参考和訳 ソシエダ・キミカ・イ・ミネラ・デ・チリ S.A. (NYSE:SQM) Q3 2022 Earnings Conference Call November 17,
ソシエダ・キミカ・イ・ミネラ・デ・チリ S.A. (NYSE:SQM) Q3 2022 Earnings Conference Call November 17, 2022 10:00 AM ET
企業参加者
ケリー・オブライエン - インベスターリレーションズ責任者
リカルド・ラモス（Ricardo Ramos） - 最高経営責任者
ゲラルド・イラネス（Gerardo Illanes） - 最高財務責任者
Felipe Smith - シニアコマーシャルバイスプレジデント（リチウム
Pablo Altimiras - エグゼクティブ・バイスプレジデント(ヨウ素・硝酸塩)
Carlos Diaz - エグゼクティブ・バイスプレジデント、リチウム事業担当
電話会議参加者
Joel Jackson (BMO Capital Markets) - BMO キャピタルマーケッツ
P.J. Juvekar - シティ
ジェイコブ・キム - スコシアバンク
César Pérez-Novoa - BTG Pactual (BTGパクチュアル)
アンドリュー・マッカーシー - クレディコープ・キャピタル
クリス・カプシュ - ループ・キャピタル・マーケッツ
サントッシュ・セシャドリ - HSBC
司会進行
おはようございます、SQM 2022年第3四半期決算説明コンファレンスコールへようこそ。参加者の皆様はリスニングオンリーでお願いします。[本日のプレゼンテーションの後、質疑応答の時間を設けております。[本日のプレゼンテーションの後、質疑応答の時間を設けております。
それでは、インベスター・リレーションズ部長のケリー・オブライエンに会見を引き継ぎたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
ケリー・オブライエン
おはようございます。SQMの2022年9月期第3四半期決算カンファレンスコールにご参加いただき、ありがとうございます。このカンファレンスコールは録音され、ウェブキャストで生中継されます。決算プレスリリースと決算の概要を説明したプレゼンテーションは、当社のウェブサイトにアップロードされており、このウェブキャストへのリンクも掲載されています。
本日の電話会議では、CEOのリカルド・ラモス、CFOのジェラルド・イラネス、リチウム担当上級副社長のフェリペ・スミス、ヨウ素・硝酸塩担当上級副社長のパブロ・アルティミラスが、あらゆる質問にお答えする予定です。
本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」であり、これらは、現在入手可能な情報から得られた当社の経営者の判断に基づいています。
将来予想に関する記述は、現在入手可能な情報に基づく SQM の最善の判断を反映した推定であり、多くのリスク、不確実性、および持続可能な開発計画を成功させる能力など、実際の結果がその記述と大きく異なる原因となりうるその他の要因を含んでおり、リスク、不確実性および将来予想に関する記述の正確さに影響する要因は、米国証券取引委員会への提出書類および昨晩発表した業績発表に記載されています。そして、これらの将来予想に関する記述は、それらの要因に照らして検討されるべきものです。私たちは、新しい情報、将来の進展、またはその他の結果にかかわらず、法律で義務づけられる場合を除き、このような記述を更新する義務を負いません。
それでは、最高経営責任者のリカルド・ラモスよりご挨拶申し上げます。
リカルド・ラモス
ありがとう、ケリー。ケリー おはようございます。私たちは、発表した業績について大変うれしく思っています。この業績は、記録的な高値となったヨウ素とリチウムの良好な市況に影響されたものです。今年度9ヵ月間において、リチウムは当社の売上総利益の77％を占めています。この成功は、一夜にして実現したわけではありません。何十年もの間、私たちはリチウム市場に対する信念を持ち続け、その熱意は近年ますます高まっています。
私たちは研究開発に多額の投資を行い、世界のどのプレーヤーよりも早く、より多くの生産能力を獲得することができたのです。SQMとCORFOの官民連携の成功は、両者だけでなく、近隣のコミュニティやチリにも、かつてないほどの利益をもたらしています。私たちは、Salar Futuroの発表を通じて正式に決定したこの勢いを今後も持続させていきたいと考えています。この勢いに乗って、私たちは世界中でリチウム生産への投資と成長を続けています。最近、中国に工場を購入し、チリの事業から硫酸リチウムを水酸化リチウムに加工できるよう、大改造したことを発表しました。
昨日、チリにおける水酸化リチウムの生産能力を4万トンから10万トンへの拡張を開始することを発表しました。必要な許可を得ており、2025年までにこのプロジェクトを完了させたいと考えています。
リチウム業界では、特に中国において、電気自動車の販売台数が昨年の2倍になるなど、需要拡大に関連する強い指標が出ています。中国がリチウム需要の伸びを牽引していますが、私たちは欧米の電気自動車市場にも注目しています。アメリカの電気自動車販売台数は、今年は昨年に比べて最大60%まで伸びる可能性があり、低水準からのスタートではありますが、この数字は、今後世界的にリチウム市場の勢いが続くことを示すポジティブな指標となります。
このような多くのことを考えると、2022年の残りから2023年にかけて、価格はこの歴史的な高水準で推移する可能性が高いと思われます。こうした力強い成長のファンダメンタルズは、私たちがチリや海外で発表した以上の成長を続けるインセンティブとなっています。私たちは、研究開発、イノベーション、そして将来のグリーンエネルギーへの移行に対応したコスト効率の高い持続可能な方法でリチウムを生産できるような新しいプロジェクトや機会への投資を続けていきます。
近年、当社はリチウム事業への大規模な投資を発表していますが、リチウム事業全体に対する当社の長期的な展望は、依然として強固なものです。また、ヨウ素や硝酸塩に関連する拡張プロジェクトにも引き続き投資していきます。この数ヶ月の間に、リチウムとヨウ素の両方で長期契約を結びました。これは、私たちのビジネスに対するコミットメントと、私たちが事業を行う業界の主要なプレーヤーとの相互信頼と協力関係を証明するものです。
ケリー・オブライエン
司会 それでは、質問に移りたいと思います。
質疑応答
司会
最初の質問は、BMOキャピタル・マーケッツのジョエル・ジャクソンさんからです。それでは、どうぞ。
ジョエル・ジャクソン
こんにちは、おはようございます。いくつか質問がありますので、1つずつお伺いします。リチウムについては、今週、リチウムのスポット価格が下落し始めたとか、そうでないとか、いろいろ騒がれていますね。スポット価格は下がっているのでしょうか？また、実現価格がスポット価格より数ヶ月遅れていることを考えると、2023年第1四半期の価格は、第4四半期の水準より若干高いと見るべきではありませんか？ありがとうございました。
フェリペ・スミス
はい、おはようございます。フェリペ・スミスです。今はまだ価格トレンドが変わる気配はありません。つまり、ご指摘の情報は先物のものですが、現在の水準ではまだスポット価格は同じ水準にあります。そしてもちろん、先ほどから申し上げているように、当社の先物契約はすべて市場価格と連動しています。ですから、今年の残り期間と来年の最初の数カ月は、価格設定に大きな変化はないと考えています。
ジョエル・ジャクソン
そうですか。話題を続けましょう。リチウムの基準価格は、ジャーナリスティックな評価や新しい取引所、先物の価格など、さらに新しいものが出てきているようですね。これらによって、リチウムの契約や販売構造、購入パターンが変化するとお考えですか？
