映画レビュー「フェラーリ」
やはり本作を観ながら「ハウス・オブ・グッチ」を思い出してしまった。
それは主役がアダム・ドライバーだからではない。
イタリアの街並みが「ハウス・オブ・グッチ」とダブったのだ。
歴史ある建物は時代が移ろうとも残す印象は変わらない。
それにしてもアダム・ドライバーは凄い。
本作ではフェラーリの創業者エンツォ・フェラーリを演じ、
一方ではグッチ経営者のマウリツィオ・グッチ。
似ても似つかない。
中年太りの体格とスラッとした紳士。
クリスチャン・ベール並みの役作り。
いやいや凄い。