在家の法　第20号

★「幸福の法則（在家の法）」第２０号　 ＜真理の力１＞

　親愛なる読者の皆様へ大和武史が今日もスピリチュアルな話をお送りします。
　私たちは人生において、様々な悩みに出会います。挫折や失敗もあるでしょう。でも、そんなときに真理を知っているのといないのとでは雲泥の差があります。ここで言う真理とは私たちの命が永遠であり、この世へ生まれ変わっている存在であるということです。

　この真理に基づいて判断するときには大きな間違いはありませんが、この世の間違った常識により考えると大きな過ちを犯しやすいのです。たとえば、大きな失敗をして皆に会わせる顔がないという状況下では、誰でもいっそ死んでしまいたいと考えます。そして、死ねば消える命なら、これを否定する事はできません。自殺という結果になる場合があります。自殺者は年間３万人もいます。

　しかし、真理を悟った人ですと、死んでも命は消えませんから霊になるだけです。霊は心の状態が行き先を決めますから、苦しみのままに死んだ霊は天国へは普通は上がれません。苦しみという波動は地獄へと通じてしまうのです。地獄という過酷な世界でのたうち回るのと皆に心から謝るのとどちらを選ぶでしょうか。考える余地など無く、謝る方だと思います。

　恥を忍んで自らの失敗を詫びることは決して惨めなことではありません。惨めなのは謝ることもできずに自殺して地獄で鬼に釜ゆでにされる方です。誰でも完璧な人などいません。多かれ少なかれ失敗はします。でも、大事なのは失敗した後です。その失敗を償う覚悟ができるかどうか、それがその後の運命を決めるのです。たとえ、自殺までしなくても失敗を償うことができない人はもうそれ以上伸びることはないでしょう。何度やっても同じような失敗をします。

　なぜなら、次のステップへ上がっていないからですね。自分の心が成功に相応しい心へ成長していないからです。失敗は成功の素ではなく、失敗こそ心を成長させるチャンスなのです。失敗を償い、教訓とするときにこそ、輝かしい人生へと転換する契機でもあるのです。そのためには、こうした真理は大きな力となります。世間の常識だけではだめです。真理を知って真実を悟ったときに本当の知恵が出てくるのです。

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