フェリペ・スミス
私たちは、より古く、より信頼性の高いインデックスをいくつか持っています。しかし、もちろん、新しいインデックスが市場に出てくることは歓迎すべきことです。そうすることで、より透明性が高まると思うからです。どのインデックスを採用するかは、最終的にはお客様との話し合いの中で決定します。
ジョエル・ジャクソン
先ほどの回答の中で、先物価格について触れられていましたね。新しい先物価格、取引所、リファレンスがいくつか出てきていますね。それらは信頼できる先物取引なのでしょうか？例えば、これらの新しい評価に基づいて、リチウム価格が2023年以降に下落するとお客様が考えていることは信用できるのでしょうか？それらは信頼できるものですか？それらは流動的ですか？
フェリペ・スミス
そうです。私たちは、そのような動きを追っています。しかし、最終的には、私たちの契約は現在の市場インデックスに基づいています。
ジョエル・ジャクソン
ありがとうございました。
司会
次の質問はCitiのP.J. Juvekarからお願いします。
P.J. Juvekar
はい、どうも。おはようございます。ご質問をお願いします。御社はチリのコンバージョン工場と中国の生産能力を拡大しようとしています。IRA法案によって、SQMは米国での転換工場を検討する意味があるのでしょうか？
カルロス・ディアス
おはようございます。リチウム事業担当のエグゼクティブ・バイスプレジデント、カルロス・ディアスです。ご存知のように、私たちはここチリで、炭酸リチウムと水酸化リチウムの生産能力を拡大しています。
来年には、水酸化リチウムの生産能力が4万トン、炭酸リチウムの生産能力が18万トンに達すると見込んでいます。同時に、中国で精製と転換の新しい能力を来年3万基分購入し、オーストラリアで新しいプラントを建設中で、2024年に完成する予定です。
さらに、昨日発表したように、チリの水酸化リチウムの生産能力を引き続き拡大し、2025年には10万オンスに達する予定です。これが私たちの計画です。
また、米国での事業展開についてご質問をいただきましたが、私たちは現在、さまざまな検討を進めています。もちろん、米国や、電池用リチウムの消費量が急増している他の市場に工場を建設することも検討中です。ですから、私たちの範囲内ではありますが、まだ研究中です。
P.J. ジュベッカー
そうですか。ありがとうございます。次に、ポタッシュについて質問させてください。ブラジルは御社の最大の市場です。ブラジルの在庫は高いという見方もありますが、それについてお話しいただけますか？ポタッシュについては、下がってきているとの見方もあります。また、価格上昇によって需要が弱まったというお話がありました。2022年にそれが起こったとすると、2023年の見通しはどうでしょうか。
パブロ・アルティミラス
そうですね。Pablo Altimirasです。おはようございます。ご存知のように、今年は肥料業界全体が非常に異常な年で、需要は......需要の減少は、肥料や製品の価格だけが理由ではありません。
また、ガス代、原材料費、人件費など、農家の経済にも大きな圧力がかかっています。もちろん、これは非常に重要な形で需要に影響を及ぼしています。
ブラジルも例外ではありません。ブラジルも例外ではなく、ご存知のように、年明けから製品を大量に買い付けます。そのため、今期は数量が少なかったということです。
今後どうなるかについては、先ほど申し上げたように、まだ不確定要素が多くあります。もちろん、市場の状況をフォローアップしているところですので、何とも言えません。現在、いくつかの小さな回復が見られますが、不確実性が高いため、何が起こるか知るためには少し待つ必要があると思います。
P.J. Juvekar
では、4Qの需要は弱含みということでしょうか？つまり、ブラジルはちょうど植え付けが終わったところですが、植え付け時期の需要は弱かったとお考えでしょうか？
Pablo Altimiras
当社の場合、第3四半期の売上は低水準でした。私たちの場合は、ある程度回復していると見ています。先ほど申し上げたように、ご存知のように、需要が回復している兆候が見え始めているからです。しかし、まだ在庫があるため、回復には時間がかかります。
P.J. Juvekar
なるほど。なるほど、在庫が高いということですね。わかりました。ありがとうございます。
オペレーター
次の質問はスコシアバンクのジェイコブ・キムからです。どうぞ、お聞きください。
ジェイコブ・キム
どうも、こんにちは。ベン・アイザックソンに代わって ジェイコブ・キムです 2つほど質問をさせてください。チリの水酸化物生産能力増強についてですが、以前、特にチリでは多くのハードルを越えなければならないため、立ち上げに時間がかかるとおっしゃっていましたね。これは加速されたプロセスなのでしょうか？また、中国やSALAR FUTUROなど、他のプロジェクトで前倒しされたことはありますか？
リカルド・ラモス
はい。私たちは、できる限りのことを、できる限り早くやっています。すでにチリの炭酸リチウムの生産能力を拡大していますが、同時に水酸化リチウムの生産能力も4万トンまで拡大しています。その後、すぐに昨日発表した新たな拡張を開始します。
もう1つは、ちょうど1カ月か2週間前にそのための認可を受けたばかりで、今まさにそれを開始しようとしているところです。ですから、できるだけ早くやるのではなく、つまり、できるだけ多くやるということだと考えています。そして、ここ3、4年で能力を高め、増強してきましたが、少なくとも今後2、3年はそれを続けていくつもりです。
ジェイコブ・キム
いい感じですね。最後にもう1つだけ質問させてください。価格設定契約についてですが、長期的な価格設定契約を結んでいるとのことで、以前、その長所と短所をお話になりましたね。一般的に、長期的な価格設定は市場の状況に応じて行われますが、戦略的にどのようなタイミングで長期的な価格設定を行うのでしょうか。
ジェラルド・イラネス
はい。今日、お客様との話し合いでは、最終的に市場指標を参照しています。これが最も健全な契約方法だと考えています。ですから、価格を固定することは、今の私たちには問題外なのです。私たちはインデックスに従います。これがベストだと信じています。
ジェイコブ・キム
いい感じですね。そうですね。どうもありがとうございました。
オペレーター
次の質問はBTG PactualのCésar Pérez-Novoaからです。どうぞよろしくお願いします。
César Pérez-Novoa (セザール・ペレス・ノボア)
ありがとうございます。そして、好調な業績を祝して、おめでとうございます。ここでいくつか質問をさせていただきます。最初の質問は、チリにおける水酸化物6万トンの増設についてです。CORFO社との契約期間が2030年に終了することを考えると、これは確かに大胆で自信に満ちた動きと投資と言えます。この点について、報道で言われているような関係当局との話し合いは進んでいるのでしょうか。また、この新たな投資を考える場合、2023年の設備投資額はどの程度を想定すべきでしょうか。また、今後数年間はどのように変化していくのか？
中国について、この施設がSQMの数字に貢献し始めるのはいつ頃か、また、どのような経済条件で貢献する可能性があるか、教えてください。
3つ目は、リチウムの価格についてです。2022年第3四半期は、前四半期比で一貫して価格が上昇しており、第4四半期の最初の45日間は、スポット価格が大幅に上昇したようです。価格水準については言及されないようですが、2023年に向けての価格の方向性を定性的に示していただければと思います。また、来年はどのような販売構成になるのでしょうか、あるいはなることを目指しているのでしょうか。以上、3つの質問をさせていただきました。ありがとうございました。
Gerardo Illanes
