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今年の熱は今年のうちに


12月になってから、何かと慌ただしい日々が続いていた。私の疲労とストレスの閾値は離婚にまつわるゴタゴタの日々を基準に振り切れているので、そんなに大変な自覚は無かったけれど、実は大変だったらしい。年末に盛大に風邪をこじらせた。

38度オーバーが5日続いた。そのくせインフルでもコロナでもない、子どもは1人でハイパー元気な、完全に私由来の自滅型の風邪。これは半分知恵熱だろう。昔から気が抜けたタイミングで熱を出すタイプ。年末の休みが近づきホッとしたのだ。なんとか1年、生き延びました。


やりたかった事の半分も出来なかった12月、人に迷惑かけまくり、予定をキャンセルしまくり、体重は自己最低記録タイに並び、あばら骨が浮き出た。

ようやく熱が下り、年末気分を味わおうとつけた紅白で、あのちゃんの曲を初めて聞き、宮本浩次の浩次歌唱に勇気づけられた。彼はどんなときも地声ですごい。裏声なんか出さない。


息子はAdoのファンなので、頑張って起きて正座で見ていた。彼女縁の東本願寺からの中継ライブ!!どうやったら京都の寺と縁のある人生が送れるのだろうか。Adoの時点で10時40分だったが、彼は結局0時前まで起きていた。徹夜しちゃうんじゃないかというテンションだったけど、さすがにまだ5歳。布団に入って2秒で寝ていた。ワイワイ楽しい大晦日だった。


2024年は稼ぐ年にする。

ちょっと前のkemioのvlogで、友人マイルズがkemioの地元町田に遊びに来た回があった。マイルズは「あんたは絶対治安が悪い所で育ったと思ってたw」とディスりながらも、2人はニューヨークに住むまでの生活をそれぞれ回顧、というエモ回。その中でグッと来たシーンがある。

マイルズが、「ニューヨークに住むために地元でめっちゃ働いてお金貯めたのに、引っ越し代、交通費、家賃でイッキに消えたw何なんだろーと思っちゃったw」と呟くと、kemioがすかさず、「違うよ、あんたはやってやったんだよ!」と返答する場面だ。


馬鹿みたいに金が飛んでいく。税金や、戦争のせいで値上がりした光熱費。私は、政治がマトモなら本来払わなくて良かったお金の事を絶対に忘れない。

生きてるだけで金がかかるのに、自分がやりたい事のために一生懸命働き、1個ずつ夢を叶えていく清々しさを、私はマイルズとkemioから教わった。


経済は文化の僕だ。文化とは、一人ひとりがより細かく幸せになる事だ。

2024年は横浜トリエンナーレも、越後妻有大地の芸術祭もある。大変じゃん。あちこち見に行かなくてはならない。アートを見に行かないと私は幸せになれない。だから稼ぐ。お金を作ってやりたい事をやる。自分の人生をより細かく幸せにするために。やってやろうと思ってる。


今年もみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。







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