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在家の法 第112号

★「幸福の法則(在家の法)」第112号  <経済革命12>

 あなたの心の糧となるよう大和武史が在家の法をお送りします。
 企業として、個人の幸福を最高の価値と認めて、社会に貢献することを目的として活動を行うと、そこに出てくる業績は社会にとってプラスになるものがほとんどになるはずです。今、日本が経済大国として世界でも注目を浴びているのは他ならぬ企業による活発な経済活動によるわけです。戦後の復興期を乗り越えて、現在のような国際的な地位を得る事ができたのも、経済による勝利があったからに他なりません。

 日本は第二次大戦には敗れましたが、その後の経済戦争には勝ち組となったのです。そして、その結果、国民は豊かな生活を得る事ができましたが、しかし、豊かな生活の中でも国民にはなぜか幸福感が薄いのです。幸福とは豊かな物資に浸ることでもたらされるものではないという当たり前のことを実体験として感じているのが、私たち日本人ではないでしょうか。

 社会には厳しい競争と、いじめなどの暗い社会悪や犯罪が蔓延り、隣の人とさえろくに口をきかない無関心な国民にどうして幸福が訪れるというのでしょうか。愛の不足、一言で言ってしまうとそれだけのことです。社会に愛が不足しているのです。人々を幸福にするのは物資ではなく、愛に他ならないのです。こんな当たり前のことすら忘れて一生懸命に競争してきた私たち日本人ですが、今、余裕が出てきてつくづくと考えさせられている状況ではないでしょうか。

 幸福とは何なのか、どうすれば幸福になれるのか…。残念ながらその答えを出せる人は数少ないと思います。なぜなら、幸福とは追いかければ逃げていくものだからです。忘れていてもすぐそばに付いてきているのですが、捕まえようとして追いかけるとするりと逃げる、そんなものであるからです。なぜなら、愛とは掴むものではないからです。捕まえるものではなく、与えるものなのですね。
 愛を得ようとして掴もうとすると、愛は変質してしまって執着に変わります。失いたくないという思いは執着そのものであり、私たちの心を不安がらせて奪われる恐怖に怯えさせます。愛が執着へと変わってしまったわけです。こうなると、心は鎖に縛られてしまって幸福は感じられません。しかし、逆に自分の愛を他の人々へ与えて生きる人は何も奪われるものがありません。心は隠すものもなく、自由に解放されます。幸福とはこうした自由な心に宿るのです。

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