こんにちは、César。こちらはGerardoです。それぞれの質問にお答えしていきたいと思います。まずはカルロスさんからお願いします。
カルロス・ディアス
こんにちは、César。チリの水酸化物の拡張について、少し説明します。先ほども申し上げましたが、リチウム、特に中国以外の水酸化リチウムについては、来年は非常に強い需要があると私たちは考えていると説明しています。市場には当然、より多くの供給が必要で、私たちはチリ、中国、オーストラリアでそのための取り組みを行っています。ですから、私たちは、この生産能力を達成するために最善の努力をすることができると確信しています。私たちは、過去にそれができたことを示しました。CORFOについては、どうでしょうか？
リカルド・ラモス
カルロス、ありがとうございます。この水酸化物の能力増強は、CORFO社と結んでいる2030年の合意を進めることを考慮しなくても、非常に良いプロジェクトであると言うことが重要です。2025年に準備が整うことを考えると、それ自体が非常に良いプロジェクトだということです。
しかし、2030年のCORFOとの合意については、ご存知のように、私たちは、セザール、さまざまな当局や関係者に、サラ・フトゥーロ・プロジェクトの範囲とでもいうべきものを説明するために、情報を提供している最中であることをコメントさせてください。これまでのところ、サラの水収支を改善するためのプロセスや技術を開発することに、誰もが同意してくれていることを嬉しく思っています。
また、高い収率や、極めて低いカーボンフットプリントを維持することも、非常に良い目標です。
最後に、私たちが期待しているのは、アタカマ砂漠で持続可能な生産活動を深めていくことです。そして、これまで連絡を取ってきたすべての人と、完全に合意しているのです。
現在、私たちは、プロセス設計とエンジニアリング技術の定義、そしてプロジェクトの完全な環境調査を、最大限のスピードで進めています。このプロジェクトは、先ほども説明したように非常に複雑で、高度な知識と経験が必要です。
SQMは、アタカマ砂漠で25年以上の経験を積んできた企業であると確信しています。このプロジェクトを成功させるための人的チーム、経験、コミットメント、リソースを持っています。
2024年後半にチリの環境アセスメント当局に最終プロジェクトを提出するために必要なすべての定義を完了させたいと考えています。チリでは、環境アセスメントに提出する前に、プロジェクトのすべての定義づけにおいて完全な進捗が必要であることを考慮することが重要です。これは、チリのフレームワークでは非常に重要なことです。
また、このプロジェクトは、2030年をはるかに超えたオペレーションを約束するものであることも重要なポイントです。そのため、環境当局に提出する前に、CORFOと協力して評価を行うことが必要です。
私たちは皆、フトゥーロ貯水池プロジェクトの開発は、チリの第2地域にとってプラスになるような方法で行われなければならないということに同意しています。もちろん、チリやSQMにとってもプラスになるものでなければなりません。
ジェラルド・イラネス
設備投資に関するご質問ですが、私たちは2022年から2024年までの設備投資計画を発表しています。
その内訳は、硝酸塩とヨウ素に関する設備投資10億ドル（これらの事業のメンテナンスを含む）、オーストラリアでの投資7億ドル、チリでのリチウム拡張13億ドル、そして昨日発表した水酸化リチウムの能力拡張3億6千万ドルで、中国の質問についてはこの中に含まれていると考えています。カルロス
カルロス・ディアス
中国については、来年の第2四半期に生産を開始する予定です。現在、工場はまだ立ち上げ中です。3月から4月にかけて、来年には生産を開始できると考えています。
セザール・ペレス・ノボア
そうですか。2023年の第2四半期ですか？そうです。ありがとうございます。
フェリペ・スミス
そうです。そして、こちらはフェリペです。最後の質問ですが、価格の方向性について、はい、たくさん質問があります。さて、私たちはすでにプレスリリースの中で、今年の年末から2023年の初めにかけて、価格環境は高止まりすると考えていることをお伝えしました。ですから、私たちはその考えを堅持しています。
需要は非常に強いままです。これは、お客様からのフィードバックもあり、確信を持っています。お客様も非常に積極的な拡張計画をお持ちです。ですから、需要が価格の方向性を決める大きな要因になります。そして、そのようなファンダメンタルズが存在すると信じています。
セザール・ペレス・ノボア
それでは、フェリペさん。つまり、2023年には、現在のような堅調な需要に支えられ、御社は100%の市場エクスポージャーを得られるということでしょうか。私の記憶が正しければ、第3四半期には80%の市場シェアを獲得していましたが、これは正しい評価でしょうか？
フェリペ・スミス
そうですね、来年はほぼ全面的に市場価格に依存することになりますから、その点では非常に自信があります。
セザール・ペレス・ノボア
そうですね。それでは。皆さん、私の質問にすべて答えていただき、ありがとうございました。
オペレーター
次の質問はクレディコープ・キャピタルのアンドリュー・マッカーシーからです。どうぞよろしくお願いします。
アンドリュー・マッカーシー
皆さん、こんにちは。電話、プレゼンテーション、そして質疑応答、ありがとうございました。ヨウ素に少し話を移したいと思います。価格実現という点では、1キロあたり約63ドルと、非常に好調な四半期でしたね。年末から2023年にかけて、需給関係はどのように推移すると見ていますか？また、この分野の価格はまだピークに達していないのでしょうか？それが最初の質問です。ありがとうございました。
リカルド・ラモス
そうですね。今お話にあったように、私たちはヨード事業の今四半期の結果について非常に誇りに思っています。特にメディアやその他の用途で需要があったため、そのような結果になったと言えます。しかし、それだけではなく、オペレーションを改善したことにより、昨年よりも多くのヨウ素を生産することができたため、売上を増加させることができたと言うことができます。ご存知のように、私たちはヨードの生産能力を拡大するための投資を行っています。つまり、お客様が必要とするヨウ素を供給することができたということです。
来年度については、いつも言うのが難しいです。おっしゃるとおり、すべては需要と供給にかかっています。需要に関しては、ヨーロッパの状況により、いくつかのアプリケーションに影響を与える可能性があるため、不確実性があると見ていますが、最終的に何が起こったかを確認するにはまだ少し時間がかかります。それが1つのポイントです。
また、供給に関しては、現在、これ以上供給が増えるとは見ていません。来年は、新しい生産能力が加わる可能性がありますが、最終的にはそれを確認する必要があります。いずれにせよ、私たちは、より多くの生産能力を確保するために投資も行っています。もし市場がヨウ素を必要とするならば、私たちはそのヨウ素を市場に供給することができると信じています。
アンドリュー・マッカーシー
素晴らしい。ありがとうございます。リチウムの話に戻りますが、最近、税関のデータで、特に中国での数量と価格に関して、上下することがあります。それについて、一時的な影響なのか、特定の月におけるミックス効果なのか、あるいはもっと懸念すべきことがあるのか、お考えをお聞かせいただけますか？ありがとうございました。
ジェラルド・イラネス
こんにちは、アンドリュー、ジェラルドです。お客様からいただく情報には、さまざまな市場への輸出を示すものがたくさんあります。しかし、価格調整などがあるため、必ずしもその数字に反映されているわけではありません。ですから、この数字から強い結論を出すのは間違いかもしれません。また、チリから輸出された製品は、ほとんどの場合、当社の子会社で販売されますので、子会社に在庫があることも考慮しなければなりません。
