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在家の法 第329号

★「幸福の法則(在家の法)」第329号  <幸福の法則12>

 あなたの心の糧となるよう大和武史が在家の法をお送りします。

 親和性の法則を幸福な生活に役立てるには、二つの観点があります。まず、一つ目がネガティブな波動はネガティブなことを現象化するということです。ネガティブとはどういう波動かというと、悲しい、辛い、苦しい、恨めしい、ねたましいなどのこれを感じると嫌な感情を伴うような波動です。そして、ネガティブとはポジティブと反対の意味での波動、つまり倦怠感や怠惰の波動もネガティブに分類されます。また、普通でない状態、不平や不満をいつも持っているとか、何かに強烈に拒否感を示すとかの場合にもネガティブに分類されます。

 要するに、ポジティブが元気で楽しく、集中できるような状態を指しますが、これに反するような波動をいう場合と極端に悪い波動を差す場合とがありますが、ここでは悪い癖程度のネガティブさは誰でも持っていますから、日常でいつもそうしてしまうような良くない傾向性以上のことをネガティブと呼びます。そして、このネガティブな波動のときにはその波動に親和的なものが引き寄せられてくるのです。

 すると、自分が不平不満でいっぱいのときには何をやってもおもしろくありませんね。すると、自分に対する相手もそれを敏感に感じ取ります。初めての人ならきっとこの人は無愛想な人だと思うでしょう。それほどに雰囲気に人は敏感なんです。そして、この雰囲気がネガティブなものである場合には嫌な感情を伴いますから余計に強烈に反応を返します。たとえば、不満でいっぱいで他人に反抗的な態度を示している人には誰でも近づきたくないし、どうしても近づかなければならないときは身構えます。

 こちらが少しでもとげのあることをいったりすると、とたんに逆襲を浴びたり、相手が硬派の人なら殴られるかも知れません。もう相手は戦闘態勢に入っているのですね。それは、こちらのネガティブな波動に対して反応が返ってきているのです。相手の性格でそうなっていると私たちは信じてしまいます。だから、相手が反抗する場合はあの人は乱暴な人だと決めつけてしまいがちですが、実はその相手の態度は自分の醸し出している雰囲気の還ってきただけのことである場合が多いのです。

 ネガティブな波動にはネガティブなものが還ってくるということです。すると、粗暴な波動を放っている人はいつも喧嘩になることでしょう。それは確かに相手に仕掛けられているかも知れませんが、その前に自分の雰囲気に粗暴さが放たれていることを忘れてはいけません。そのネガティブな波動が還ってきているに過ぎないのです。ですから、ネガティブな波動を常々放っている人は不幸な目に遭わなければなりません。それは自分の放っているネガティブな波動が招いているのですから。

 元気のない人には、更に元気を無くすようなことばかりが起きてきます。なぜなら、元気がないというネガティブな波動がそれに親和的な事態を招いているからです。その事態により更にネガティブになるものこそ、親和的なものであるからです。すると、ネガティブな波動を抱いて人生を生きていると間違いなく不幸な人生を歩むことになるのです。これは運が悪いということではなく、自分のネガティブな波動が招いているだけのことであり、自分の選択の結果なんですよ。




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