【遊戯王】サイドチェンジ候補カードの考察(24年5月環境)
1.はじめに
どうも、あまぐもです。
今回は、サイドチェンジ候補カードの考察をしていきたいと思います。
新弾が発売されてから、環境レベルのデッキがかなり増えおり、サイドデッキを組む際の指標を作りたくなったことが発端です。
(2~4テーマの対策ならカードを並べながらでもイメージ出来ましたが、10テーマ近くあると全然整理できません)
なので指標として、テーマ毎の評価早見表を作成してみました。
(主観多めになります)
太字のデッキは対面経験少ない為、余り自信が有りませんがこの表をベースに、今環境に対して何が刺さるかを考察していきたいと思います。
2.各デッキ毎の考察
①スネークアイ
スネークアイエクセル等1枚で2枚以上のアドバンテージを稼ぎながら盤面と墓地に妨害を構える為、初動を止めるか盤面が出来上がる前に妨害したい所
・有効なカード
エフェクトヴェーラーや無限泡擁の様な無効系誘発や展開しきる前に使える原始生命体ニビルが良さげ
後手の捲りも考えるなら、対象除去を牽制できて有効札を探せる幻想龍ファンタズメイも有効
・あまり有効でないカード
効果の発動を許してしまう幽鬼うさぎやドロール&ロックバードは、貫通されがちなので微妙な印象
灰流うららも炎属性が裏目になるときがある為、別のカードにサイチェンしておきたい所
②天盃
後手全振りで、他に刺さるカードがおおむね刺さらないことが特徴
基本先行を渡される為、封殺できるようなサイドカードを選択したい
・有効なカード
主だった所ではサモンリミッターや次元障壁の様な先行制圧カード
メインギミックで魔法罠を止められるカードは無い為、盤面+罠で制圧が目標
また、バトルフェイズ中にも使える屋敷わらしや、ドラドラからの展開に刺せるドロール&ロックバードが有効か
・あまり有効ではないカード
燦幻荘の存在からエフェクトヴェーラーや原始生命体ニビルの様なメインにしか使えないカードは減らしておきたい
また、抑止力にならないので増殖するGはサイチェン推奨
③ユベル
ユベルデッキ自体がユベルを破壊して展開を伸ばすが、デッキ内で能動的に破壊できるカードはナイトメアペイン・ヘルグレイヴスクワーマー・破械神シャバラの三枚の為、これらを抑えたい
・有効なカード
七精の開門採用型なら、混沌の招来神等ナイトメアペイン前にドロール&ロックバードを使えるタイミングがある為、強く使える印象
非採用型なら立て直す術が少ない為、無効系誘発の方が良い
ナイトメアペインに刺せる幽鬼うさぎも有効
・あまり有効ではないカード
早いタイミングでファントムユベルが立てやすいので原始生命体ニビルはイマイチ
七精の開門採用型の場合、頭数が並びやすい為、本命に無効系誘発が刺しにくくなる場合があるので注意
逆に、非採用型の場合ナイトメアペインのサーチが1回目になることが多い為、ドロール&ロックバードが刺さらない場合有り
④スネークアイ(デモンスミス入り)
デモンスミスが入ったことで最終盤面が、純構築より強固になった
純構築以上に貫通札が多い為、1対1交換より1対多のカードを採用したい所
・有効なカード
デモンスミス自体がサーチを多用する為、純構築よりドロール&ロックバードが刺さりやすい印象
展開次第では後半までアポロウーサが立たない為、原始生命体ニビルや幻想龍ファンタズメイは純構築と同様に有効と思われる
・あまり有効ではないカード
ドロール&ロックバード以外はおおむね純構築と同じ認識
無効系誘発はデモンスミスギミックで貫通されやすい為、純構築程は信頼できないか
⑤炎王スネークアイ
両テーマの手数を十二分に発揮できる為、手数の多さが特徴