ですから、ある四半期に前四半期より数量が大幅に増加または減少したからといって、次の四半期に販売数量が大幅に増加または減少するとは限りません。今年度のリチウムの総販売量は15万トン以上になると予想しています。もちろん、これにはチリで販売される製品や、当社のコマーシャルオフィスで販売される製品も含まれます。
アンドリュー・マッカーシー
そうですか。ありがとう、ジェラルド
司会
次の質問はループ・キャピタル・マーケッツのクリス・カプシュからです。どうぞよろしくお願いします。
クリス・カプシュ
はい、どうも、ありがとうございます。前の質問のフォローアップのようなものですが、もう少し詳しく説明したいと思います。現在、電池材料業界の大きな会議に出席していますが、会議ではインフレ抑制法（IRA）について多くの議論が交わされています。
チリは自由貿易協定を結んでいるため、チリでの電池材料の製造や加工はIRAに該当すると思われます。そこで質問なのですが、チリのフットプリントの状況についてご確認いただけますか？2つ目は、この自由貿易パートナーとしての地位とIRAにおける適格性から、この法案の可決と米国における今後の成長への影響の結果として、SQMが米国の川下パートナー候補と商業的に関わる機会が増えたかどうかということです。
カルロス・ディアス
はい。カルロス・ディアスです。チリは米国と自由貿易協定を結んでいるので、私たちの製品がその対象となることは理解しています。しかし、このことは、私たちの顧客について揺るがなければならないことなのです。
クリス・カプシュ
この話題はとても盛り上がっていますね。商業的な関与の中で、そのようなことが起こっているのかどうか、気になります。また、この法律が、先ほど発表された水酸化物の拡張計画の引き受けに影響を与えたのでしょうか、それとも全く独立した投資決定なのでしょうか？ありがとうございました。
カルロス・ディアス
そうです。私たちは現在、顧客であるデータ[PH]と契約を締結しています。彼らは米国でプロジェクトを展開している顧客であり、明らかに、彼らはチリから来る私たちの製品を必要とします。私たちは、米国と自由貿易協定を結んでいる国から来た製品であることを理解してくれているからです。
クリス・カプシュ
ありがとうございました。
司会
次の質問は、HSBCのサントッシュ・セシャドリからです。どうぞよろしくお願いします。
サントーシュ・セシャドリ
こんにちは、おはようございます。まず最初の質問ですが、今年末までにEV補助金が段階的に廃止されることに伴い、中国での需要が正常化する可能性はありますか？また、第二に、オンライン化され、生産が増強される新しいバッテリーや資本計画をサポートするために必要な在庫需要を定量化することは可能でしょうか？また、それらの需要がピークに達するのはいつ頃でしょうか？ありがとうございました。
ケリー・オブライエン
サムさん、最初の質問をもう一度お願いします。少し聞き逃したかもしれません。
サントッシュ・セシャドリ
中国が今年末までにEV補助金を段階的に打ち切ることを考えると、中国のリチウム需要が正常化する兆しがあるのかどうか気になるところです。そのため、EVの先行購入が盛んに行われています。
フェリペ・スミス
はい、こんにちは。フェリペ、再びです。来年以降の補助金については、中国政府からの正式な情報を待っているところです。しかし、中国市場は非常に力強い成長を見せており、さらに成熟していると考えています。補助金終了による強い影響はないと見ています。それどころか、良い勢いがあると信じています。また、中国政府が何か発表する可能性もあり、それが需要を後押しすることになるでしょう。
サントッシュ・セシャドリ
ありがとうございます。
オペレーター
以上で質疑応答は終了です。最後に、ケリー・オブライエンに閉会の辞をお願いしたいと思います。
ケリー・オブライエン
オペレーター、ありがとうございました。そして、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。今日も一日、よろしくお願いします。ありがとうございました。
オペレーター
カンファレンスはこれで終了です。本日のプレゼンテーションにご参加いただき、ありがとうございました。本日はありがとうございました。
Sociedad Química y Minera de Chile S.A. (NYSE:SQM) Q3 2022 Earnings Conference Call November 17, 2022 10:00 AM ET
Company Participants
Kelly O'Brien - Head of Investor Relations
Ricardo Ramos - Chief Executive Officer
Gerardo Illanes - Chief Financial Officer
Felipe Smith - Senior Commercial Vice President-Lithium
Pablo Altimiras - Executive Vice President-Iodine & Nitrates
Carlos Diaz - Executive Vice President, Lithium Business
Conference Call Participants
Joel Jackson - BMO Capital Markets
P.J. Juvekar - Citi
Jacob Kim - Scotiabank
César Pérez-Novoa - BTG Pactual
Andrew McCarthy - CrediCorp Capital
Chris Kapsch - Loop Capital Markets
Santhosh Seshadri - HSBC
Operator
Good morning, and welcome to the SQM Third Quarter 2022 Earnings Conference Call. All participants will be in a listen-only mode. [Operator Instructions] After today’s presentation, there will be an opportunity to ask questions. [Operator Instructions] Please note, this event is being recorded.
I would now like to turn the conference over to Kelly O'Brien, Head of Investor Relations. Please, go ahead.
Kelly O'Brien
Good morning. Thank you for joining SQM's earnings conference call for the nine months ended September 30, 2022. This conference call will be recorded and is being webcast live. Our earnings press release and our presentation with a summary of the results have been uploaded to our website where you can also find a link to this webcast.
Speaking on the call today will be Ricardo Ramos, CEO; and Gerardo Illanes, CFO; Felipe Smith, Senior Commercial Vice President of Lithium and Pablo Altimiras, Executive Vice President of Iodine and Nitrates, will be available to answer any questions.
