はと匂わせつつ随分音楽を聴いているな
そう、全然音楽から離れていることはなくて人生で切り離せないもので
何かしら聴いている、ただポータブルプレイヤー持ち出してまで聴くことはなくなっていた

昔は、当時スタジオ向けのごついケーブルが付いたちょっとだけリッチなヘッドホンを持ち運んで、どこにいっても聴いているくらいだった(ATH-PRO5 Vというちょうど20年前の化石、まだいい音出ます)
インピーダンス、周波数結構気にしてました

ちょこちょこと好きな曲があってかいつまんで聴いてる
CDを買いたいと思える曲がない、というのは不正確で曲は買っている
もっと解像度を上げると、そのアーティストのほとんどの曲が好きっていうものがなかなかない状態が続いていたと分析する

そんな自分に転機が訪れた 2022年秋に差し掛かるころ

リコリコ(リコリス・リコイル)のEDテーマ「花の塔」
自身を酸欠少女と揶揄するアーティスト名は「さユリ」

始めは楽し気な曲だなという印象
初代プリキュアの主題歌にイントロが似ていたので、ニコニコ動画でそのコメントを見るのを楽しみにしていた
ただ、アニメの物語を追っていくと気づくこの楽曲の奥深さに気づく
ダブルヒロインとも(ヒーローとも)言える女の子コンビが活躍するアニメ(は大好き)で、二人の出会いから唯一無二の相棒となるまでを描く

それはアニメの物語をなぞって、その二人の人生をなぞって展開される物語そのものだと思った
この曲は、たきな主観で進む千束とたきなの物語なんだ、と認識が変わった
ポップなのにエモーショナルで泣きたくなってしまうようなシーンがすぐに目に浮かぶ、正に名曲だった
(逆にOPは千束主観で進む千束とたきなの物語(決意)と思う)

歌声が好きなのでなのか、どの曲もなかなかに自分の心に響く
当然この曲が入っている最新アルバム「酸欠少女」を買った(DL)
デュエット曲「レイメイ」(ゴールデンカムイ2期のOP)もめちゃくちゃカッコイイのでおススメ

そして今年2023年1月28日、続けざまの衝撃が走る

これは言わずもがな今自分がお熱を上げている
「彗星の如く現れたスターの原石、アイドルVtuberの星街すいせいです、すいちゃんはーーー…今日も可愛い」
ホロライブ0期生のすいちゃんこと星街すいせい その人だ

経緯を描くとめちゃめちゃ長くなるのでだいぶ端折るんですが、
既にここまでの自分語りが長すぎておいおいと思われる方もいるでしょう

ホロライブは始め3期生の宝鐘マリンこと船長くらいしか知らなかった
そしてこの方の声が可愛くて好きすぎて、歌声もよくて上手くて
キャラもよくて飾り過ぎない飾るのをネタにする明るさで、少しメンヘラさもありながら絵もプロ目指したほど上手くて
ホロライブどころか全VtuberでもTOPクラスの登録者数を誇る最前線のVtuber、今でも大好き

そんな自分がたまたまホロライブの楽曲再生数ランキング動画を見ていたところ
そんなのマリン船長しか勝たん、それくらいの気持ちだった
1位はまぁみんなで歌う楽曲だったところ、ちょくちょく出てくるおかゆんこと猫又おかゆトワ様こと常闇トワのカバー曲の歌声好きだなと思ったり
歌声は低めの声の方が自分好みなんだなというのが意外だった
全然船長出てこんやんけ、みたいな感想

それとけっこうな頻度で出てくる星街すいせい、他のホロメンとは何か歌声の質が違うのか、歌い方なのかなんだか耳に残る
この頃から少しずつ、あ、これは歌手なんだなと感じていたんだと思う
アイドルが歌っている、のではなく歌手がVtuber活動をやっている

まだこの時はそこまで分かっていなかった
この動画に登場したホロメンの曲をなんとなしに調べてMVをひたすら見ている
そんな折にふとYoutubeオススメに上がってきていた
『【チラ見せ】Hoshimachi Suisei 2nd solo live "Shout in Crisis"』

軽い気持ちで開いて開演を待った
このライブ会場で静けさの中でそこに集まる人の立てる音が会場に反響して奏でている独特の臨場感、気分が高揚する感じ久しぶりだった
音は激しくないのに音量が音圧が大きい、静かな轟音というべきか、吐息を拾う大音量のマイクのイメージ

そして流れた音源「灼熱にて純情」が終了をまたず会場が叫ぶ中、流れるライブOP
すでにメロディックでカッコイイ
会場までの道の映像、これまでの軌跡が流れる
開催の経緯を少し調べながら、ライブできるのを待っていたんだな嬉しいだろうなとか勝手に他人ごとで分かった風に思ってた

そして静けさに流れる歌声と映像、代表曲「Steller Steller」のイントロ
この頃はまだ曲名も知らなかった、もうすでに引き込まれて虜になってた
呆然としながら聴き入っていると涙がこみ上げてくる感覚

そして一転、掛け声とともにロック調に変わる
もう次の曲が始まっていた「TEMPLATE
ライトが高速で切り替わり飛び跳ねる人、人、まさにライブならでは

個人的に1曲の中で後半あたりに今まで出てこなかったメロディが出てくる転調が大好物で、とにかくめちゃくちゃカッコイイ
それまでのダークなメロディをこの転調で全部ふっとばして
最後の転調にすべて集約される曲構成、背中を向けて右手を突き上げて暗転
カッコよすぎて言葉を失った

これが出会いだった

(この後のTRUE GIRL SHOWからの名物自己紹介もよかったけど話切れないのでやむを得ずカット)

TEMPLATEはたぶん一番好きな曲かもしれない
Steller Stellerとも甲乙つけ難い、曲のベクトルが違うのではっきりとどれが一番かは正確には選べない
Steller Stellerは絵描きとして葛藤する自分の背を押してくれるような曲
TEMPLATEは辛い?苦しい?そんなの知るかよ、自分信じて突き進めよって送り出してくれる曲

そのあとはもうひたすらSuisei Channnelをあさる、すいちゃん関連の動画をあさる日々
ライブとのあまりのギャップにやられた、これおんなじ人が発してるんだって本当かよ、最高だなって、どんどんすいちゃんの魅力にハマっていった
すいちゃんを取り巻くホロメン関連の動画もちゃんと見るようになって、他のホロメンの魅力にも気づき始めていった

お金が本当になかったので1stアルバム「Still Still Steller」も2月になってようやく買った

ゆえんお金の関係で2ndアルバム「Specter」は3月に買った

音楽の話、そして本題
少し前にツイートしたこれ

この明確な目標というのが今の自分の夢
それは…


すいちゃんのアルバムジャケット絵を描くこと


ライブ看板絵もいいし、曲ごとのサムネイル、配信のサムネイルもいいしいずれ使ってもらえたらと思うけど、一番はこれ
アルバムはそれに詰まった曲群をひとまとめで表現するもの(と思っている)
ずっと残っていくもの、アルバムが語るのはその時代を生きたアーティストの物語だ

それになりたい

まだみんなに知られてもいない、すいちゃんに存在を認識すらされてない
そんなやつが掲げる夢、荒唐無稽かもしれない、だけど
すいちゃんの活躍を見守ってるだけじゃ嫌だな、一緒に走りたいんだ、彼女の夢を手伝いたい
それこそ「みちづれ」だ、ともに生きようと思う

自分の人生を変えた、それほどのアーティスト、それが星街すいせいという存在

絶対に叶える、そのために行動する

今日はここまで、長文失礼しました



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