妨害の数が多く幅も広い為、真向から戦わない様にしたい
・有効なカード
展開上炎王の孤島が必須になる為、そこを除去できるコズミックサイクロンが最有力
サーチを抑制できるドロール&ロックバードや、有効札を探せる幻想龍ファンタズメイもおすすめ
・あまり有効ではないカード
炎王神獣キリンの存在から、モンスターを対象とするカード全般の信頼度が下がる為、サイド後は極力残したくない所
⑥粛声
永続魔法とサウラヴィスにより、とにかく盤面が固い
展開方法が他デッキと少し異なる為、ある程度意識したサイドカードが必要な印象
・有効なカード
永続魔法でアドバンテージを稼ぐため、幽鬼うさぎがかなり強く使える
祈り手ローの蘇生効果を止める為、D.Dクロウ・深淵の獣・屋敷わらしも有効
古聖戴サウラヴィスを釣り出してから冥王結界波も良さげな印象
・あまり有効ではないカード
永続魔法とサウラヴィスで対象耐性が付与される為、対象を取るエフェクトヴェーラーや無限抱擁はサイチェンしておきたい
そもそもあまり展開するデッキでは無い為、増殖するGも不要寄り
⑦メメント
テーマ内でサーチ札が多い為、併せ持ちによる貫通性能が高い
誘発は広く刺さるが、手札次第で乗り越えられてしまうことも有る
・有効なカード
妨害の多くはテクトリカ+クレニアムバーストに依存している為、ハーピィの羽根帚や大嵐等のバック除去カードが有効か
また回避されにくい灰流うららや屋敷わらしも有効な印象
・あまり有効ではないカード
ボーンパーティやメメントフュージョンにより、対象を取る効果に耐性がある為、フェクトヴェーラーや無限抱擁はサイチェンしておきたい(n回目)
⑧レスキュー
レスキュー罠とモンスターの2面で妨害を構える
全体的に誘発の受けは良いが、妨害の大半は罠かつ対象を取る効果の為、うまく対処したい所
・有効なカード
コズミックサイクロンやハーピィの羽根帚等罠を除去出来るカードが有効
スネークアイを混ぜてる構築が多い為、原始生命体ニビルや幻想龍ファンタズメイも刺し所有り
・あまり有効ではないカード
サーチ自体多様する訳ではないので、ドロール&ロックバードはイマイチな印象
制限とは言えEMERGENCYがある為、エフェクトヴェーラー等の優先度は下げて見ている
⑨ギミックパペット
先行ワンキルを狙ってくるテーマ
地獄人形の館やテラーベビー・ビスクドール等で耐性を付与する為、それらを踏まえてサイチェンする必要がある
・有効なカード
場に影響を与えずに妨害が出来るカードが好ましい印象
主にドロール&ロックバードやD.Dクロウ、灰流うらら等か
また地獄人形の館や頭数を減らせる幽鬼うさぎも有効
・あまり有効ではないカード
強力な耐性が付与される為、場のモンスターに対して使用するカード全般は優先度が下がると思わる
また、先行ワンキルのことを考えると後攻1ターン目にならないと使用できない魔法罠も不要と考える
3.総括
ざっと9テーマについてメモ書き程度の考察をしてみました。
最初に思ったことは、無効系の誘発が前期程強く使える環境ではなくなった印象です。
それぞれ回避手段を持っていたり、貫通札が豊富だったりとするので1枚を抑えるよりドロバやニビルの様に多を抑えられるカードの方が環境にマッチしていると思いました。
なので、筆者はドロバとニビルを軸に据えて刺さらないテーマ達に使えそうなカード+先行札といった形でサイドデッキを作っております。
現環境では、天盃とギミックパペットの様に真逆な対策を取りつつ他のデッキも見ないといけない為、今まで以上にサイドデッキに採用するカードを吟味する必要があると思っております。
(表を見た限りでは全テーマに刺さるカードは無かった為)
当記事がサイドデッキ構築の一助となれば幸いです。