Before we begin, let me remind you that, statements in this conference concerning the company’s business outlook, future economic performances, anticipated profitability, revenues, expenses or other financial items, anticipated cost synergies and product or service line growth, together with other statements that are not historical facts are forward-looking statements, as that term is defined under federal securities laws.
Any forward-looking statements are estimates, reflecting the best judgment of SQM based on currently available information and involves a number of risks, uncertainties and other factors that could cause actual results to differ materially from those stated in such statements, including our ability to successfully implement the sustainable development plan, risks, uncertainties and factors that could affect the accuracy of such forward-looking statements are identified in our public filings made with the United States Securities and Exchange Commission and in our earnings release issued last night. And these forward-looking statements should be considered in light of those factors. We assume no obligation to update such statements, whether as a result of our new information, future developments or otherwise, except, as required by law.
I now leave you with our Chief Executive Officer, Ricardo Ramos.
Ricardo Ramos
Thank you, Kelly. Good morning, and thank you for joining the call today. We are very pleased with the results we published. These results were influenced by positive market conditions in iodine and lithium, where we saw record high prices. During the first nine months of the year, lithium represented 77% of our gross profit. This success did not happen overnight. For decades, we have a belief in the lithium market and that enthusiasm has only grown in recent years.
We have invested heavily in R&D and have been able to bring on more capacity faster than any other player in the world. The successful public-private alliance between SQM and CORFO has benefited both parties, as well as the neighboring communities and Chile to an unprecedented level. We look forward to keeping this momentum going in the future, formalized through our Salar Futuro announcement. This momentum has driven us to continue investing and growing our lithium production around the world. We recently announced the purchase of a plant in China, which has been overhauled to allow us to process lithium sulfate from our operations in Chile to lithium hydroxide.
Yesterday, we announced that we will begin the expansion of our lithium hydroxide capacity in Chile from 40,000 metric tons to 100,000 metric tons in Chile. We have the necessary permits and look forward to completing this project by 2025.
In the lithium industry, we see strong indicators relating to demand growth, particularly in China, where we are seeing that electric vehicle sales units are doubling compared to last year. While China is leading the lithium demand growth today, we also believe in the electric vehicle markets in Europe and the United States. Electric vehicle sales in the US could grow up to 60% this year compared to last year, and while starting at a lower base, these numbers are still a positive indicator of the continued momentum globally of the lithium market in the future.
