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ワンワールドで世界一周①〜発券編〜

世界一周のきっかけ

夏休みアメリカに用事ができた。もちろん日本にも一時帰国する。元々世界一周をしたいという気持ちはあったので、このチャンスを逃すわけにはいかなかった。運良くスポンサー()も見つけることができた(アメリカの用事はスポンサー関連なのだが)。これで準備は全て整った。

ルート選定

出発地

ルートを組むにあたり、スポンサーがいるとは言ってもできるだけ安く済ませたいので、欧州近辺で安い出発地を探し回った。西欧、東欧、中欧、東欧、果ては北アフリカまで...
その中で見つけた安くてハードルが低い出発地がノルウェーのオスロだった。オスロ発にするだけで料金が30万くらい変わるし在住地のイギリスでストップオーバーもできる。私は日程にあまり余裕がないので、これは魅力的だった。オスロならロンドンから飛行機で2時間ほどだし。

ルート

ここからルートを選んでいく訳だが、まず必ず立ち寄るのがアメリカ某都市(後日出てきます)と東京、そして最後の方のロンドンである。そして某都市から東京までのJAL直行便を使うことも決まっていた。そこの日程を先に決め、その後行きたい都市、乗ってみたい会社、機材などを選んでいく。最終的にはうまく16区間全て組み込むことができた。

予約

BA編

先に言ってしまうが1区間目はブリティッシュでヒースローに向かう。世界一周航空券の原則に倣い、まずはBAの発券事務所に電話をした。出てきたのはアジア系のいい感じのお兄さんで、この人の対応は大変良かった。少し予約やルールでうまくいかないことはあったが、なんとか修正してルートの運賃計算を始めてもらった。ただ遅い。しかも某Q航空の座席確保が4-5日と大変短いので、運賃計算中に座席が流れる有様だった。座席が流れると運賃計算は1からやり直しなので、これではいつまで経っても発見出来ない。少し例の担当者を通して色々アクションをとってみたが、どうしようもなかった。やむなくここでBA発券は諦めた。

JL編

ここで私が泣きついたのは我らが日本航空である。ヨーロッパ予約センターに電話をし、世界一周航空券を購入したい旨伝えると、案の定最初の航空会社であるBAでの発券を勧められた。ただすでにBAには問い合わせたこととBAの惨状を伝えると発券課に確認をしてくれ、その結果OKとの返事を頂いた。ここでBAのエージェントと共に修正した旅程を伝え、空席を確認したのだが、ここで一つ問題が発生した。
アメリカ某都市から東京までのJAL直行便に空席がないというのだ。前後数日も確認してもらったが一才空席なしとのこと。これはおかしい気がしたが、とりあえずキャンセル待ちをかけていただくことに。仮で他を押さえておいた。それ以外は問題なしだったのでとりあえず運賃計算へ。
相変わらずQ航空の短い期限に悩まされたが、問題はそれだけではなかった。JALヨーロッパ予約センターの営業時間である。毎日営業しているのだが、10:00-15:30。私は学生なのでこの時間は難しい。必然的に土日になるのだが、この日は運賃計算課が休みなので合わない。なんとか平日に時間を作り、決済と発券をすることができた。

空席探しの執念

ここまできたらもう引き返せない。後はJAL便の空席を探すだけだ。どうにか術はないかとネットを探し回り、JALにも電話やLINEで連絡を続けた。2週間ほど経ったタイミングで、別のフライトの変更(急に運休になったので前のフライトに変えてもらった)のタイミングでエージェントに確認をとってみた。この方、とてもいい方で四方八方手を尽くしてくださり、最終的にこのようなことを伝えてくれた。

エ「〇〇日(希望の日付)では残念ながら空席は見つかりませんでしたが、××日(翌日)の同じ便でよろしければ空席ございますがいかがなさいますか?」

勝った。
もちろん1日程度の遅れならと了承し、多少の税金の差額を支払って用意していただいた。
これで全てのフライトが出揃い、無事に発券を終了することができた。初めてBAに電話したのが去年の12月16日、JALから最後の確認とEチケット発行のタイミングでの電話が1月31日だった。この間にBAとは9回、JALとは13回電話をしている。執念って大事。(実はここまでは2月上旬に書いている。)

4月上旬追記

このタイミングで突然、JALから電話がかかってきた。それによると北米大陸での某フライトがキャンセルになったらしい。しかも1日1往復の路線で。それ7月のフライトですよね?今4月ですよ。

幸いなことにその行き先は乗り継ぎ目的で行くだけだったので別の空港を経由するルートに無料で変更してもらった(しかもサーチャージが€25くらい帰ってきた)。

その後は少し日程変更をして出発に至ります。
JALに勝手に座席変えられたけど。

今から1フライト目。

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