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ギタリスト1年目の教科書〜ハンマリング/プリング(レガート)の練習方法~

こんにちは、ギタリストのYamatoです。
ここ数回はピッキングに関する記事でしたが、前回の記事で軽く触れていたハンマリング等のフィンガリングを強化していく練習方法をご紹介いたします!

タイトルにあるハンマリングは前回の記事で「ピッキングはしないで押弦した勢いと力のみで音を出す奏法」とざっくりご紹介しましたが、プリングは「ピッキングはしないで弦から指を離した(はじいた)勢いで音を出す奏法」となっています。
このようにピッキングをしないで演奏することで、滑らかに音を出して演奏することをレガート(スラーとも)言います。

レガート(伊: legato)は、音楽のアーティキュレーションのひとつ。ある声部において、連続する2つの音(通常音の高さは異なる)を途切れさせずに滑らかに続けて演奏することである。楽譜では通常スラーで指示されるが、legatoのように文字で書かれることもある。主にスペイン語、イタリア語、フランス語、ポルトガル語などのロマンス語を語源とする地域ではレガートが用いられ、英語、ドイツ語圏ではスラーが音楽用語として一般的に用いられている。
レガートを強調するためには、最後の音の後に休符がない場合には、最後の音を多少短く演奏する。また、特に指示がなければ最後の音を他の音よりも弱く演奏することが多い。そして、最後の音を除き、音強の極端な変化を避け、全体でクレッシェンドもディミヌエンドも1つまでに抑えられるのが普通である。
フレットを備える有棹撥弦楽器では、ハンマリング・オンとプリング・オフを使った演奏でレガートを表現する。タッピング奏法でも同様である。フレットを備えない有棹撥弦楽器では、押弦した指を滑らせて表現(スライド奏法)することが多い。いずれにしてもチョーキングとは区別される。
(wikipediaより引用)

※前回の記事はこちら

・EX-1

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付属の参考音源(打ち込みギター)だとあまりレガートの雰囲気が出ていないですが、全部ピッキングするのとハンマリング/プリングを行うので弾き比べてみると、全部ピッキングに比べると少しマイルド(ピックが当たった音が無く、ふわっとしたような)音になるのがお分かりいただけると思います。

このフレーズは基本的に8分音符でオルタネイトピッキングを行っていますが、ハンマリングやプリングをしている時もしっかり空ピッキングをしてリズムを取るように練習をしてみて下さい。
それと最後のフレーズは譜割が変化しているのですが、ここもスムーズなピ動作でピッキング/空ピッキングをしつつ、レガートで音符をスムーズに繋げるというのが難しいと思います。

そこで、まずは練習の基本であるゆっくりから始めて、「譜面に表記されているピッキング方向の時にフレットはどこを押さえるのか」「ハンマリングとプリングはどのタイミングで行っているのか」を意識し(ピッキング(右手)の動きに対してフィンガリング(左手)はどう動いているか?)という点を意識して、左右の動きをシンクロ出来るように練習してみて下さい。

・EX-2

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こちらは楽曲的なフレーズというよりかは、よく使われるフィンガリングでのレガート力(れがーとりょく)を効果的に鍛えるためのフレーズとなっています。

アップの空ピッキングが表記されていますが、まずは拍頭の音をしっかりとダウンでピッキングをして、レガート部分をピッキング無しでしっかりと音が出せるようになったらアップの空ピッキングがちゃんと指定のタイミングで出来るように意識してみましょう。

右手のコツはメトロノームが鳴っているタイミングでダウンピッキングで音を出して、メトロノームとメトロノームの鳴っている真ん中のタイミングでアップの空ピッキングをおこなう。

左手のコツはピッキングした弦の揺れを抑えつけない(揺れた状態を維持する)よう瞬時に押弦して、最初のピッキングで発生させた弦の揺れを次のピッキングまで維持できるよう割としっかりめの力を込める事。

この左右それぞれのポイントを意識して練習してみて下さい。

・最後に

今回はフィンガリング性能を鍛えるための内容でお送りさせていただきました。
レガートの特性上よく「脱力(リラックス)をして練習しましょう」というアドバイスがありますが、最初から脱力を意識すると必要なパワーが足りなくなり、マスクをして鼻の詰まったフランス人の様な「もにょもにょ」とした発音(フランス国民&フランス大使館の皆さん申し訳ないです…)になってしまいがちです。

もちろんマッシブアサルトパワーでレガートをしてしまうと故障の原因になったり、レガート奏法なのにバッキバキのアタック音になってしまうのですが、まずは全力フィンガリングの練習をしてから脱力を意識的に取り組むと、音を出すために必要な力加減&スムーズな動作に必要な脱力具合のちょうどいい感じの力加減が掴みやすいと思います。

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