Given a lot of this, it seems likely that prices will remain at this historically high levels for the remainder of 2022 and into 2023. These strong growth fundamentals are incentivizing us to keep on growing beyond what we have announced in Chile and abroad. We will continue to invest in R&D, innovation and new projects and opportunities that will allow produce lithium in a cost-effective and sustainable way to meet the green energy transition of the future.
While we have announced significant investment in the lithium business in the recent years, our long-term views in -- or all the business remain strong. We continue to invest in expansion projects related to iodine and nitrates as well. During the past few months, we have assigned long-term contract for both lithium and iodine, proving our commitment to our business and the mutual trust and collaboration that we have with the main players in the industries where we operate.
Kelly O'Brien
Operator, we can now turn it over to questions.
Question-and-Answer Session
Operator
We will now begin the question-and-answer session [Operator Instructions] Our first question will come from Joel Jackson with BMO Capital Markets. You may now go ahead.
Joel Jackson
Hi, good morning. A couple of questions, I'll go one by one. So in lithium, there's a lot of noise this week that lithium spot prices may or may not have started to decline. Are you seeing spot prices falling? And considering your realized lag, your realized prices lagged spot by a few months, shouldn't we see your first quarter 2023 pricing being slightly higher than the levels you're getting in Q4? Thank you.
Felipe Smith
Yes. Hi, good morning. This is Felipe Smith. We are still not seeing any sign of a price trend changing right now. I mean, the information you mentioned is about futures, but at current levels, the spot price still is at the same levels. And of course, as we have mentioned before, our future contracts are all linked to market prices. So we do not expect in the first -- in the remaining of this year and the first months of next year to have a significant change in the pricing.
Joel Jackson
Okay. Let's go on with the topic. So, there also seems to be more new lithium reference prices emerging, including new journalistic assessments and new exchanges, futures price like you said. Do you expect all of this to change lithium contract and sales structures and purchasing patterns?
Felipe Smith
Well, there are some indexes that we -- that are older and more reliable. But of course, we welcome to have new indexes coming in the market. I think that will help to have more transparency. And the decision on which index we consider is, at the end, part of the discussion that we have with our customers.
Joel Jackson
You mentioned in one of your earlier answers about futures pricing. So, there's some new future prices, exchanges or references that are emerging. Are those credible futures references? Like is it credible that customers now think that lithium prices are declining later into 2023 based on these new assessments? Are they credible? Are they liquid?
Felipe Smith
Yes. We just followed those developments. But at the end, our contracts are based on the current market indexes.
Joel Jackson
Thank you very much.
Operator
Our next question will come from P.J. Juvekar with Citi. you may now go ahead.
P.J. Juvekar
Yes, hi. Good morning. Question for you. You're expanding your conversion plant in Chile and as well as capacity in China. With the IRA bill, would it make sense for SQM to consider a plant in the US for conversion?
Carlos Diaz
Good morning. I'm Carlos Diaz, I'm Executive Vice President of the business, Lithium. Well, as you know, we're expanding our capacity here in Chile in the lithium carbonate as lithium hydroxide.
At the same time, we expect to reach a total capacity next year of lithium hydroxide of 40,000 and 180,000 in lithium carbonate. At the same time, we are expanding our -- buying a new capacity of refining and conversion in China at a total of 30,000 for next year, and the same time, working on building a new plant in Australia that will be ready in the year 2024.
Additional, what we announced yesterday is to continue expanding our lithium hydroxide capacity in Chile up to reach 100,000 in the year 2025. That is our plan.
And you asked about to do with something in the US. Obviously, we are studying different alternatives that could be one to put a plant in the US or another market that we know that are growing fast for the consumption of lithium for batteries. So, it's in our scope, but we're still under study.
P.J. Juvekar
Okay. Thank you. And then I have a question on potash. Brazil is your biggest market. Can you talk about inventories in Brazil that some people think are high? Some people think they have come down in potash. And you talked about higher prices causing some demand weakness. Given that happened in 2022, what's your outlook for 2023?
Pablo Altimiras
Okay. Pablo Altimiras speaking. Good morning. Well, as you know, I would say that the whole fertilizer industry has been a very unusual year, and demand is not only -- the reduction in demand is not only explained because of the price of fertilizer, [indiscernible] product.
Also, there are a lot of pressure in the farmers' economies because of the cost of gas, raw materials in general, manpower, et cetera. So of course, that -- this have impact in the demand in a very important way.
Brazil has not been the exception. And also in Brazil, as you know, they're starting buying a lot of product at the beginning of the year. So right now, our view is still in that country, we have a lot of inventory, and that explains the low volumes that we saw in this quarter.
Regarding to what will happen, as I said before, still there are a lot of uncertainty. Of course, that we are following up what's going on with the market situation, so it's difficult to say. We see some small recoveries now, but I think that because of uncertainty, we need to wait a little bit in order to know what will happen.
P.J. Juvekar
So would you say that demand is weaker in 4Q? I mean, now that Brazil has just finished planting, do you think demand was weaker during the planting season?
Pablo Altimiras
Well, in our specific case, you see that our sales in Q3 were low. We see some recovery in our case. As I said before, because we are starting seeing some sign, as you know, that the demand is getting there. But still, it's slow because of the level of inventories.
P.J. Juvekar
Okay. Okay, so inventories are high. Okay. Thank you.
Operator
Our next question will come from Jacob Kim with Scotiabank. You may now go ahead.
Jacob Kim
Hi, there. This is Jacob Kim calling in for Ben Isaacson. I just had a couple of questions. Looking at the hydroxide capacity expansion in Chile, you mentioned before that it takes a while to get these expansions up and running, especially in Chile when you have to jump through so many hurdles. Can you talk about whether this is an accelerated process? And if so, has any time line been accelerated for any of your other projects like China, the Salar Futuro?
