見出し画像

「ひたむき」を超えて

僕は自分に対して多少の努力家だという自負がある。
通信の営業では件数を上がる為に声掛けの工夫や話の聞き方、低姿勢であるか、言葉遣いなど意識し、多少パフォーマンスの波があれど、意識している時間の方が総合的に見て多いだろう。

今まで受験や部活、人間関係が上手くいかなくてもよりよくなるように試行錯誤してきた過去がある。
そんな過去からも自分はひたむきであると思うし、他者からもそう言ってもらえることは多い。

でも僕はその「ひたむき」を超えねばならぬと日々思っている。ひたむきでいる事はいいことだ。努力して結果を出すことは嬉しいし、その姿勢が周りに伝われば、可愛がってもらえる。だからこそ、そこに安住している自分もいると思う。地道に、自分のペースで頑張ればいいやと。

ひたむきを超えて、熱中、夢中、更に言えば狂気の段階まで自分の気持ちを持ち上げていきたい。言い換えるなら「熱狂」というやつ。

今僕は通信の営業をやっていて、与えられたことをこなす努力をできているが、それ以上でもそれ以下でもない。しかし同時に他者よりも頭ひとつ抜けたいとは思っている。でも思っているだけで、大きく行動には移せていないんだよな。

「もっとこうしなきゃダメだ!」とは思うけど、そうじゃなくて「これをしなきゃ我慢できない!」というフェーズまで自分を持っていきたい。能力不足の状態でいることに我慢できないみたいな。行動原理を義務感から強力な欲望へと昇華させるということ。

もっと欲望していたい。もっともっと渇望していたい。でも今はそこまで貪欲になれてない。熱中、夢中を超えた「熱狂」まで自分のモチベーションを持っていく為にはいい意味で視野を狭めて、心の余裕をギリギリまで擦り減らさないとここまでいけないと思う。「これを達成しなきゃ、俺は死ぬ」と思うくらいに。

でもこれを行動に落とし込むには、今の環境は恵まれすぎていて逆に難しい。お金に困るわけでも、衣食住に困るわけでもなく、特別なバックグラウンドがあるわけでもないからな。だから取り敢えず今は「ひたむき」の負荷を徐々に増やしてより成長スピードを早めようとはしている。

他に自分を「熱狂」のフェーズに持ち込む方法は環境を大きく変えることだろうな。

しかし環境を大きく変える勇気が今の所は無い。そういった意味では通信の営業が僕の天職では無いのかもしれないな。でもまだ始めて半年ぐらいさで経験は浅いから結論を急ぐには早いのか、遅いのか。

振り返れば「やり切った日」もあれば「やりきれなかった日」もあるんだよな。だから今月と来月は土日のシフト全部入れてやり切れるのか、やり切れないのか。
自分を試してみようと思う。

来月末までに僕は「ひたむき」を超えられるのであろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?