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白馬クリテ

遂にレースで落車する日が来てしまった。

今まで40戦以上走ってきて1度も落車したことが無かった。
安全に対する意識は人一倍考えて、落車に巻き込まれない運があったことから、自分からコケないことはもちろん、今まで前や横を走ってる人がコケても避けたり、雨の日は誰よりもゆっくりコーナーを曲がったりして落車することは無かった。

もちろん、レースにはどうしても避けれない落車が存在するから、どんなに注意を払っても落車する時が来る事は覚悟しながら、それでも自分の経験から全ての落車の可能性を予測して注意しながら走ってきた。

それでも落車した。
なぜ起きてしまったのか、今後同じ原因で落車が起こらぬよう振り返る。

レース流れは以下になっている。
・40分程度のポイントレース(4,7,10,13,16周目がポイント周回)
・白馬day1は強烈なサバイバルレース
・先頭スタートで2周するうちに15番手くらいまで落ちる
・3周目の第一コーナーからの下り&若干左カーブで50km/h以上の速度で右端のアスファルトが無くなった箇所に前輪が落ちて1回転しながら落車

8ヶ月ぶりの学連でクラス2初クリテは救護車に運ばれDNFとなり呆気無く終わった。

落車の原因を大きく2つに分けよう
❶1つは環境的な要因
コースの右端はガードレールまでアスファルトの舗装がされておらず落ちる端に寄るとかなり危険

❷もう1つは技術的な要因
環境的な部分は自分から改善出来ない為、今回はこっちをメインで考えたい。

・落車のタイミングは第一コーナーのインターバルが終わり集団が纏まった時
→集団はかなり密で位置取りの変更が難しい
・左カーブの道
→右に寄りすぎると集団が膨れた時コースアウトの危険がある
・試走の時に道の端まで見れていなかった


上の状態の中で前に上がろうと焦っていたかもしれない。
他大学選手のコメントを見ても「焦る」というワードがかなり影響してた。
・駒大 宮本君
「反省を活かして焦らず早まらず行く作戦」
・東海大 陸君
「全てにおいて余裕を持った行動ができず、そして焦ってしまった感があります」

自分も2年前同じコースを走った反省から、同じ終わり方にならないよう無意識のうちに焦っていたのかもしれない。


怪我は打撲と擦過傷だけで済んだけど、自転車がどうなってるか。
見た感じはハンドル周りの歪みとフレームの塗装剥げくらい
ハンドル曲がったことよりフレームの塗装剥がれのが悲しい。
ヘルメットは割れたし、初めて試合で使ったジャージもボロボロだから買い替えが必要

こういう時の為に貯金してるから出費が増えることはそこまで大きなダメージじゃないけど、それでも落車のせいで貯金が減るのは悲しい。


最後に陸君が撮ってくれたお気に入りの1枚


おしまい

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