Ricardo Ramos
Yes. Well, we're doing as much as fast as we can. You know that we're already expanding the lithium carbonate capacity in Chile at the same time doing the same with lithium hydroxide to reach 40,000. And after that, immediately, we'll start with the new expansion announced yesterday.
And for the other side, we just received the permit for doing that just a month or a couple of weeks ago, so we're just now in the moment to start with that. So, we think that we are doing as much as possible, I mean, instead of doing faster. And we have been building and increasing our capacity in the last three or four years, and we will keep doing that for the next two or three years at least.
Jacob Kim
Sounds good. And just one last question. Just in terms of the pricing contracts, I know that you've mentioned that there are some long-term pricing contracts in place, and you've talked about the pros and cons before of these long-term pricing contracts. Just in general, as they follow general market conditions, is there a strategic point in time that you identify when you would want to lock in the long-term pricing?
Gerardo Illanes
Yes. At the end, today, in our discussions with customers, we are referring to market indexes. We believe that this is the healthiest way to contract our product. So, definitely, locking prices is something that is out of the question for us today. We are following indexes. We believe this is the best.
Jacob Kim
Sounds good. Okay. Thank you so much.
Operator
Our next question will come from César Pérez-Novoa with BTG Pactual. You may now go ahead.
César Pérez-Novoa
Thank you. Good afternoon to you all and congratulations for your strong performance. I have a group of questions here. My first one is regarding this incremental 60,000 hydroxide expansion in Chile, which certainly is a bold and confident movement and investment, considering that the contractual terms with CORFO expire in 2030. On this rationale, has there been any progress with pertinent authorities as voiced with the press? And also when considering this new investment, what CapEx should we assume in 2023? And how have your numbers have changed for the next years?
On China, could it be possible to say when will this facility start contributing to SQM's numbers and possibly what -- under what economic terms?
And third and finally on lithium pricing. The third quarter 2022 numbers had -- are consistently increased pricing on a quarter-on-quarter basis, and it seems that much of the first 45 days of quarter four, there has been a significant uptick in spot prices. Maybe if you could qualitatively -- I know that you don't talk about price levels but maybe qualitatively indicate price direction into 2023. And what sales mix would you attain next year or seeking to attain? Those would be my three questions, gentlemen. Thank you.
Gerardo Illanes
Hi, César. This is Gerardo. We will try to go over each of your questions. Carlos will start with the first one.
Carlos Diaz
Hello, César. I will explain about -- a little bit about the hydroxide expansion in Chile. What I said as before, we have been explaining that we believe that the demand is -- will be very strong in the coming year regarding to the lithium, especially lithium hydroxide outside of China. The market, obviously, we will need more supply and we're working on that in Chile, in China and Australia. So we feel very confident that we will do our best effort to reach that capacity. We have shown in the past we have done it. And so regarding to CORFO, I don't know, Ricardo?
Ricardo Ramos
Thank you, Carlos. It's important to say that this hydroxide capacity increase is a very good project without even considering moving forward in the 2030 agreement we have with CORFO. It means it's a very good project itself, considering that we will be ready in 2025.
But about -- you're asking about the 2030 CORFO agreement we have today, let me comment that, as you may know, we are in the process, César, we are in the process of informing the different authorities and the stakeholders to explain, I think, what we call the scope of the Salar Futuro project. So far, I'm very pleased to say that everyone agrees on the interest of developing processes and technology that aim at the objective of water balance at the Salar site.
High yields is also a very good objective and maintaining an extremely low carbon footprint.
At the end, what we are looking forward is deepening a sustainable productive activity in the Salar de Atacama. And we have a full agreement with everyone we have been in touch so far.
We are advancing today, as we speak, at maximum speed in the work of process design and engineering technological definitions and to develop a complete environmental survey of the project. This project, as I explained before, is very complex and requires a high-level of knowledge and experience.
We strongly believe that SQM, we are -- we have significant experience after 25 years in the Salar de Atacama. We have the human team, experience, the commitment and the resources to successfully face the project.
We hope to complete all the necessary definitions to submit the final project to the environmental assessment, authority in Chile during the second half of 2024. It's important to consider that in Chile, complete progress is required in all the definitions of a project prior to being submitted to the environmental evaluation. That's very important in the Chilean framework.
I think also it's important to consider that this project, of course, implies operation commitments that go far beyond the year 2030. So working in agreement with CORFO, is necessary prior to its presentation to the environmental authorities for evaluation.
We all agree that the development of the Salar Futuro project must be carried out in a way that is positive for the second region of Chile. It has to be positive for the communities near the Salar, of course, positive for Chile and for SQM.
Gerardo Illanes
So regarding your question regarding your question about CapEx, we have announced our CapEx for the period 2022-2024.
We expect that, that total CapEx will be approximately $3 billion, which is comprised of $1 billion of CapEx related to nitrates and iodine business, including maintenance of those operations, plus $700 million of investments in Australia, plus $1.3 billion of lithium expansions in Chile, and here, I'm including the $360 million that we announced yesterday for expansion of our lithium hydroxide capacity, regarding your China question. Carlos?
Carlos Diaz
Yeah, regarding to China, we expect to start producing in the second quarter next year. We're still in the ramp-up of the factory. And so we expect in March and April something, but that is something that say, to produce next year.
César Pérez-Novoa
All right. Second quarter 2023? All right. Thank you.
Felipe Smith
Yeah. And this is Felipe. For the last question, regarding the price direction, yes, we have a lot of questions. So well, we already mentioned in our press release that we believe that the price environment will remain high, for the rest of this year and the beginning of 2023. So we stick to that view.
The demand remains very strong. This is -- we are very convinced because we received the feedback from our customers as well. They are all with very aggressive expansion plans. So demand will play a big factor in the price direction. And we believe that those fundamentals are there.
César Pérez-Novoa
All right, Felipe. So if I can make a final conclusion here is essentially, you'll be 100% exposed to the market in 2023 on the solid conditions that -- on the strong demand that we're seeing? Is that a correct assessment, because in the third quarter, you were open 80% to the market, if I recall correctly?
Felipe Smith
Yeah, for next year, we will be almost entirely exposed to the market price, so we are very confident on that.
César Pérez-Novoa
Yes. All right. Thank you everyone, and thank you for taking all of my questions.
Operator
Our next question will come from Andrew McCarthy with CrediCorp Capital. You may now go ahead.
Andrew McCarthy
Good day everyone. Many thanks for the call and the presentation and the Q&A session. I wanted to switch over to iodine a little bit. You had a very strong quarter in terms of price realization, about $63 a kilo. Just wondering, going towards the end of the year and into 2023, how you're seeing the supply/demand dynamics there. And are we yet reaching peak prices in that segment or not? That would be my first question. Thanks.
Ricardo Ramos
Okay. Well, as you said, we are very proud about the results of this quarter for the iodine business. I would say that is the matter of because the demand has been there, especially explained because of the media and other applications. But also it's just to say that we have been able to increase our sales because also we have been able to produce more iodine than in the last year, because some improvements in our operations. And as you know, we have been investing to expand our capacity of iodine. So my point is that we have been able to deliver the iodine that our customers needs.
Regarding to the next year, well, always is difficult to say. Everything will depend, as you said, regarding demand and supply. Regarding the demand, we see some uncertainty because of the situation in Europe that could affect some applications, but still we have some way to run to see finally what happened. So that's one point.
And regarding to the supply, well, today, we have not seen more supply coming. Next year, we know that some new capacity could arrive, but still we need to see finally that happen. Anyhow, we are also investing in order to have more capacity. If the market needs more iodine, we believe that we will be able to deliver that iodine to the market.
Andrew McCarthy
Great. Thanks very much. And just going back to lithium, we have been seeing recently some up and down customs data in terms of -- especially around volumes and prices in China. Just wondering if you could share your thoughts on that, whether that -- some of that's maybe onetime effects or mix effects in certain months or anything there that you're saying that you'd be a bit more concerned about? Thanks very much.
Gerardo Illanes
Hi, Andrew, this is Gerardo. Yeah, there is a lot of information that comes from customers that shows our exports to the different markets. But that's not only the information, since there are price adjustments and things like that, that are not necessarily being reflected on those numbers. So taking strong conclusions out of these figures may be a mistake. And also, there is another thing to keep in consideration that we export product from Chile to, in most of the cases, to our own subsidiaries, where later on, the product is being sold to the market, so we keep inventories in our subsidiaries.
So the fact that one particular quarter, the volumes were significantly higher or lower than the previous quarter doesn't necessarily mean that we're going to sell significantly more or less during the next quarter. We are projecting that for this year, the total volumes of lithium sold will be more than 150,000 tons. And that, of course, includes product that is going to be sold from Chile and also product that is being sold from our commercial offices.
Andrew McCarthy
Okay. Thanks, Gerardo
Operator
Our next question will come from Chris Kapsch with Loop Capital Markets. You may now go ahead.
Chris Kapsch
Yes, hi, thank you. Sort of a follow-up on a prior question but I wanted to flesh it out a bit. So I'm attending a big battery materials industry conference currently, and there's a lot of discussion at the conference about the Inflation Reduction Act, or IRA, which obviously provides support or stimulus for EV adoption in the US.
So as I understand, the production of battery materials or processing of materials in Chile would qualify under the structure of the IRA because of the status of Chile as a free trade partner. So was just wondering, could you just confirm your -- the status there in terms of your footprint? And two, because of this free trade partner status and presumed qualification within this IRA, just curious, has there been a step-up in SQM's commercial engagement with potential downstream partners in the US as a result of this bill's passage and its future growth implications in the US?
Carlos Diaz
Yes. Well, this is Carlos Diaz. We understand, yes, we -- our product will qualify for that as Chile have a free trade agreement with the United States. But this is something that I have to be shaky about our customer.
Chris Kapsch
Yes. I'm just curious if it is -- there's so much enthusiasm around the implications. I'm just wondering if you're seeing that in your commercial engagement. And is this some -- is this legislation, did it help influence the underwriting of your hydroxide expansion intentions that you just announced, or is it just completely independent investment decision? Thank you.
Carlos Diaz
Yes. We have now a signed contract with the customer, the data [ph]. Those are customers that have developed a project in the United States, and obviously, they will need our product that is coming from Chile. What I said before because they understand that we have -- we would qualify as a product coming from the country with the free trade agreement with the United States.
Chris Kapsch
Thank you.
Operator
Our next question will come from Santhosh Seshadri with HSBC. You may now go ahead.
Santhosh Seshadri
Hi, good morning. Thanks for taking up my questions My first question is, do you see any potential demand normalization in China, following the phasing out of EV subsidies by the end of this year? And secondly, is it possible to quantify the inventory demand that is necessary to support the new battery and capital plans that are coming online and are ramping up production? And when those demand will start to peak? Thank you.
Kelly O’Brien
Sam, could you just report -- could you just repeat the first question? I think we may have missed that a little bit.
Santhosh Seshadri
Yes, I'm just wondering if there are any signs of normalization of lithium demand in China, given that China is phasing off the EV subsidies by the end of this year. So there is a lot of prebuying happening of EV.
Felipe Smith
Yes. Hello. Felipe, again. We are waiting for more official information from the Chinese government about the subsidies as of next year. However, we can also comment, we believe that the Chinese market has shown very strong growth and some more maturity, meaning that probably the demand has a good momentum now. And we do not see a strong impact because of the subsidy ending. On the contrary, we believe that there is a good momentum. And potentially, the Chinese government will announce something that will help the demand.
Santhosh Seshadri
Thank you.
Operator
This concludes our question-and-answer session. I would like to turn the conference back over to Kelly O'Brien for closing remarks.
Kelly O'Brien
Thank you, operator, and thank you, everyone, for joining. We hope you all have a great day. Thanks.
Operator
The conference has now concluded. Thank you for joining today's presentation. You may now disconnect.
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